完訳フロイス日本史 大友宗麟篇 8 宗麟の死と嫡子吉統の背教 中公文庫

ルイス・フロイス

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784122035874
ISBN 10 : 4122035872
フォーマット
出版社
発行年月
2000年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,334p

内容詳細

島津軍に敗れた大友宗麟は、自ら大坂に関白秀吉を訪ね、援軍を要請する。島津軍は豊後に侵入し、キリシタン宗門も豊後を追われる。宗麟は関白の九州征伐の最中に病死。嫡子吉統(義統)は改宗するも、関白がキリシタンの迫害者となると、棄教してキリシタン宗門を迫害する。毎日出版文化賞、菊池寛賞受賞。

目次 : 志賀殿が改宗するに至った端緒と動機について/ 本年、豊後での出来事について/ 豊後の妙見城で引き続き生じた幾つかのこと、および国主フランシスコがその息子たちに行なった一訓話について/ 同年、豊後で生じた他のことについて/ 本年、豊後での改宗に際して生じた幾つかのことについて/ 豊後での改宗に際して生じた他の幾つかのことについて/ 志賀ドン・パウロの改宗、および彼がキリシタンになる際の騒擾と苦難について/ ドン・パウロへの迫害と反抗について/ ドン・パウロに対する迫害と反抗が進展した次第/ 本年、府内とその田舎で改宗した人々、および嫡子の戦争における不首尾について〔ほか〕

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • タキタカンセイ さん

    宗麟の死による豊後「王国」崩壊の物語。武士からの視点ではない「外国特派員」の視点による描写がとてもリアル(あくまでキリスト教にとっての「損益」が中心の視点ですが)。秀吉からも徹底的に馬鹿にされ豊後崩壊を決定的にした吉統の無様さに対して、大友家の重臣・志賀ドン・パウロ親次のカッコよさが一服の清涼剤に。関ケ原の戦いにも参戦し95歳まで生きた波乱万丈の生涯は大河ドラマにしても面白いと思う(大友家には他にも立花宗茂という大スターがいますが)。

  • 冬至楼均 さん

    改宗にまつわる話が、何がありがたいのかさっぱりわからない。特に子供が早死にしたことを「神の恩寵」と言い切ってしまう傲慢さが。

  • うしうし さん

    1582年から大友氏改易の1593年までを記述。1586年の島津氏による豊後の侵入(臼杵城や府内炎上の様子)、87年の大友宗麟の死去とキリスト教式の葬儀の詳細、嫡子義統のキリスト教迫害などが詳細に描かれる。島津侵攻時に臼杵城に籠城していた宗麟が、城内の教会で「鞭打ち」の苦行に耽る姿(p234)が印象的だった。また、一時期府内に居住していた義統が、第72章の段階では臼杵に戻っていること(年代は明記されていない・p287)が記されていることにも注意を払いたい。

  • godubdub さん

    豊後を舞台にした歴史の最終巻。本当に悲惨。苦難にも負けずといった感じで,たくましさすら感じる。

  • もだんたいむす さん

    2013.10.23 読了

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人物・団体紹介

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ルイス・フロイス

1532年(天文元年)、ポルトガルの首都リスボン生まれ。十六歳でイエズス会に入会。63年(永禄6年)来日。83年(天正11年)、日本副管区長から「日本史」の編述を命ぜられる。秀吉の伴天連追放令の後、マカオに退去したが再び日本に戻り、97年(慶長2年)、長崎で没する。長い布教活動を通し、信長との会見は

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