ラリー・バークダル

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ナゲキバト

ラリー・バークダル

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784751521991
ISBN 10 : 4751521993
フォーマット
出版社
発行年月
2006年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,127p

内容詳細

私は9歳の時、両親を事故で亡くし、祖父に引き取られた。祖父は優しく、時には厳しく、「生きる」ということを教えてくれた…。口づてに読み継がれてきた珠玉の名作を改訳新装。深く、静かに胸を撃ち抜く物語。

【著者紹介】
ラリー・バークダル : アメリカのユタ州オレム市在住。『ナゲキバト』(あすなろ書房)でデビュー

片岡しのぶ : 和歌山生まれの岩手育ち。国際基督教大学教養学部卒業。翻訳工房パディントン&コンパニイを夫と共同主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • (C17H26O4) さん

    人はかなしい。時に大きな代償を支払うまで、大切なことには気づかない。嘘の魅力に抗って正直であり続けることは難しい。人はしあわせだ。機会を与えられ、結果を引き受けることの厳しさを身をもって知ることができる。生かされ生きていくうえで大切なことを学ぶことができる。祖父の厳しくも深い愛に満ちた教えが、心の深いところをゆさぶる。多くの真実の言葉が、温かな灯火のように静かに心にともる。その灯火はきっと、読んだ者の心のどこかでずっとずっと消えない。

  • アン さん

    両親を事故で亡くし、祖父のもとで暮らす少年ハニバル。彼はある日、好奇心から思わぬことを起こし厳しい選択を迫られることに…。良心の呵責と罪悪感、生命の尊さ、責任の重さ。彼は両親の思い出を胸に、祖父のあたたかい愛情に包まれ人生において大切なことを学んでいきます。自分を支えてくれる愛。生かされているという意義。ラストで祖父の秘められた過去が明かされると、胸がいっぱいになります。行く道を照らす光を見失わなければ、人生をやりなおすチャンスが訪れ素晴らしい明日に繋がると、静かに力強く伝えてくれる物語。

  • あっか さん

    読メで感想を見かけて気になった1冊。まさかポップが…!ラスト3行に胸を打たれる。両親を交通事故で亡くした9歳の主人公と、祖父ポップが心を通わせる物語。ポップが話してくれた教えはその都度ジーンと身に染みて来たけど、最後まで読んだ時、どんな気持ちで話してくれていたんだろうか…とさらに涙が滲んだ。特にナゲキバトのシーンは忘れられない名シーンだと思う。「西の魔女が死んだ」のような読了感です。読み仮名はないけど、130ページ足らずで字も大きく読みやすいので児童書なのかな。いつか子どもたちにも読んで欲しいなあ。

  • naoっぴ さん

    幼くして父母を亡くしたハニバルと、彼を育てた祖父との交流。平易なことばで語られる祖父の教えは大きな愛にあふれ、人が生きることの意味を諭してくれる。神に祈ることの意味、苦しみの意味、嘘をつくこと、命の尊さ。こんなふうにひと言の文字にすると陳腐で安っぽくなるけれど、深い真実が物語の中でしっかりと息づいている。祖父は不良少年のチャーリーを見つめる目さえ温かい。その理由を最後に知り、大きな感動のため息とともに本を閉じた。若い人たちにも是非おすすめしたい珠玉の物語。

  • はる さん

    素敵な本に出逢えました。両親を亡くした少年と、彼を引き取って育てることになった祖父との思い出の日々。生きていくことは素晴らしい。たとえ時には哀しくつらいことがあったしても。本当に大切な事は何か。無理やりではなく、静かに愛情をこめて孫に教える祖父。この距離感がとてもいい。しみじみとした読後感が心地よい良質の作品。

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ラリー・バークダル

アメリカのユタ州オレム市在住。『ナゲキバト』(あすなろ書房)でデビュー

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