ラモー、ジャン=フィリップ(1683-1764)
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ラモー、ジャン=フィリップ(1683-1764) レビュー一覧

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商品ユーザーレビュー

82件
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  • ラモーの魅力のエッセンスが凝縮された好個の一枚で、...

    投稿日:2022/09/10

    ラモーの魅力のエッセンスが凝縮された好個の一枚で、収録時間約60分があっという間に過ぎてしまいました。バッハと同時代ながら全く傾向が異なり、劇場的な生命力と愉楽に満ちているとともに、響きが斬新でさえあります。最大の功績者はミンコフスキですが、器楽・声楽とも秀逸です。録音も大変優秀ですので一聴をお勧めします。

    好事家 さん

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  • クルレンツィス、って誰?と思いながら、ラモーは好き...

    投稿日:2021/07/18

    クルレンツィス、って誰?と思いながら、ラモーは好きな作曲家なので演奏者は関係なく購入した記憶があります。ミンコフスキと同じような構成のアルバムですが、初めて聴いたときの衝撃はかなりのものでした。テンポ、リズム、何よりも音楽の流れが生きている。朝の出勤準備のBGMで重宝していた時期がありました。退職した今は少し聴く機会が減りましたが、すべてのアルバムが注目盤という期待を裏切らないクルレンツィス初期の名盤です。

    白文鳥 さん |60代

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  • ハープシコードの演奏は、大きく分けて装飾を多用する...

    投稿日:2021/07/14

    ハープシコードの演奏は、大きく分けて装飾を多用する演奏家とあまり使わない演奏家がいると思います。フランスの演奏家で言えば、ドレフュス女史は使わないほうであり、ランヌーは装飾を多用する方であると思います。ランヌーの演奏は、装飾を多用しても、その曲の構造やメロディーラインを曖昧にすることがなくて良い。表情が豊か。 このラモーは、2枚のCDで5組あるラモーの組曲の4組をカバーしており、充実度が高いと思います。

    ばんどうくじら さん

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  • ミンコフスキ&ルーヴル宮音楽隊による実演は、唯一、...

    投稿日:2021/02/27

    ミンコフスキ&ルーヴル宮音楽隊による実演は、唯一、ハイドンの記念年のモーツァルト週間で、ザルツブルク・モーツアルテム音楽院ホールでのハイドン・モーツアルテムの演奏会でした。ミンコフスキ&ルーヴル宮音楽隊による実演が新鮮だったので、HMVで検索してみたところ、ラモーのシンフォニーに当たり購入して驚きました。モーツアルテムよりも以前にこんな新鮮な曲があるのかと!ご一聴をお勧めします。

    kazu1949 さん |70代

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  • ミンコフスキ&ルーヴル宮音楽隊による実演が新鮮だっ...

    投稿日:2021/02/27

    ミンコフスキ&ルーヴル宮音楽隊による実演が新鮮だったので、HMVで検索してみたところ、ラモーのシンフォニーに当たりこれもまた驚きだったので、ミンコフスキ&ルーヴル宮音楽隊によるラモーのDVDを検索したところ、歌劇『プラテー』に当たりました。音楽も新鮮だし、ストーリーもおもしろく家族で爆笑しながら見てしまいました。一見をお勧めします。

    kazu1949 さん

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  • 非常に優れた出来栄えのラモーのクラウザン曲集です。...

    投稿日:2021/02/13

    非常に優れた出来栄えのラモーのクラウザン曲集です。 この曲のピアノ演奏では、すでにメイエルのモノラル盤やヒューイット盤がありますが、比べてみると大変面白いです。組曲中1724年作曲のEマイナーの曲は、25分程度の曲ですが、大変有名な曲ですのでクロスランドだけではなく、上記二人も録音の中心に据えています。 メイエルはその時代を反映してか、大変ロマンチックですが、さすがにロンの門下生だけあってフランスのエスプリがあります。 ヒューイットはいつもの流麗な草書体。対してクロスランドは知的な行書体で迫ります。クロスランドという人は、バッハの平均律の録音でも示されているとおり、年齢的には中堅ですが、かなりのヴィルトゥオーソです。このため、聴いていて何のストレスもなく、大変気持ちが良い。オーソドクスな演奏ですが、表情が豊かで大変美しい演奏です。 この盤は、ラモーのクラウザン曲集のこれからの第一選択、スタンダードとなるべき演奏と思います。

    ばんどうくじら さん |70代

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  • 目立たないが、とても好感の持てる演奏と思います。J....

