モーラン(1894-1950) レビュー一覧
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投稿日:2021/03/13
チェロ協奏曲はチェリストであった妻のために書かれた曲。いかにもイギリス的な民謡風な美しいメロディも登場しますが、どちらかというと哀愁の色が濃厚です(エルガーのチェロ協奏曲ほどではありませんが)。諦念と憧れが入り混じったような緩徐楽章は特に美しいです。セレナードは生前も人気のあった曲のようで快活で親しみやすい曲です。
ISO さん
投稿日:2013/10/29
アイルランド系らしく、お酒を愛し、パブで飲んで暴れては、民謡を収集。戦争で、頭をやられてしまい、最期には、嵐の中出かけて、橋から落ちて命を落としてしまったモ―ラン。当時は、時代遅れと言われようが、アイルランド民謡を愛し、楽譜に託した。田園作曲家なんて、とんでもない。悲喜怒狂、こもごもの作品群。イギリス民謡と、言われているものに、実は、アイルランドがルーツ、と言うものは多い。ハロウインもそうらしい。とあれ、イギリス人が取り上げてくれないと、クラシックの世界では、聴く事が出来ないのが、現実。古くは、夜想曲の創始者ジョン・フィールド、ハーティ、スタンフォード、サリヴァン、ヴォーン・ウイリアムスはもちろん、エルガー、ブリテンも、魅せられた豊かな伝承音楽世界。楽しく、哀しい、奥は深くて、シンプル。こんな音楽が、身近にあっては、イギリスから、著名となる作曲家が出て来なかったのも、むべなるかなと、思わせてしまう。今持って、音楽の源資。
sunny さん
投稿日:2010/07/24
大作の交響曲の音楽は「晦渋」することなくよく流れる。シンフォニエッタの方はさらに流暢である。エルガー以後の「イギリス音楽ルネサンス楽派?」の作曲家の曲を聴くことはかなりの努力も必要なことも多いが、モーランには才気を強く感じる。20ページほどの簡単な伝記を読んだが、この波瀾万丈な作曲家の人生は映画にもなりそうな人である。酒癖が悪かったそうであるが何となく親しみを感じる。
古関さん さん
投稿日:2006/11/05
ヴォーン・ウィリアムスやバックスとは違う美しさがあります。もっと聴かれても良いのでは!!
zhihong さん
投稿日:2004/11/21
針音はたっぷりだが、そこから聴こえてくるモーランのコンチェルトは大変感動的。サモンズにとっては初演に続く2回目の演奏会のライブ録音であったが、この録音の直後、サモンズはパーキンソン病で演奏活動中止に追い込まれており、そういった意味でも大変貴重な記録と言える。
Boult さん
投稿日:2000/11/04
サモンズはどこまでも真摯な演奏家だったのだなぁ、 と思わせられる録音。 決してオーバートークに陥らず、作品に音楽を語らせようとする演奏に、彼の真髄を見る。
モンテスト さん
投稿日:2006/07/13
フランスの影響を受けたイギリスの作曲家。繊細でひなびた音世界がすばらしい。ドビュッシーや、ラヴェルの室内楽が好きならとりこになること間違いなし^^bアイルランド民謡などを素材に使ってる分もっと聞きやすいかな?
takesan さん
投稿日:2004/11/21
針音はたっぷりだが、そこから聴こえてくるモーランのコンチェルトは大変感動的。サモンズにとっては初演に続く2回目の演奏会のライブ録音であったが、この録音の直後、サモンズはパーキンソン病で演奏活動中止に追い込まれており、そういった意味でも大変貴重な記録と言える。
Boult さん
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