The Mozart Collection: Bernardini / Zefiro

結成30年、ゼフィーロによるモーツァルトを集大成！

1989年の夏、古楽先進地オランダや英国で活躍していたイタリア出身のオーボエ奏者のアルフレード・ベルナルディーニとパオロ・グラッツィ、ファゴット奏者のアルベルト・グラッツィの3人によって結成されたゼフィーロは、ピリオド楽器を用いたイタリアの団体としてはかなり長い歴史を重ねてきた部類に属します。
　そのキャリア初期の「Astree（現Naive）」レーベルの時代から、様々なレーベルで体系的に取り上げてきたモーツァルトの作品を一堂に集めたボックス・セットが登場です。モーツァルトが管楽合奏のために書いたオリジナル作品のほとんどを網羅しているほか、当時人気を博した管楽合奏によるオペラの形式に倣い、ベルナルディーニが『グラン・パルティータ』の編成に編曲したアルバム、創立者3人がソリストとして活躍する協奏曲集までを集めた総括的な内容は、あらゆる方面から歓迎されることでしょう。限定盤での発売です。（輸入元情報）

【収録情報】

---

Disc1
『2つのオーボエ、2つのホルン、2つのファゴットのためのディヴェルティメント』
● ディヴェルティメント ヘ長調 K.213
● ディヴェルティメント 変ロ長調 K.240
● ディヴェルティメント 変ホ長調 K.252/240a
● ディヴェルティメント ヘ長調 K.253
● ディヴェルティメント 変ロ長調 K.270

　初出：Astree E8529
　録音：1994年6月

---

Disc2
『管楽合奏のためのセレナードとディヴェルティメント』
● セレナード 変ホ長調 K.375〜2つのオーボエ、2つのクラリネット、2つのホルン、2つのファゴットのための
● ディヴェルティメント 変ロ長調 K.186/159b〜2つのオーボエ、2つのコーラングレ、2つのクラリネット、2つのホルン、2つのファゴットのための
● セレナード ハ短調 K.388/384a〜2つのオーボエ、2つのクラリネット、2つのホルン、2つのファゴットのための

　初出：Astree E8573
　録音：1996年3月

---

Disc3
『管楽合奏のためのセレナードとディヴェルティメント』
● セレナード 変ロ長調 K.361/370a『グラン・パルティータ』〜2つのオーボエ、2つのクラリネット、2つのバセットホルン、4つのホルン、2つのファゴット、コントラバスのための
● ディヴェルティメント 変ホ長調 K.166/159d〜2つのオーボエ、2つのコーラングレ、2つのクラリネット、2つのホルン、2つのファゴットのための

　初出：Astree E8605
　録音：1996年9月

---

Disc4
『13楽器のためのオペラ編曲集』
● 『フィガロの結婚』 K.492より
● 『ドン・ジョヴァンニ』 K.527より
● 『コジ・ファン・トゥッテ』 K.588より
　2つのオーボエ、2つのクラリネット、2つのバセットホルン、4つのホルン、2つのファゴット、コントラバスのための
　編曲: アルフレード・ベルナルディーニ

　初出：Ambroisie AMB9962（現役盤：ARCANA A374）
　録音：2004年2月

---

Disc5
『ディヴェルティメント集』
● ディヴェルティメント ニ長調 K.131〜フルート、オーボエ、4つのホルン、2つのヴァイオリン、2つのヴィオラ、バスのための
● 行進曲 K.290/167AB
● ディヴェルティメント ニ長調 K.205/167A〜2つのホルン、ファゴット、ヴァイオリン、ヴィオラ、バスのための
● ディヴェルティメント ニ長調 K.251『ナンネル・セプテット』〜オーボエ、2つのホルン、2つのヴァイオリン、ヴィオラ、バスのための

　初出：DHM 88697126102
　録音：2006年2月

---

Disc6
『協奏曲集』
1. オーボエ協奏曲 ハ長調 K.314/285d
2. ファゴット協奏曲 変ロ長調 K.191/186e
3. 2つのヴァイオリン、オーボエ、チェロと管弦楽のためのコンチェルトーネ ハ長調 K.190/186E

　パオロ・グラッツィ（オーボエ：1）
　アルベルト・グラッツィ（ファゴット：2）
　マッシモ・スパダーノ、マウロ・ロペス（ヴァイオリン：3）
　アルフレード・ベルナルディーニ（オーボエ：3）
　ガエターノ・ナジッロ（チェロ：3）

　初出：DHM 88697924082
　録音：2006年12月

---

　ゼフィーロ（古楽器使用）
　アルフレード・ベルナルディーニ（オーボエ、指揮）