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ミルクとはちみつ

ルピ・クーア

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784908251078
ISBN 10 : 490825107X
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

父や恋人との苦い経験の先に見つけた、甘くて大切なもの―。愛、喪失、トラウマ、虐待、癒し、そして女性であることの意味を正直な言葉で描き、20代の女性を中心に深い共感を呼ぶ、若き作家によるデビュー詩集。その作品は「すべての女性が読むべき詩人」(ハフポスト)、「同世代の声」(USAトゥデイ)と評されてれいる。「ニューヨーク・タイムズ」のベストセラーリストで1位を獲得。100万部を突破、30カ国語に翻訳されている

目次 : 傷つくこと/ 愛すること/ 壊れること/ 癒やすこと

【著者紹介】
ルピ・クーア : 作家、イラストレーター。5歳のときに母から「あなたの心を描き出しなさい」と絵筆を手渡され、描くことをはじめる。それ以来、彼女にとって自分の人生は芸術的な旅路を歩むことと等しいものになった。修辞学の学位を取得したのち、2014年に第1詩集『ミルクとはちみつ』(milk and honey)を出版。国際的な評価を受けるとともに、「ニューヨーク・タイムズ」ベストセラーリストの1位を獲得。1年以上にわたってリスト入りを続け、ミリオンセラーとなる。本書は30ヶ国語に翻訳されている。2017年に第2詩集the sun and her flowersを刊行

野中モモ : ライター、翻訳家。著書『デヴィッド・ボウイ 変幻するカルト・スター』(筑摩書房)。訳書にクリスティン・マッコーネル『いかさまお菓子の本 淑女の悪趣味スイーツレシピ』(国書刊行会)、ロクサーヌ・ゲイ『バッド・フェミニスト』(亜紀書房)、キム・ゴードン『GIRL IN A BAND キム・ゴードン自伝』(DU BOOKS)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Y2K☮

    インドで生まれ、カナダで育った詩人ルピ・クーアが21歳の時に出したデビュー作。ジュンパ・ラヒリ的なアイデンティティの揺らぎは無く、最果タヒよりも大人の芳香が匂い立つ。川上未映子が心の声をぶちまけた時に生じる常識的反発と、その後に訪れる「いや、誰かが云わなきゃいけない。彼女がこういう文章を書けるのは、普段は一社会人として我々と同様にじっと耐えてるからだ」みたいな自省が本書からも得られた。多分一般の男はこういう詩を書く女を煙たがる。支配できないから。馬鹿だね。ナマの声を素直に伝え合えばいいのに。対等こそ最高。

  • くさてる

    恋と性と、自分であることと、皮膚と体温と。

  • 奏市

    詩集を読んだのは何年ぶりか。やはり抽象的でよくわからないとこもあるが、なんかこれは素直さとかダイバーシティな先進さもあったりで面白かった。偶々訪れたフリマで、自分もたまに行く古本屋によく通うという店主が熱烈に勧めるので、買ってみた。著者はイラストレーターでもあるとのことで挿絵も多く、シーレを想い起こさせる特徴的な線描画が描かれている。詩のテーマは人生、恋愛、孤独、女、性など。変わり種では、体毛、レイプ、遺伝とか。「私が欲しいのは死ぬほど難しい人」ラナ・デル・レイを久々に聴きたくなり、かけたらマッチした。

  • j

    5歳から詩を書き始めたルピ・クーアさんの詩集(野中モモ訳)。恋や恋愛、性などエロティックな内容も純粋にストレートに表現できる、読者に想像させる文が素敵。繊細な文脈と大胆さに加え自筆のシンプルなイラストも添えてある。恋愛観は人それぞれだけどクーアさんの世界から、共感できる詩を見つけたり、面白い表現方法をメモできたのは大きな収穫。世間ではビジネスで使える型にはまった文章が重要視されがちだけど、詩のように自分の世界観を独自の表現で伝えて魅了する力も備えておきたい。

  • Jas

    とても良かったです。私は、詩が好きなんだ。今思えば、子どもの頃から自然と詩に惹かれていました。詩を読むと、自分の中にある小さな火が、確かな炎として燃え上がる。自分の気持ちを確かめるように。全ての人は完璧でなく、生まれながらにして完全体。自分に正直に、自分を大切に。さすれば他者も大切に。私は、私だけのもの。彼女のような意志の強い女性に、私は強く心惹かれるし、私もそういう女性でありたい。どこまでも根をはり、しなる木。

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