ルードヴィヒ・ベーメルマンス

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ゴールデン・バスケットホテル

ルードヴィヒ・ベーメルマンス

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784776404439
ISBN 10 : 4776404435
フォーマット
出版社
発行年月
2011年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
22cm,142p

内容詳細

セレステとメリサンド、2人の女の子はお父さんに連れられて、ベルギーの古都にある古いホテルにやってきた。ふたりのまわりに起こる愉快な出来事とは…。「マドレーヌ」シリーズの生みの親による本格的な読み物。

【著者紹介】
ルドウィッヒ ベーメルマンス : 1898年オーストリア生まれ。16歳でアメリカにわたる。ホテルで働きながら絵を学び、新聞や雑誌にイラストや記事を掲載するなどして生計を立てる。1936年に『ゴールデン・バスケットホテル』を出版し、翌年のニューベリー賞オナーブックに選ばれる。『マドレーヌといぬ』でコールデコット賞を受賞し、子どもから大人まで今もなお親しまれている

江国香織 : 1964年東京生まれ。『こうばしい日々』(あかね書房)で産経児童出版文化賞、坪田譲治文学賞、『きらきらひかる』(新潮社)で紫式部文学賞、『ぼくの小鳥ちゃん』(あかね書房)で路傍の石文学賞、『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』(ホーム社/集英社)で山本周五郎賞、『号泣する準備はできていた』(新潮社)で直木賞など受賞作多数。小説・エッセイ・童話など多方面で執筆活動をしている。また翻訳も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Hideto-S@仮想書店 月舟書房 さん

    ベルギーの古都ブルージュにある古いホテル。屋根の上に金色に輝くバスケットの飾りが目印。お父さんに連れられホテルにやってきた二人の女の子、ヘレステとメリサンドはホテルの内外で小さな冒険をします……。江國香織さんの訳で2011年4月に刊行された本ですが、オリジナルは1936年。翌年のニューベリー賞に選ばれた本。起伏が緩やかながら、当時の風景がていねいに、イキイキと描かれています。この本に登場したキャラクターが作者の代表作『マドレーヌ』シリーズに続いていくそうです。本から醸し出される空気がどことなく懐かしい。

  • NAO さん

    【2021年色に繋がる本読書会】父親に連れられて双子の女の子がやって来た、金色のバスケットの飾りがついたベルギーの古いホテル。父親が仕事で不在の間も、双子は寂しがることもなく、ホテルの息子ヤンや給仕頭と楽しい時を過ごす。話もほのぼのしていて楽しいのだが、イラストが、また、なんとも言えなくいい。双子が泊まった部屋、ホテルの窓から見た明け方の町の風景、運河を行くボート。カラーイラストのちょっとノスタルジックな雰囲気、本当に素敵だ。

  • mntmt さん

    場所は、ベルギーのブルージュ。時は、たぶん、1925年。二人の女の子がお父さんとゴールデンバスケットホテルに滞在します。ホテルの持ち主の子ども、ヤン。ホテルの支配人、カルヌヴァルさん。ブルージュ市長。みんな味がある。運河にボートに白鳥。音楽を奏でる鐘。気分が晴れやかになるお話でした。

  • 新田新一 さん

    ベルギーの古き良きホテルを舞台にした童話です。精巧な古い鐘が鳴り響き、石畳の道が広がる街の様子がきめ細かに描かれており、旅行気分で読むことができました。主人公の二人の子供が巻き起こす騒ぎが可笑しくて、ユーモラスです。自分の料理に誇りを持っているシェフのムランが私の好きな登場人物で。絶えず料理のことを考え、自分の腕を磨いています。こんな職人気質の人たちが、ヨーロッパの街を支えているのかもしれません。物語の中に出てくるムランのレモンスフレは美味しそう。ちょっぴり切ない結末がよく出来た童話にぴったりでした。

  • みよちゃん さん

    モダンな文、描写、絵、この文の量だったら縦書きが良かった。マドレーヌにも会えて、素敵な大人たちに、良い本に出会えて嬉しかった。

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