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ISBN 10 : 4000237381
Content Description
第2次世界大戦の結果、東プロイセンのドイツ人は追放され、ソ連各地から来た移住者が新しい都市を建設することになった。廃墟のなかに「外国の息吹」を感じ、街の歴史に関心を抱く人びと。しかし、1945年以前の歴史を問うことは許されない。過去を抹消しようとする権力と、「わが故郷」への愛着を育みはじめた人びとの相克。冷戦終結後、開放された街にドイツ人たちが到来し、新旧の住人たちが出会うことになる―。
目次 : 第1部 ケーニヒスベルクの時代(ピョートル大帝からロシア革命まで/ ロシア革命から第二次世界大戦まで)/ 第2部 カリーニングラード州の成立(第二種立入禁止地区/ 残留ドイツ人/ ソヴィエトの移住者たち―カリーニングラード州への大規模移住/ スターリンのカリーニングラード州建設計画)/ 第3部 スターリニズム末期のカリーニングラード(新たな都市 新たな生活―移住者たちの日常生活/ 戦後カリーニングラード州農村の日常生活/ ドイツ人のドイツへの強制移住/ 戦後、スターリン期における「プロイセン的精神の追放」のための闘い)/ 第4部 ポスト・スターリン期のカリーニングラード(ポスト・スターリン期の記憶政治/ ペレストロイカとその後―カリーニングラードの開放)/ 結語 遺産はいかに扱われたのか―結論に代えて
【著者紹介】
ユーリー・コスチャショーフ : 1955年生。イマヌエル・カント記念バルト連邦大学(ロシア)教授。専門、カリーニングラード史、南スラヴ諸民族史
橋本伸也 : 1959年生。関西学院大学文学部教授。専門、ロシア近現代史、バルト地域研究
立石洋子 : 1980年生。成蹊大学法学部助教。専門、ロシア・ソ連史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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まると
読了日:2019/07/28
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読了日:2019/03/10
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