ルーシー・レスブリッジ

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使用人が見た英国の二〇世紀

ルーシー・レスブリッジ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784562050864
ISBN 10 : 4562050861
フォーマット
出版社
発行年月
2014年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20

内容詳細

家庭を営み、ステータスを誇示するため、二〇世紀初頭の英国では、最貧困層を除くほとんどの階級、八〇万世帯が使用人を雇っていた。家事奉公人の仕事と制度を通して、家と社会の激動の時代をあざやかに描き出す。

目次 : 第1部 象徴的なしぐさ/ 第2部 神聖なる信頼/ 第3部 アンビバレンスの時代/ 第4部 虚飾と精神生活/ 第5部 新しいエルサレム/ 第6部 「彼女たちの時代はもうごめんです」

【著者紹介】
ルーシー・レスブリッジ : 作家。ロンドン在住。児童向けの伝記や歴史読み物を多数執筆してきた。2002年に上梓したAda Lovelace:The Computer Wizard of Victorian England(Who Was…?)で、BBC主宰のブルー・ピーター・ブックアワードのノンフィクション部門賞受賞

堤けいこ訳 : 翻訳家・文筆家。ロンドン大学ゴールドスミス校大学院視覚芸術学部修士課程修了。1988年から2005年のあいだに3回渡英し、ロンドンで11年暮らす。雑誌『Casa Brutus』をはじめ記事の執筆多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • massda さん

    イギリスの昔の中産階級が、本当に驚くほど家事をしていなかった。びびった。戦後に登場した便利な家電製品の呼び名が、日本では「三種の神器」だけど英国では「東方三博士の贈り物」になってたのが面白かった。ですよねえ。

  • Mana さん

    真面目な感じで読みにくいかと心配してたけどそんなこともなかった。スラスラ読めたので訳文が良かったのかもしれない。タイトルに20世紀が入っている通り、それまで当たり前だった使用人のいる生活が終わる最後の局面を語っている。参考資料として本を書いた元使用人のマーガレットパウエルやロジーナハリスンやモニカディケンズなど最近読んだばかりの著者たちが結構出てきて、他にも何人も元使用人が取り上げられているので、是非そちらも読んでみたい。

  • えあ さん

    ビクトリアン時代から、現代に至るまでの英国の使用人事情。貴族や金持ちだけでなく、事務員の家庭までもが家事使用人に頼っていた。そして、戦中戦後の使用人の成り手不足を経て、今でもフィリピン人のお手伝いさんとか、オペアとか、とにかく家事手伝いを家庭に置いてる。もう、そういう文化なんでしょうね。一方今の日本ではどんなに大変でも他人を家の中に入れるのはまだまだ抵抗があるような。でも日本の主婦は頑張りすぎで、もっと手を抜くか人に頼ってもいいと思う。家事も育児も仕事も介護もなんてやってられないよね。

  • takao さん

    ふむ

  • さく さん

    ダウントンアビーや黒執事が好きなので読んでみた。英国の華やかな暮らしの裏に、使用人の苦労がある。ノブレスオブリージュも、憐れな貧困層に仕事を与える、という建前に使われている。現代日本でも、便利で贅沢な暮らしの影に、支えてくれる誰かがいることを忘れてはいけない。戦争で時代が変わっても、みんなで金持ちになって贅沢することはできないというところに、軽い絶望がある。

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ルーシー・レスブリッジ

作家。ロンドン在住。児童向けの伝記や歴史読み物を多数執筆してきた。2002年に上梓したAda Lovelace:The Computer Wizard of Victorian England(Who Was…?)で、BBC主宰のブルー・ピーター・ブックアワードのノンフィクション部門賞受賞

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