モーツァルト(1756-1791)

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Blu-ray Disc 輸入盤

『フィガロの結婚』全曲 ウェイク=ウォーカー演出、ヴェルザー=メスト&スカラ座、カルロス・アルバレス、ディアナ・ダムラウ、他(2016 ステレオ)(日本語字幕付)

モーツァルト(1756-1791)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
743204
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
画面サイズ
:
ワイドスクリーン
:
カラー
フォーマット
:
Blu-ray Disc
その他
:
輸入盤

商品説明


イギリスの新進気鋭の演出家ウェイク=ウォーカーによる新プロダクション『フィガロの結婚』
アルバレス、ダムラウ、クレバッサと豪華歌手陣が登場!
ヴェルザー=メストがスカラ座で初オペラ!


2016年ミラノ・スカラ座の新プロダクション『フィガロの結婚』が発売されます。モーツァルト没後225年を記念して、イギリスの若手フレデリック・ウェイク=ウォーカーが演出。ウェイク=ウォーカーは、2014年グラインドボーン音楽祭で『偽の女庭師』の印象的な演出を手掛けて注目され、今回大規模オペラの演出するのが二度目という新進気鋭の演出家。イタリアの伝説的演出家ジョルジョ・ストレーレルに敬意を表し、ストレーレルの代表作1973年パリ・オペラ座の『フィガロの結婚』に使われたアームチェアをこの舞台でも用いています。
 そして歌手陣は、カルロス・アルバレス、ディアナ・ダムラウ、マルクス・ヴェルバのベテラン勢に加え、フランスの注目メゾ、マリアンヌ・クレバッサと南アフリカ出身のソプラノ、ゴルダ・シュルツなど今をときめく若手歌手も出演し、超豪華キャストが勢ぞろい。伯爵夫人を演じるダムラウは、アリア「楽しい思い出はどこへ」では比類なき表現で聴衆を魅了、そしてズボン役のクレバッサは、艶っぽい声質と可憐な立ち姿が舞台でひときわ存在感を放っています。
 さらにヴェルザー=メストがスカラ座で初めてオペラを振ったことでも話題になった注目の上演です。ヴェルザー=メストの指揮は、明瞭でそれぞれの場面を的確に印象付け、ソリストたちをのびのびと歌わせています。(写真c Marco Brescia & Rudy Amisano)(輸入元情報)

【収録情報】
● モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』全曲


 カルロス・アルバレス(アルマヴィーヴァ伯爵)
 ディアナ・ダムラウ(伯爵夫人)
 ゴルダ・シュルツ(スザンナ)
 マルクス・ヴェルバ(フィガロ)
 マリアンヌ・クレバッサ(ケルビーノ)
 アンナ・マリア・チウリ(マルチェッリーナ)
 アンドレア・コンチェッティ(バルトロ/アントーニオ)
 クレシミール・シュピチェル(バジリオ/ドン・クルツィオ)
 テレサ・ジッサー(バルバリーナ)
 フランチェスカ・マンツォ(娘1)
 クリスティン・スヴェインスドッター(娘2)

 通奏低音:ジェイムズ・ヴォーン(フォルテピアノ)、シモーネ・グロッポ(チェロ)
 ミラノ・スカラ座合唱団(合唱指揮:ブルーノ・カゾーニ)

 ミラノ・スカラ座管弦楽団
 フランツ・ヴェルザー=メスト(指揮)

 演出:フレデリック・ウェイク=ウォーカー
 舞台&衣裳:アントニー・マクドナルド
 照明:ファビアナ・ピッチョーリ

 収録時期:2016年10月
 収録場所:ミラノ、スカラ座(ライヴ)

 映像監督:パトリツィア・カルミネ
 収録時間:214分
 画面:カラー、16:9、Full HD 1080i
 音声:PCMステレオ、DTS-HD 5.1
 原語:イタリア語
 字幕:伊英独仏西韓日
 Region All

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あらゆる読み替えが試みられた感のある『フ...

投稿日:2018/01/27 (土)

あらゆる読み替えが試みられた感のある『フィガロ』だが、そうかまだこんなことができるんだと感心させられる粋な新演出。序曲が始まると裸の舞台にフィガロ一人が出てきて、困惑の表情。でも、彼がストレーラー演出版のアームチェアを運んでくると、美女揃いの裏方さん達が現われて第1幕の書き割りを組み立ててゆく。この美女軍団・黙役たちは伯爵の秘書という役回りでオペラ本編にも登場してくるが、バルトロ、バジーリオなどはかなり戯画化されているとはいえ、人物達はおおむね18世紀の服装で、その意味では読み替えではない。しかし、舞台装置はベニヤ板に色を塗っただけのペラペラの書き割りであることが故意に分かるように作られているし、舞台袖に控えるプロンプターが台詞を忘れた伯爵に教えるなど、これはお芝居ですよというメタ・メッセージを観客に発し続ける一方、舞台上では笑いのツボを逃さぬ細やかな演技が展開。とても清新な舞台だ。 主役級五人の歌手はすべて一級品だが、特に目覚ましいのはまずマルクス・ヴェルバのフィガロ。元気溌剌の演唱で見事に主役を張っている。ついでディアナ・ダムラウの伯爵夫人(ひと頃よりもスリムになった)。近年流行の若作りな伯爵夫人で、彼女にかなり三の線の演技を要求しているのは演出の仕様だが、細かい演技指導に嬉々として応えているし、歌ももちろん万全。相当ヌケたところのある伯爵のカルロス・アルバレスもなかなかいい味だ。白塗りに髭が書かれたクレバッサも愛嬌あるケルビーノだし、シュルツはもう少し弾けても良かったかもしれないが、十分に水準以上のスザンナと言える。チューリッヒでの録画に比べてややおとなしい感はあるが、端正ながら生きの良いヴェルザー=メストの指揮の素晴らしさは相変わらず。こんなに有能なオペラ指揮者を世界の歌劇場がほっておくわけがない。レチタティーヴォを伴奏するフォルテピアノもかなり奔放に動く。第4幕はマルツェリーナのアリアのみ省略。日本語字幕が間違いだらけのベヒトルフ演出、ザルツブルク版のまんまなのが唯一の欠点。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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モーツァルト(1756-1791)

1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル

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