ルーシー エア / 栗木さつき

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戸棚の奥のソクラテス

ルーシー エア / 栗木さつき

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087734621
ISBN 10 : 4087734625
フォーマット
発行年月
2008年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19cm,431p

内容詳細

死んだ哲学者たちが暮らす「イデアの世界」。賭けの対象となった少年ベンは、戸棚の奥に広がるこの世界に通い、哲学の論戦に触れていくのだが…。イギリスの中高生が夢中になった哲学ファンタジー。

【著者紹介】
ルーシー・エア : イギリス・ロンドン出身。オックスフォード大学で哲学を学ぶ。現在はエチオピアのアジス・アベバに住み、執筆活動を続けている

栗木さつき : 慶應義塾大学経済学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 神太郎 さん

    装丁に惹かれて買ったが積読本になること8年。ようやく読めた。一つの命題に対する異なる意見の哲学者を対峙させ、物事というのはこれだけ色々な視点で見ることができるんだよというのを教えてくれてなかなか良かったが、小説として肝心のストーリーはややおざなりだった気が。これだけたくさんの哲学者がこれだけの事を考えていたんだよという紹介に意識が向きすぎていてメインとなるベンの物語はあまり面白い感じではない。ナルニア国物語をモチーフに戸棚の奥に哲学の世界があるとかアイディアは良かったのに、残念!!

  • ZEPPELIN さん

    学校の倫理の教科書よりも、哲学に興味を持ちやすいんじゃないだろうか。スタートからソクラテスとウィトゲンシュタインが喧嘩をし、その後も有名な哲学の問題を主人公が経験していく。何が正しく、何が間違っているのか。そもそも、常識とは本当に信用できるものなのか。答えの出ない問題を真剣に考え続けるのが哲学であり、ただ生まれ、ただ死んでいく人間という存在に少しでも意味を持たせようというのもまた哲学。そんなの時間の無駄だろうというのは禁句です

  • 棚から一つ神 さん

    最後まで読み切れませんでした。英国の中高生はすごいですね。本棚を一周して戻ってきたら再チャレンジしようかな。

  • Red-sky さん

    題名に惹かれて図書館から借りました。解りやすく哲学に議題について書かれていてなおかつ面白い!たしかにほとんどの人間が議論せずに生活しているし、そもそも議論が好きな人が少ない。哲学の話はさることながら時々でてくる有名所の哲学者の小ネタが笑いを誘ってます…。バトミントンが強いニーチェとか移動遊園地とともに旅をしているマルクスとか。

  • あまた さん

    ファンタジーで語る哲学の入門書。「ソフィーの世界」が哲学という学問についての入門書で、少しでも自分の中に哲学を持っている人にとっては目新しさのないものだったのに対し、こちらは哲学そのもの、哲学的な考え方のレクチャーを小説に織り交ぜているので、入門書としてはこっちのが面白いしお勧めだなぁ。なんであんなに受けたんだろ、「ソフィーの世界」。

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