ミシェル・ペイヴァー

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クロニクル千古の闇 1 オオカミ族の少年

ミシェル・ペイヴァー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784566024113
ISBN 10 : 4566024113
フォーマット
出版社
発行年月
2005年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
22cm,430p

内容詳細

最初に地上を覆った闇は、巨大なクマの姿を借りていた。少年トラクと子オオカミ・ウルフ、悪霊に立ち向かえるのは彼らだけ…。人類の黎明期、ファンタジーが動きだす。壮大なスケールのシリーズの幕が開く。

【著者紹介】
ミシェル・ペイヴァー : オックスフォード大学で生化学の学位を取得した後、薬事法を専門とする弁護士になる。神話、民俗学、考古学の書物を読みあさり、アイスランドやノルウェー等に旅をしては物語の構想を練り上げていった。現在、「千古の闇」シリーズの続編を執筆中

さくまゆみこ : 出版社勤務を経て、現在はフリーの翻訳家・編集者。玉川大学・大学院非常勤講師

酒井駒子 : 東京芸術大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヴェネツィア さん

    6000年前、新石器時代の中期頃を舞台に繰り広げられる、全6巻の長編ファンタジーの幕開きである。物語の基本的な構造は、どうやら少年トラクを主人公とするビルドゥングスロマンのようだ。プロットの進行がロールプレイイングゲームの如き感を呈するのはいささか残念な気もするが、あるいはこの種のファンタジーが必然的に抱え持つ宿痾か。いくつかの課題を解決し、そのことによってその先に必要なアイテムを獲得し、最後に強大な敵を倒すという「英雄物語」の典型と言えば、まあそうだ。ただ、この構造からは次々とより強大な敵が現れる⇒

  • absinthe さん

    紀元前4000年。農耕もしない狩猟採集民。氏族から離れた少年の旅の物語。恐らく当時もそうだったであろう呪術や神秘が支配する、精霊に守られた世界。自然の猛威や猛獣、敵対的な人間、様々な危険を乗り越え旅は続く。一人旅は物語にし難いかと思ったが、連れ合いも登場するしちゃんと工夫があった。小さな子供が困難に出会うのは読むのが辛いがそれ以上に面白い。シリーズ一巻にふさわしい。続きもぜひ読みたい。森で楽に過ごせてしまうファンタジーも多いが、すぐに衣類が避け、靴に穴が開き、修理しながらでないと旅ができない厳しい世界。

  • Rin さん

    【図書館】ずっと気になってて読みたかったシリーズ。児童書だけど、大人でも十分に楽しめた。しっかりと現実を見据えている。主人公は子供だけれど、民族間の問題や自然の恐ろしさという厳しい面もしっかりと描かれていて。そこに暮らす人々の知恵や技術も描かれている。トラクたちの進む道の険しさがよくわかる。でも厳しい面だけでなくウルフの存在が可愛らしく無邪気で、ウルフのおかげで読むスピードが落ちなかった。トラクとウルフの別れ、トラクの抱える運命。まだまだ謎の存在もあるので、次がどんな冒険になるのか今からとても楽しみです。

  • ままこ さん

    6000年前のヨーロッパ北西部を舞台にした壮大なファンタジー。悪霊つきのクマに殺された父親との約束を守る為に〈聞く耳〉を持つトラクはやんちゃだけど頼りになるウルフ、弓の名手レンと共に〈天地万物の精霊〉が宿る山を目指す。次から次に試練に見舞われ息をつかせぬ展開にハラハラし通しだった。作者が考古学で学んだり実際に森で体験したりして書かれているので古代の森や動物達、狩猟採集民の様子が自然と脳裏に浮かびあがり想像力を広げながら楽しめた。酒井駒子さんの表紙も素敵。

  • 榊原 香織 さん

    6冊シリーズの1巻目,6000年前のヨーロッパが舞台(ネイティブアメリカンかと思って読んでた) 石器時代?氷河期?かな 呪われたクマに挑む少年。狼の子がすごくキュート。

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