    投稿日:2019/11/20

    目立たないが、とても好感の持てる演奏と思います。J.P.Rameauのクラブサン全集は少し前にM.Esfahaniの鮮烈きわまりない演奏が忘れられませんが、このBertrand Cuillerの全集は発売時期もEsfahaniとそう離れておらず、どちらも新進気鋭の若手チェンバロ奏者ということで、どうしても比較したくなるのが人情ですが、同じ若手が同じクラブサンを弾いてもこれだけ違うのか、正直ちょっと驚きでした。ナント生まれ、生粋のフランス出身であるCuillerの演奏は、テンポ、リズムなどEsfahani同様新鮮で現代的ではあっても、その演奏の微妙なニュアンス、フレーズの歌い方、リズムの揺れなど、非常に細やかで繊細、月並みな言い方ですがやはりフランス的としか言いようの無いエスプリに満ち満ちており、逆にCuillerを聴くとEsfahaniのRameau演奏に足りなかったものは何か、よく判るように思います。その味わいの特質が最もよく判るのは、1724年のPieces de Clavessinの諸曲で、La Rappel des oiseaux, Rigaudons, Tambourin, Les Soupirsなど、フランスに生まれ育った芸術家でなければおそらく出せない自然な息遣いに溢れ、限りなく魅力的です。。その一方で、CD後半のNouvelles Suites de Pieces de Clavessinに含まれる、非常に構造的な曲ーGavotte et Doublesなどーにおいては、全体の構造の厳格な把握が今一つで、聴いていて一本調子で疲れる瞬間も散見され、ここらへんはEsfahaniの現代的かつ構築的な演奏や、Peter Jan-Berderの広範な歴史的素養と経験をベースにした演奏には及ばないと言えるかも知れません。しかしながら、それでもこれだけ繊細な味わいを有するRameau全集は、決してそう多くはないことを考えると、貴重な良演集と言えるのではないでしょうか。今後におおいに期待したい演奏家であり、バロック音楽がお好きな方には、一聴していただく価値が十分あると思われます。

    mimi さん

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  • Mahan Esfahaniのこれまでの録音の中で最も素晴らしい...

    投稿日:2019/05/31

    Mahan Esfahaniのこれまでの録音の中で最も素晴らしい仕事かも知れません。Rameauのクラブサン全集録音は、F.Couperinなどに比較して曲数がそれほど多くなく、またはるかに近代的であるため、ピアノによるものも含めてこれまで決して少なくありませんでしたが、他の評者も指摘されるように決定版と言える演奏は無かったように思います。自分も過去のRameauクラブサン全集録音の一部しか聴いてませんが、それでも録音の良さも含め、こんなに魅力的な全集は初めてです。実は最初に聴き始めた時、Rameau最初期(20歳そこそこ)のイ短調組曲においては、やはりまだ一本調子で味わいが乏しいかな、と感じた瞬間はあったのですが(Pinnockの再録音などに較べ)、聴き進めるにつれ、Esfahaniの明確な構造を表出する主張のはっきりした新鮮な演奏に引き込まれていきます。Rameau壮年期のホ短調、ニ長調組曲、その中でもいくつかの有名曲(Le Rappel des Oiseaux, Tambourin, Rigaudons1/2, L’Entretien des Muses, etc)は、瑞々しい詩情と近代的な生命力を漲らせた、これ以上ない名演奏。後半の2組曲においても、とても一本調子とはほど遠い、明確な和声感覚と構造にRameauの音楽本来の魅力であるピンと張りつめた情緒をまとわせた表現した好演奏であり(Le Triomphante, Gavotteなど!)、Peter Jan Belderの全集を録音の面だけでなく、完全に上回っているのではないでしょうか。決してフランス的とは言えない演奏かも知れないし、このような現代的なRameauを好まない方もおられるかも知れませんが、それでも確かにRameauの音楽の本質的な魅力を確かに捉えた良演奏であることは確かで、多くの方にお薦めする価値があると思います。

    mimi さん

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  • カフェ・ツィマーマンの通奏低音奏者フリッシュが甲斐...

    投稿日:2019/02/02

    カフェ・ツィマーマンの通奏低音奏者フリッシュが甲斐甲斐しい 彼女のラモーを堪能した 五つあるクラヴサン曲集(組曲)から第1第2そして第5番を弾く 三つの組曲の特徴が鮮明に描出されている 第1番は徐に語るが如く歌い出し次第に転がりだす球ように快走する心地よさ 第2番は奏法を巧ませてラモーの工夫と心意気が映える 最後の5番はいっそう創造の翼を広げ自由に翔び回る豊かで大きな世界がある ラモーの鍵盤楽曲の発展が一望できる 典雅とユーモアと人が持ち合わせたい心映えが広がる音像をフリッシュは明快にそして何よりも軽やかに描いていく 煩くないクラヴサンを愛する あなたも如何   

    風信子 さん

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  • フランス・バロックの精華”ラモー”の舞台音楽集はブ...

    投稿日:2018/09/18

    フランス・バロックの精華”ラモー”の舞台音楽集はブリュッヘンの最大の遺産だ それは彼のリコーダーの世界に近似して ブリュッヘンの感性と音楽の言葉を直截伝えている ハイドンやモーツァルトを中心とした所謂ドイツ音楽を中心としたオーケストラ活動だったが ブリュッヘンの心の襞に寄り添う音楽はラモーだったと思う そして何よりも今は失われて二度と戻らない宝珠はブリュッヘンが指揮する18世紀オーケストラだ 20世紀晩期の奇跡だった 彼らの演奏を聴かなかったら わたしはハイドンやラモーの美と世界を知らずに生涯を終えただろう そして優れた音楽と演奏だけが 世界のそして人の真相を見せてくれ それが愛すべき凡てなのだと教えてくれた その智と情を感得できたからこそ生きていく意が自覚できた 芸術とはかくも強く優しいものだ 彼らの演奏を目の当たりにできなかった人は不幸だが せめてこうして残され聴くことが出来る録音を良い音で再生して思いを馳せては如何 

    風信子 さん

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ありがとうございました

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