メアリ・ロビネット・コワル

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星ぼしを計算する(未)下 ハヤカワ文庫sf

メアリ・ロビネット・コワル

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784150122959
ISBN 10 : 4150122954
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ヒューゴー賞/ネビュラ賞/ローカス賞 アメリカ主要SF3賞を制覇した話題作

巨大隕石落下により人類は生き残りをかけて宇宙開発に乗り出すことに。星々を目指す女性パイロットを描く改変歴史/宇宙開発SF

【著者紹介】
メアリ・ロビネット・コワル : 1969年ノースカロライナ州生まれ。2000年代半ばごろから雑誌に短篇を発表し、2008年にジョン・W.キャンベル新人賞を受賞。初長篇の『ミス・エルズワースと不機嫌な隣人』(ハヤカワ文庫FT)は、ネビュラ賞長篇部門とローカス賞第一長篇部門の候補となる。「火星のレディ・アストロノート」(2013)でヒューゴー賞ノヴェレット部門を受賞。同じ時間線を舞台にした『宇宙へ』でヒューゴー、ネビュラ、ローカス賞を受賞。ほかに短篇「釘がないので」(2010)でヒューゴー賞ショート・ストーリー部門を受賞した。操り人形師としても活躍し、夫とシカゴに暮らしている

酒井昭伸 : 1956年生、1980年早稲田大学政治経済学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • はるを@お試しアイコン実施中

    🌟🌟🌟🌟🌟(ややオマケ🌟×4.8くらい)¥110。積読本。確かに「第一部は良かったが、第二部は思っていたのと違って退屈で読むのが大変だった。(もしくは挫折した。)」と言った類の感想はその通りだと思う。多分、俺がもっと若い時に読んだら「退屈でつまらない作品だった。」と斬って捨てていただろう。でも、今の俺はこの作品が好きだ。何故だか実はよく分からない。上記の感想も抱きつつ、それでも面白かった。読んで良かった。続編の『火星へ』も実は今すぐ書店に行って買いたいくらいだ。

  • ヒデキ

    1950年代で、まだ、PCが、どんなモノか判らない時代に活躍した、女性計算者(コンピューター)たちが、 宇宙を目指して進む姿を描く作品 とっても面白かったです。 政治的な部分は、隕石落下という事態では、描かれなくて当然かもしてません

  • 小太郎

    下巻の展開もやはり私の予想とは違う方向へ(笑)こんな魅力的な設定ならばもう少し地球全体で宇宙を目指す(それも環境悪化による時間がない状態で)ドラステックなドラマとして描いた方が読み手としたら嬉しいのにね。下巻はこちらの予想通り、次回へ続くというぶった切り。3部作くらいになるのはこのスケールなら当然だけど、もう少し書きようがあったのにという残念感を強く感じてしまいました。やはり読み直しても感想はそんなに変わらないな。でもどうしてこの本が20年の「SFが読みたい」の3位なんだろう?「火星へ」どうしようかな。

  • ぐうぐう

    隕石衝突を境に歴史が変わっていくのではなく、その少し前から変わっていたことに「おや?」と思っていたのだが、巻末に収録されている作者の「歴史ノート」を読んで納得。その理由からもわかる通り、作者はこのシリーズを実に周到に構想し、展開させている。とはいえ、本作最大の読みどころは、主人公エルマのキャラクターだろう。女性であるということだけで、これほどまでに差別されるエルマ達だが、時に知恵で、時にユーモアで、時に策略家として、(つづく)

  • マッピー

    巨大隕石が落下したことによって温暖化が起こり、地球は人類が住めない星になる。そうなる前に人類は宇宙に移住先を探し、コロニーの建設をしなければいけない。という背景は、この下巻では随分薄まっていて、ひたすら主人公のエルマが宇宙飛行士を目指す話に終始してしまった。それというのも、解説によればこれは、エルマを主人公にしたシリーズ物というか、年代記なのだ。その中でこの作品は、宇宙飛行士を目指す女性として、能力を訓練しつつ、世間の偏見と闘うところに特化したものとなっている。1950年代という時代はそうだったのだ。

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