基本情報
ISBN 10 : 430604582X
内容詳細
フランク・ロイド・ライトが師事し、シカゴ派の巨頭と称された建築家ルイス・ヘンリー・サリヴァン。近代建築の行く道を決定づけた名句「Form Follows Function形態は機能にしたがう」に至るパーソナリティの形成を自らつづった生涯の思索の記録。
目次 : 幼年時代/ 日ごと外を出歩く少年がいた/ そして春/ 休暇/ ニューベリーポート/ ボストン/ ニューライス中学校/ 旅/ イングリッシュ・ハイスクール/ ボストンに別れを告げて/ シカゴ/ パリ/ 田園都市/ 出会い/ 回顧
【著者紹介】
ルイス・ヘンリー・サリヴァン : 1856‐1924。シカゴ派を代表する建築家。マサチューセッツ州ボストンで生まれ、ボストン、フィラデルフィア、シカゴで学んだ後、1874年に、エコール・デ・ボザールで学ぶためパリへ渡る。帰国後、1879年にダンクマール・アドラー(Dankmar Adler,1844‐1900)の事務所に入り、パートナーとしてアドラー・アンド・サリヴァン事務所を共同経営。1871年のシカゴ大火後、多くの高層建築が建設された1880、90年代、主導的な役割を果たし、代表作である“オーディトリアムビル”(1886‐90)はオペラハウス、ホテル、オフィス機能をおさめた複合建築の先駆となった
竹内大 : 1939年鳥取県生まれ。1961年早稲田大学第一文学部中退。現在、フリーランスの編集著述業
藤田延幸 : 1948年東京都生まれ。1971年日本大学工学部建築学科卒業。同建築史研究室副手、石井桂建築研究所勤務を経て、藤田建築設計事務所主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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