リーヴ・ストロームクヴィスト

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禁断の果実 女性の身体と性のタブー

リーヴ・ストロームクヴィスト

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784763408723
ISBN 10 : 4763408720
フォーマット
出版社
発行年月
2018年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
152p;21

内容詳細

スウェーデンで激しい議論を巻き起こした超問題作。女性の身体をめぐる支配のメカニズム、性のタブーに正面から挑み、笑いを武器に社会に斬り込む、フェミニズム・ギャグコミック!生理、女性器、クリトリス、女性のオーガズムについて、多くの学術研究を引用しながら、知られざる事実を紹介。

目次 : 女性器に興味を持ちすぎた男たち/ 女性器のタブー/ 女性のオーガズム/ イブたちの声―女性の身体と恥の感情/ 生理のタブー

【著者紹介】
リーヴ・ストロームクヴィスト : 1978年生まれ。スウェーデンの女性漫画家。大学で政治学を学んだ後に、イラストと研究、ポップカルチャーをミックスした作品を制作し始める。2012年、スウェーデンでもっとも優れた漫画家に与えられる「アダムソン賞」、2013年には風刺漫画家に与えられるスウェーデンの賞「EWK賞」を受賞

相川千尋 : 1982年生まれ。お茶の水女子大学大学院人間文化研究科修了。仏和辞典編集を経てフランス語翻訳者に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • yomineko@猫と共に生きる さん

    さすがフランス人女性が書いた!と思わせる本。読み友様からのご紹介本です📚魔女狩りも関係するとか。。。昔はなんでもかんでも魔女狩りの対象になっていた事が分かる。絵がシュール!!!

  • たまきら さん

    スウェーデンといえば、フリーセックスの国。私の子どものころはそんなことが堂々と紹介されていました。同時に女性がセックスを堂々と語れる国、というイメージも。最近だとフルヌードも動じないアレクサンダー・スカルスガルドとか…。それでも女性の怒りは正当で、日本とあまりかわらないのにニヤリ。クリトリス切除のエピソードはおどろきでしたが、なんなんでしょうね、女性が性的に男性より積極的なことへの男子の嫌悪感や恐怖って…自信がないとか?読み友さんの感想から。

  • タカラ〜ム さん

    女性器や女性の身体の仕組み、女性の性について語ることはタブーであるという空気があって、われわれ男性だけではなく女性自身も自分の身体のこと、自分の性に関することを話すのは憚られるのが今の社会だったりする。女性の身体について話すことがなぜタブーなんだろう。その答えがこの本にあるのではないか。ギャグコミックとして笑いの中に描かれているけど、重要な問題が提起されているようにも思う。と、まあ高尚なことを書いてみましたが、基本はギャグなので笑って読めばいいと思います。

  • kenitirokikuti さん

    スウェーデンの風刺女性漫画家の作。フォー・ビギナーズシリーズみたいなマンガ▲スウェーデンのクリスティーナ王女がインターセックス説というものがあり、60年代に墓を暴いて調査する動きがあった▲かつてNASAが宇宙探査船に載せた例のプレート(目立つ絵としては、裸の男女)、あれ女の股間は無である。陰裂を描く下絵もあったが、除かれた。いっぱんに女性器は膣(ヴァギナ)に代表され、陰核と陰唇は無視されがちである▲陰核が「豆」部分のみでなく、膣や尿道、前庭球にまで伸びて繋がる器官という知識が得られたのは1998年。

  • きのこ さん

    「500年続く不潔感と不快感!」(p.130)

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リーヴ・ストロームクヴィスト

1978年生まれ。スウェーデンの漫画家。2005年にデビュー作『脂肪分100%』が大ヒット、『チャールズ皇太子の気持ち』(2010年)、『栄華と凋落』(2016年)などの作品で、スウェーデンを代表する漫画家、文化人としての地位を確立

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