幾何学 ちくま学芸文庫

ルネ・デカルト

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480095657
ISBN 10 : 4480095659
フォーマット
出版社
発行年月
2013年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
225p;15

内容詳細

われ惟う、ゆえにわれあり。―あまりにも有名なこの「方法的懐疑」によってデカルトが企図したのは、何よりもまず数学的言明の確実性を神によって保証させるということであり、彼の哲学は数学と密接な関係にあった。本書『幾何学』は、デカルトの方法の“最重要試論”であり、『方法序説』の本論として発表された。数学者としての顔も併せ持つデカルト像をトータルで把握するための必読図書であるとともに、数式において未知量や係数に記号を使用する「記号代数」を創始した先駆的事例として、数学史上、揺るぎない価値を持つ著作。

目次 : 第1巻 円と直線だけを用いて作図しうる問題について/ 第2巻 曲線の性質について/ 第3巻 立体的またはそれ以上の問題の作図について

【著者紹介】
ルネ・デカルト : 1596‐1650年。フランス、トゥレーヌ州の法服貴族の家に生まれる。イエズス会系のラフレーシ学院でスコラ哲学や数学を、ポアティエ大学で法学と医学を学ぶ。欧州を転々としながら、科学者たちの知遇を得、数学や光学の研究に携わる。1628年以降、オランダに移住。『方法序説』『哲学原理』などの著作を遺し、近代哲学の基礎を築いた。招聘先のストックホルムにて死去

原亨吉 : 1918‐2012年。元大阪大学教授。パスカル研究により日本学士院賞・恩賜賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • nbhd さん

    意味わからなすぎて、逆に感動的なまでに圧倒された。率直にいえば「デカルトパイセンは説明ベタ」だ。パイセンが発明した解析幾何(いわゆる座標平面)とはどんなものか、と思って読んでみた本。まず「数式とはムダが一切排除された一種の美文である」といったイメージがドッテン覆される。始終ゴチャゴチャしてて、そこには美しさのかけらもない。実際、本職の数学者がどこまで理解できるかもハナハダ疑問。その一方、このゴチャゴチャ感にこそ、数学がまだ『数学』として整備されていない時代性が宿るのだと実感したから、結果、読んでよかった。

  • 葉 さん

    同値関係を表す記号は見たことがなかった。幾何学は取っていないのでどのようなものか知るためにこの本を手に取った。平面の問題や曲線の性質、アポロニウスの定理などは雰囲気だけ少しわかった気がする。パップス問題というものが注釈の中にあり、調べても理解できなかった。デカルト数学思想の形成過程として、幾何学の成立にいたるまでの歴史が書かれている。代数学から解析方法などを経て幾何学のテキストについて書かれている。

  • エヌ氏の部屋でノックの音が・・・ さん

    2013年10月10日  初版

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