リチャード・バック

人物・団体ページへ

かもめのジョナサン 完成版

リチャード・バック

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784105058050
ISBN 10 : 4105058053
フォーマット
出版社
発行年月
2014年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
170p;20

内容詳細

伝説のかもめが帰ってきた! 幻の最終章、ついに世界公開。全世界で四千万部を売ったベストセラーへ新たに加えられた奇蹟の最終章――。「飛ぶ歓び」「生きる歓び」を追い求め、やがて精神世界の重要さに気づいたジョナサンだが、彼が消えた後、弟子のかもめたちはジョナサンの神格化を始める。教えの形骸化、自由の圧殺、やがて……。いま開かれる、自由と意志と救いの扉。五木寛之渾身の〈創訳〉が、あなたを変える。

【著者紹介】
リチャード・バック : 1936年米国イリノイ州生れ。元米空軍の戦闘機パイロット。除隊後、地方巡業の曲芸飛行家や、整備士として働いた。1970年発表の『かもめのジョナサン』が世界的ベストセラーになる。2012年に自身が操縦する小型飛行機の事故により瀕死の重傷を負ったことが、『かもめのジョナサン』最終章発表のきっかけとなった

五木寛之 : 1932年福岡県生れ。早稲田大学中退後、編集者、ルポライターなどを経て、『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞、『青春の門 筑豊篇』ほかで吉川英治文学賞、『親鸞』で毎日出版文化賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • のっち♬ さん

    ひたすら純粋に飛ぶことの喜びを追求した結果群れから追放されたかもめのジョナサンをめぐる物語。それは精神世界における一つの境地に達するもので、周囲の崇拝を生むことになるのだが、彼が去ると偶像化に拍車がかかっていく。「噂というやつは、誰かを悪魔にしちまうか神様にまつりあげてしまうかのどちらかだ」とあるように、ここでは目的と手段の逆転により思想が廃れて形骸化する信仰のジレンマを映し出している。一人が自由を求めてはじまった物語が世界の自由の扼殺に着地するのだ。「おとぎ話が進む」現状への警告と希望が込められた寓話。

  • 新地学@児童書病発動中 さん

    文庫版の『かもめのジョナサン』は大好きで、一時期繰り返し読んでいた。完成版には新たな章が付け加えられて、深みと苦みが増していると思う。私にとってこの作品の一番の魅力は、ジョナサンが空を飛ぶときの興奮と喜びが、生き生きと描かれていることだ。ジョナサンと一体となって実際に空を飛んでいる気持ちになるのだ。空を飛ぶ描写が真に迫っているのは作者のパックが飛行機乗りだったからだろう。作者の主張が強く前に出てくる箇所は印象に残らないが、生きることは喜びであると言うメッセージには深く共感する。

  • Hideto-S@仮想書店 月舟書房 さん

    「これから自由について学ぶために、毎日3時間『自由マニュアル』をお勉強します。ではマニュアルの386頁を開いて下さい……」。40年の時を経て“幻の第4章”を加えた『完成版』が出版された背景を推測すると、こんな感じだったのかも知れない。想像力の翼を広げて何物からも自由であろうとしたかもめの物語。『完成版』最終章では、孤高の存在だったジョナサンは『カリスマ』となり『教祖』に祀り上げられ、再び自由を取り戻すための挑戦を始める。自由の象徴が人々の行動を規定する教義となる皮肉。ファンタジーは現代的な物語となった。

  • mariya926 さん

    なかなか人気のある本ですが、何がいいたいのかはハッキリ分かりませんでした。人間も毎日努力していれば成長できる、ということなのでしょうか?特に解説がスゴかったですが、難しかったです。

  • Mumiu さん

    昔父が買った1974年版を読んだ時、今の1/3も生きていなかったわたしはどう感じたんだろう。懐かしみを感じながらどう完成したかを見たくて手に取った。そして永らくの時を経てわたしはどこへ行こう?こうして過ごしている時間に無駄なモノなんてない、そう思っているけれど、こうありたい自分になるためにちゃんと与えられた時間を使いたい。たまにはそんなことを考えるのもいい、そんな気分になる。みんなはどんな風に感じるんだろう?

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

リチャード・バック

1936年米国イリノイ州生れ。元米空軍の戦闘機パイロット。除隊後、地方巡業の曲芸飛行家や、整備士として働いた。’70年発表の『かもめのジョナサン』が世界的ベストセラーに。2012年に自身が操縦する小型飛行機の事故により瀕死の重傷を負ったことが、『かもめのジョナサン』最終章発表のきっかけとなった

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品

HMV&BOOKS onlineレコメンド