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Symphony No.3 : Semyon Bychkov / Czech Philharmonic, Catriona Morison(Ms)Prague Philharmonic Choir, Pueri Guadentes (2CD)

Mahler (1860-1911)

User Review :4.5
(2)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
PTC5187363
Number of Discs
:
2
Format
:
CD
Other
:
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Product Description


ビシュコフ率いるチェコ・フィルによるマーラーの交響曲第3番

2018年10月よりチェコ・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者・音楽監督を務めるセミョン・ビシュコフによるマーラーの交響曲全曲録音。当アルバムはメゾ・ソプラノのカトリオーナ・モリソンを独唱に迎えた交響曲第3番です。
 当団にとってマーラーの全曲録音は1976年から1982年にかけてのヴァーツラフ・ノイマンとの録音以来。オーストリアで活躍したマーラーですが生まれは当時のオーストリア帝国に属するボヘミア王国のイーグラウ近郊のカリシュト村(現チェコのイフラヴァ)。この全曲録音は当団にとって重要なプロジェクトとなっております。
「マーラーの交響曲は人生の『ポリフォニー』を表現するものであり、これらの作品を録音することは、生涯をかけて抱いてきた夢、そして喜びです」と語るビシュコフ。温かく優しい音色を全面に引き出し、マーラーが描いたボヘミアの香り高き演奏を聴かせてくれます。
 交響曲第3番はワーグナーを思わせる豪華な木管と金管に、多数の打楽器、アルト(メゾ・ソプラノ)独唱、女声合唱、少年合唱も登場する大規模かつ並外れた傑作。2部構成全6楽章、演奏時間は100分以上の大曲。ことに終楽章の深く吸い込まれるような音楽は、これまでに書かれた音楽の中で最も美しい旋律といえます。
 近年、英グラモフォンのオーケストラ・オブ・ザ・イヤーを受賞したチェコ・フィルハーモニー管弦楽団。「PENTATONE」レーベルからこれまでにマーラーの交響曲第1、2、4、5番(2022〜2023年)、スメタナの『わが祖国』、ドヴォルザークの交響曲第7、8、9番(2024年)、いずれもビシュコフ指揮で録音しております。(輸入元情報)

【収録情報】
● マーラー:交響曲第3番ニ短調

Disc1: Part One
(35:22)
1. Kraftig. Entschieden

Disc2: Part Two(66:43)
2. Tempo di minuetto. Sehr massig
3. Comodo. Scherzando. Ohne Hast
4. Sehr langsam. Misterioso. Durchaus leise
5. Lustig im Tempo und keck im Ausdruck
6. Langsam. Ruhevoll. Empfunden

 カトリオーナ・モリソン(メゾ・ソプラノ:4,5)
 プラハ・フィルハーモニー合唱団(女声)(音楽監督/ルカーシュ・ヴァシレク:5)
 プエリ・ガウデンテス(少年合唱団)(音楽監督:リボル・スラーデク&ヤン・キーヨフスキー:5)
 ヤン・ムラーチェク(コンサートマスター)
 ヤン・ペルニー(トロンボーン・ソロ:1)
 ワルター・ホーフバウアー(ポストホルン・ソロ:3)

 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
 セミョン・ビシュコフ
(指揮)

 録音時期:2024年1月30日〜2月3日
 録音場所:プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル)

 ディジパック仕様


Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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ビシュコフは3番を得意にしているようで、...

投稿日:2025/08/03 (日)

ビシュコフは3番を得意にしているようで、2002年にはケルン放送響と録音、翌年の来日公演でもこの大曲を披露していた。今回の再録音も基本的には同じアプローチと感じられ、人が言うほど私はこの指揮者が「成熟した」「巨匠になった」とは感じないが、5曲が録音されているチェコ・フィルとのマーラー・シリーズで一番良い出来なのは確か。ホール・トーン多め、あまり個々の楽器をピックアップしない録音−−同じオケによるマーツァル指揮の録音(EXTON)とは対照的−−のせいもあって、こせこせしない鷹揚な持ち味の演奏。曲想にも合っていると言えるが、今やこの曲については、細かいところにこだわった新しいアプローチが聴きたいので、こういう方向の演奏では満足できない。統計をとったわけではないが、おそらく世界でも最も頻繁にマーラーが演奏されている都市の一つである東京では、ここ数年に限ってもカーチュン・ウォン/日本フィルを筆頭に、アレクサンダー・ソディ/都響、ユライ・ヴァルチュハ/読響など、新鮮な秀演が幾つも聴かれた。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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とてもよく鳴る響きに魅了される。冒頭から...

投稿日:2025/06/10 (火)

とてもよく鳴る響きに魅了される。冒頭から落ち着いたテンポでしなやかに歌っており、全曲が起伏があり、見通し良く演奏される。美しく聞き通しやすい録音であると感じた。

げたんは さん | 鹿児島県 | 不明

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