ラモーナ・オースベル

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生まれるためのガイドブック エクス・リブリス

ラモーナ・オースベル

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784560090411
ISBN 10 : 4560090416
フォーマット
出版社
発行年月
2015年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
238p;20

内容詳細

「誕生」「妊娠」「受胎」「愛」を主題に、思いもよらない出来事に遭遇してとまどう人々を温かい筆致で描く。米国で大絶賛の新星による、チャーミングな傑作短篇集!

【著者紹介】
ラモーナ・オースベル : 米国ニューメキシコ州サンタフェ出身、カリフォルニア州在住。カリフォルニア大学アーヴァイン校の創作科にて修士号取得。2012年に発表されたデビュー作No One Is Here Except All of Usは、第二次世界大戦下のルーマニアのユダヤ人の村を舞台とする長篇小説である(著者の祖母の体験から着想を得たとのこと)。その後、『ニューヨーカー』誌や『パリス・レビュー』誌などに短篇小説を発表し、ベスト・アメリカン・ショート・ストーリーズ、プッシュカート賞、フランク・オコナー国際短篇賞などにノミネートされる

小林久美子 : 1978年東京生まれ。ミシガン大学アナーバー校大学院博士課程修了。法政大学文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • miyu さん

    「誕生」「妊娠」「受胎」「愛」という4つのシーンが続く。本来の人生とは逆な順がむしろ心に残った。このうちの「愛」しか体験したことのない自分が本当に彼女たち(あるいは彼たち)の物語を理解できたとは言えないかもしれない。それは生きていく上では原始的ステージだからゆえに実際は難しくもあるはずだ。でもどの物語もとても分かりやすく共感が持てた。夢と現実が普通に共存しているような不思議な感覚だ。最初の物語の印象が強いせいか確かに段々飽きてしまう点は否めない。しかしだとしても私には珠玉の作品たちだった。かなり好きだ。

  • りつこ さん

    なるほどエイミーベンダー絶賛。生まれる、産むというテーマで編まれた短編集。でも決して妊娠小説(!)ではなく、むしろ大人になりきれない人たちが身動きが取れず立ち尽くしてるような作品が目立つ。なかなかイタイ作品が多いが私は好きだな。二作目はどんな作品になるのか、それが気になる。

  • ののまる さん

    不思議な短編集で、ちょっと気が散ると、あれ、何だっけ?って一緒に思考が飛んだりするんだけど、心ではああ、そうね。と思う。「ポピーシード」は最後くーっと涙腺にきた。こういうの、よくわかる。

  • erierif さん

    『安全航路』『引出し』が好き。エイミー・ベンダー系の歪で未熟でゆれ動く年頃の登場人物たち。猫好きには閲覧注意というか…ホラーと言っていいほどの奇想の設定。しかしらひらりひらりと忘れかけた未熟な頃をはっと思い出させる短篇ばかりだった。猫とアザラシの話はほんとに辛い。でも子供は大人に支配されている。その壁を打ち破る必要があるんだなって物語を通して教えてくれたような気がする。自立、未熟、愛、信頼…大人たちもいつもいつでもほしくて探している。

  • ぱせり さん

    少し冷静になって考えてみれば、「誕生」も「妊娠」も「受胎」も「愛」も、かなりグロテスクなものではないだろうか。その奇妙さ、というよりも気味悪さに、目をひそめつつ、見守り続ければ、見えてくる。美しい、と思うようなものが、祈りのようなものが、静かに生まれている。混沌のなかで、ほとんど希望と名付けたいようなものが、今生まれ出ようとしているのだと思う。

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ラモーナ・オースベル

米国ニューメキシコ州サンタフェ出身、カリフォルニア州在住。カリフォルニア大学アーヴァイン校の創作科にて修士号取得。2012年に発表されたデビュー作No One Is Here Except All of Usは、第二次世界大戦下のルーマニアのユダヤ人の村を舞台とする長篇小説である(著者の祖母の体験か

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