無痛の子 小学館文庫

リサガードナー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094064896
ISBN 10 : 4094064893
フォーマット
出版社
発行年月
2018年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
586p;15

内容詳細

いくつもの小さな皮膚片が剥がされた女性の遺体。女刑事D・D・ウォレンは現場検証中に階段から転落し、大怪我を負う。ペインコントロールのために訪れた医院で出会った精神科医アデラインは先天性無痛症を抱え、それ故に痛みを専門にしたという。やがて第二の事件が発生、ふたつの事件の類似性を辿ると四十年前の連続殺人事件が浮かび上がる。犯人はアデラインの実父であり、彼女の姉もまた悪名高き殺人鬼だった。米国ベストセラー作家の傑作『棺の女』の前日譚。残酷な運命の下に生まれた女医と手負いの女刑事の執念を描く、ドラマティックスリラー!

【著者紹介】
リサ・ガードナー : 1993年ペンシルヴァニア大学卒業。在学中から別名義でロマンス小説を執筆。1998年、リサ・ガードナー名で『素顔は見せないで』を発表。以後、主要各紙のベストセラーリストの常連に

満園真木 : 東京都生まれ。青山学院大学国際政治経済学部卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ★Masako★ さん

    ★★★★☆ 「棺の女」の前日譚。窒息死させられたうえ、皮膚を細く剥がされた女性の遺体が発見される。女性刑事D.D.ウォレンは、一人で現場検証中に何者かに階段から突き落とされ大怪我を負う。痛みの治療の為に訪れた病院でD.Dの担当になったのは、先天性無痛症を抱えた精神科医のアデライン。彼女の亡き父親はシリアルキラー、刑務所で服役中の姉はサイコパスだった。D.Dはアデラインの協力の下、犯人を追うが…。姉の夢、アデラインの夢。過酷な運命の中で生きてきた姉妹の結末とエピローグには涙😢 今作も夢中になって読んだ♪

  • ざるこ さん

    リボン状に剥がされたいくつもの皮膚片。シリアルキラーの父の罪に酷似する殺人事件は模倣犯の仕業なのか?先天性無痛症で医者のアデラインと父親の遺伝子をそのまま受け継いだような姉シェイナ。数々の殺人を犯した姉と痛みを感じない妹は対極にいるようだけど双方から伝わってくるのは圧倒的な孤独感。抗えない衝動と治ることのない病。普通であることが出来ない姉妹。真犯人が導き出された時、シェイナの言葉「血は愛」の意味を理解する。熱血女刑事D.Dと共に無力さを味わう結末。ご都合展開が気になりながらもグイグイ読まされました。

  • 星落秋風五丈原 さん

    自宅のベッドで殺された女性の遺体からは、小さな皮膚片がいくつも剥がされ、持ち去られていた。現場を検証していたボストン市警殺人課の女刑事D・D・ウォレンは、何者かの気配を感じたはずみに階段から転落し左肩に大怪我を負う。リハビリ中ペインコントロールのためにクリニックを訪れたD・Dは、精神科医の女性アデラインに出会う。先天性無痛性であるが故に「痛み」を専門にした。D・D・ウォレンが拉致監禁を生き抜いたフローラと出会う『棺の女』前日譚。『棺の女』でD・Dがフルで復帰できていないのはこの時の怪我が治っていないから。

  • あさうみ さん

    ドラマチックな展開でした!無痛症という稀な題材も興味深い。犯人にも翻弄された。家族の絆、固唾を飲んで最後のエピローグを見守った。DDも女精神科医も好きキャラで魅力的です。あと、DDの犯罪学者な夫が素敵すぎるので、馴れ初めが知りたい…!

  • むつこ さん

    「棺の女」の前のお話。それでもシリーズ7作目にあたるそうなので地元ではたいへん人気があるのだなと思う。題名「無痛の子」、意識したことのない無痛の病に驚くばかり。殺人犯の父親と姉を持つヒロイン・アデラインは精神科医になり主人公・D・Dと出会う。D・Dもいいけど相棒のフィルはもっと好き。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品