流血の魔術 最強の演技 すべてのプロレスはショーである 講談社プラスアルファ文庫

ミスター高橋

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062567367
ISBN 10 : 4062567369
フォーマット
出版社
発行年月
2003年05月
日本
追加情報
:
16cm,252p

内容詳細

「プロレスは完成されたエンターテインメントなのだ!!」新日本プロレスのレフェリーとして、アントニオ猪木、坂口征二、藤波辰爾、長州力らの試合をもっとも数多く裁いてきた男が、プロレスを愛するがゆえに、ついに「魔術と演技」の真実を明らかにした!!日本にプロレスが誕生して以来の最大にして最後のタブーを激白!!―あの衝撃のベストセラーが待望の文庫化。

目次 : 第1章 プロレスというドラマの演出(伝説の猪木vs.ロビンソン戦の内幕/ 勝ち役と負け役はこうして決める ほか)/ 第2章 闘魂の燃やし方(テレビ局との不即不離の微妙な関係/ 負けはOKでも放送はNGだったバックランド ほか)/ 第3章 プロレス最強伝説の虚と実(無意味な最強論争/ 団体を引っ張るエースに必要なもの ほか)/ 第4章 本物の血を流すアクションスター(カミソリの刃でサッと切り裂く/ だからプロレスは一〇〇年も続いてきた ほか)/ 第5章 キング・オブ・エンターテインメント(アメプロこそ真の実力主義/ 今の新日本プロレスはお役所と同じ ほか)

【著者紹介】
ミスター高橋 : 1941年、神奈川県横浜市に生まれる。柔道三段。パワーリフティング・ヘビー級初代日本選手権者。プロレスラーとしてもアジア各地を転戦する。1972年、レフェリー兼外国人レスラー担当として、草創期の新日本プロレスに入団。以来25年余にわたりメインレフェリーとしてアントニオ猪木らの試合を2万試合以上裁き、一時期はマッチメイカー、審判部長も務める。1998年、現役レフェリーを引退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Daisuke Oyamada さん

    プロレスは完成されたエンターテインメント。 新日本プロレスのレフェリーとして、猪木、坂口、藤波、長州たちの試合を数多く裁いてきた著者。 プロレスを愛するがゆえ、真実を明らかに。 私は、中学生の頃、本当にプロレスが大好きだった。 岩手県営体育館に来た全日本も新日本も見に行ったし、 高校で柔道部に入ることも決まっていたし、 とりあえずタッパはあったので、 高校卒業後、全日に入門するか・・・ https://190dai.com/2023/11/07/流血の魔術-最強の演技-ミスター高橋/

  • しゅうと さん

    ミスター高橋の告白は、プロレス界の“聖域”に切り込む勇気あるものでした。ファンの夢を壊す内容かと思いきや、逆にプロレスへのリスペクトが深まりました。裏側を知ったうえで、選手や関係者がどれだけ真剣にエンターテインメントを作り上げているかが伝わり、感動しました。

  • 0607xxx さん

    再読。昭和プロレスの幻想を壊した一冊。当時、相当なインパクトを残したことを思い出す。薄々感じていた事をはっきり書かれているが、そういう事も含めプロレスが好きだ。

  • ランフランコ さん

    20年以上前にぶっちゃけてしもてるんや。ミスター高橋暗殺されるでー。子供の頃はセメントだと信じてたからな〜。面白かったな〜。でもうすうすは感じていた。なんかおかしいと。大人になりプロレスはショーと分かってしまってすっかり興味は無くなってしまった。でも裏話は大好物。カミソリで額切って血を出すなんて、それだけでも怖いわ。それができるだけでもプロレスラーは凄い。よりセメント感のあった新日でこれだもんな。全日がどうだったのか知りたい。

  • こまごめ さん

    プロレスがエンターテイメントだという事は今となっては当たり前なのだが、この本が出た当時はまだまだ受け入れ難い世の中の空気があったみたいです。昭和では当たり前だった流血も新日本プロレスの棚橋弘至が女性や子供ファンのリピーターを増やす為にやめたというのも極めて納得。柳澤健の「1976年のアントニオ猪木」を読むとより楽しめると思いました。

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人物・団体紹介

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ミスター高橋

本名、高橋輝男。1941年横浜市生まれ。スポーツ歴は柔道、パワーリフティング。1972年に新日本プロレスへ入団。レフェリー兼外国人選手担当。審判部長、マッチメイカーを経て1998年に引退。国際警備株式会社教育部に勤務した後、東放学園高等部で「基礎体力講座」の講師に就任。現在はNPO法人日本チューブ体

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