完訳フロイス日本史 大友宗麟篇 7 宗麟の改宗と島津侵攻 中公文庫

ルイス・フロイス

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784122035867
ISBN 10 : 4122035864
フォーマット
出版社
発行年月
2000年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,326p

内容詳細

キリシタン嫌いの夫人を離別し新夫人を娶って、フランシスコの教名で改宗した大友宗麟は、キリシタンの理想郷を目ざし日向に進出する。島津軍と合戦史上名高い耳川で戦い、敗れて豊後へ戻る…。フロイスはこのころ、豊後で布教に従事しており、その記述は詳細をきわめる。毎日出版文化賞、菊池寛賞受賞。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • タキタカンセイ さん

    大友宗麟の改宗と豊後の落日が描かれた巻。キリスト教に終始好意的でありながら自分は異教徒であり続けた宗麟。彼は「二階崩れの乱」で父を「倒した」ことが良心の呵責として残っていたのではないか。キリスト教徒になった時、宗麟はそのことも懺悔したのかも知れない。宗麟の改宗にあわせるように彼の王国は崩壊へと向かっていく。ここらへんはシェイクスピアのようでもある。どこまでが「史実」なのかはわからないが目撃者としての「物語」は大変に面白い。自分のご先祖(と思われる方)も敵役として登場していてその最期に思わず合掌しました。

  • うしうし さん

    1563〜1580年頃までを記述。耳川合戦敗やその後の豊後国内の状況が詳しく述べられている。宗麟は海路日向に向けて出兵するものの、再婚した夫人やカブラル神父を伴い、キリシタン国建設に傾倒する。嫡子義統は野津まで出兵するが、夫人や自身の受洗を望み、再び臼杵に戻ってくる。合戦敗退の報は、夫人の受洗準備中の深夜に義統の許に届けられた。義統は敗戦までは宣教師の保護に邁進するが、敗戦後は母親(宗麟の前夫人)の影響からキリスト教迫害に転じる。まさに迫真といえる豊後国内の戦後状況が手に取るようにわかる。

  • 冬至楼均 さん

    宗麟って改宗してから落ち目になっている気がする。キリスト教が悪いというよりも、老いで判断力が鈍って宗教に嵌まってしまったというのが正しいのだろうけど。

  • godubdub さん

    やや地味になってきた。フロイスの実体験に絡む部分だけに詳細になっているのだろうけれど,通しで読んでいると,このあたりが難所のような気がする。

  • もだんたいむす さん

    2013.10.23 読了

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ルイス・フロイス

1532年(天文元年)、ポルトガルの首都リスボン生まれ。十六歳でイエズス会に入会。63年(永禄6年)来日。83年(天正11年)、日本副管区長から「日本史」の編述を命ぜられる。秀吉の伴天連追放令の後、マカオに退去したが再び日本に戻り、97年(慶長2年)、長崎で没する。長い布教活動を通し、信長との会見は

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