ユッシ・エーズラ・オールスン

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特捜部Q-カールの罪状-ハヤカワ・ミステリ

ユッシ・エーズラ・オールスン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784150019921
ISBN 10 : 4150019924
フォーマット
出版社
発行年月
2023年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
552p;19

内容詳細

ひとりの女性が60歳の誕生日に自殺した。殺人捜査課課長ヤコプスンは、彼女が不審な爆発事故に巻き込まれて32年前に亡くなった男の子の母親だと気づく。それを発端に、事故や自殺に見せかけた同様な不審死が二年ごとに起こっていた。次の不審死も近いうちに起こることが明らかとなり特捜部Qのメンバーは必死で捜査を続ける。一方カールの自宅から大量の麻薬と現金が見つかる。警察の麻薬捜査班により、カールがあの未解決事件の重要参考人になっているとヤコプスンは知らされる―。シリーズ最終章目前の第9弾。

【著者紹介】
ユッシ・エーズラ・オールスン : 1950年、コペンハーゲン生まれ。ミステリ作家。北欧、ヨーロッパで絶大な人気を誇る。本シリーズで北欧最高峰の「ガラスの鍵」賞を受賞している

吉田奈保子 : 1974年生、立教大学文学部ドイツ文学科卒、ドイツ文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 雅 さん

    久々に読んだシリーズですが、スリリングでグイグイ引き込まれる。特捜部のメンバー達の抱える部分も気になるところ。次作が待ち遠しい。

  • stobe1904 さん

    【シリーズ第9弾】楽しみにしている特捜部Qシリーズ。コロナ禍の中、32年前に起きた爆発事件の捜査をきっかけにして2年毎に起きたとおぼしき連続殺人事件を追い始める特捜部Qの面々。中盤までは過去の事件のつながりを点として繋げていく地道な捜査が進む一方、後半は一転して殺害のタイムリミットが迫る中、アクションの連続で最終盤に向かうパワーに圧倒される。特捜部Qメンバーの個性も際立っているが、何よりサイコパスの犯人のインパクトが強烈で抜群に面白い小説になっている。次作はシリーズ最終章とのこと、待ちきれない。★★★★★

  • キムチ さん

    サスペンスは一気読み・・の私。シリーズ完了間近という触れ込みもあり、一字一句舐めるように読んだ。いやぁ、満足。7,8作が退屈で「もはや、北欧物は厭いた?」とすら情けなくなったのに。究明未了に終わった大きな謎をさておいての今作。理系エリートの暴走というか・・粛清という御旗の下の聖戦は余りにもキリスト教欧州的観念の舞台。時空スケールの広がりは読み手の好奇心を擽りまくる。悲惨なハーディ、不安定環境のアサド、ローセが常識っぽく・・Q面々。随所で筆者一流のユーモアを配し、読む方は楽しい。キリスト教の考えを教示頂いて

  • kaoru さん

    特捜部Qシリーズ最新刊。社会に害を及ぼす輩が連続して殺害された事件に挑む特捜部Q.だが私生活でやっと幸せを得たカールに過去の事件を巡って思いもよらぬ嫌疑がかけられる。家族のトラウマに悩むアサド、ローセやゴードンがコロナ禍のもと団結して事件の解決を目指す。いじめや虐待を放置する社会の歪みとそれを正そうとする極端な正義感を持つ人々が怖い。エゴイズムや知性の減退、拝金主義,移民問題など今のデンマークを描いてそのまま現代社会への批判になっている。次作が最終話だそうだが、このシリーズの愛読者としては何とも寂しい。

  • reo さん

    このシリーズ第一作目「檻の中の女」から読み始め、七作目「自撮りする女たち」で、父親とのトラウマから精神に異常をきたしたローセの壮絶な過去を掘り起こし、彼女の『Q』復帰が叶うのかと気を持たせ❓八作目の「アサドの祈り」ではフセイン政権のもと、戦乱のイラクからデンマークに逃れて来たアサド。彼がイラクに残してきた家族はどうなるのか❓で、この九作目「カールの罪状」ではカールの自宅の中二階から大量のコカインとキャッシュが見つかる。が、ただしこの話がメインではない、これは最終回十作目にお預けらしい。いや〜面白かった😄

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