CD 輸入盤

交響曲第10番(カーペンター版) リットン指揮ダラス交響楽団

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
DE3295
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Germany
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

マーラー:交響曲第10番(カーペンター補筆完成版)
リットン指揮ダラス交響楽団

2001年5月デジタル録音(DSD方式)。ダラスのユージン・マクダーモット・コンサート・ホールでライヴ収録されたもので、注目のクリントン・カーペンター版を用いているのがポイント。
 周知のようにこの第10番では、デリック・クックによるヴァージョンが最も広く用いられていますが、その学者的な観点ゆえか、演奏家には物足りない面も少なからずあるらしく、ザンデルリングもラトルもかなりの改変を加えて使用していたことは周知の事実。
 当CDで用いられているカーペンター版では、緻密な対位法の再現を目指してより自由なアプローチがおこなわれているのが特徴的で、そのスタンスは学者的というよりもむしろ作曲家的。
 音響もカラフルで迫力があり、クック版とは印象がかなり異なります。特におとなしい印象の強いホイーラー版とは正反対といってよい存在で、共同作業の経験もあるマゼッティによるヴァージョンも含めて、第10番の4つの補筆完成版の中では、最もおもしろいヴァージョンと言えるのではないでしょうか。
 CDはこれまでにハロルド・ファーバーマンがフィルハーモニア・フンガリカを指揮したものがゴールデン・ストリング・レーベルからリリースされたのみで、しかも同ディスクは現在では非常に入手困難ということもあり、今回のリットン盤の登場は非常に喜ばしいことと言えるでしょう。しかもレーベルは音質の良さでも知られるデロスです。


ちなみに演奏時間は

第1楽章 26:18
第2楽章 13:10
第3楽章  4:13
第4楽章 14:19
第5楽章 20:50

トータル78:50 となっています。

収録曲   

クラシック曲目

  • Gustav Mahler (1860 - 1911)
    Symphony no 10 in F sharp minor/major
    演奏者 :

    指揮者 :
    Litton, Andrew
    楽団  :
    Dallas Symphony Orchestra
    • 時代 : Romantic
    • 形式 : Symphony
    • 作曲/編集場所 : 1910, Austria
    • 言語 :
    • 時間 : 78:45
    • 録音場所 : 06/2001, McDermott Hall, Meyerson Center, Dallas [Studio]

ユーザーレビュー

総合評価

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現在入手可能なカーペンター・バージョンで...

投稿日:2010/02/06 (土)

現在入手可能なカーペンター・バージョンでは唯一のCDだ。マーラーの音色は、ライブや明晰な録音から落としたSACDやCDで聴くと実に明るく輝いて聴こえるものだが、カーペンター版は、明るく華やかさがあり、また輝いていてマーラーらしく聴こえる。所々、「あれ???」という聴きなれない箇所があるとこは否定しないが、それはそれで良しとしよう。未来に誕生するかもしれないもっと良い補筆の格好の参考資料にもなるから。 少々暗めで、元気がないクック版で慣れ親しんでしまうと特に第5楽章はクック版への疑問が増大する。クック版とてクックやマシューズらのひとつの試みでしかないのだから・・・ またこのCD。DSDレコーディングでもあって、音は、多々ある補筆10番中ダントツに良い!!  また、リットンの並外れた指揮者としての力量が、カーペンター版を倍魅力的にしていると思う。本当に素晴らしい指揮者だ。指揮者の力で、ここまで良くなったのかもしれない。

もんすたー さん | 東京都 | 不明

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マーラーの10番全曲ならなんでも聴いてみた...

投稿日:2009/04/25 (土)

マーラーの10番全曲ならなんでも聴いてみたい性分なので、違和感たっぷりという評判を聞きながらも購入しました。評判どおり時々ヒンデミットみたいな音がしたりしてマーラーっぽくないです。こういうのもあるということを知るためのものと割り切って聴くものと思います。

桐嶋屋勝造 さん | 愛知県 | 不明

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フィナーレを・・・フィナーレをあと少しゆっ...

投稿日:2007/03/26 (月)

フィナーレを・・・フィナーレをあと少しゆっくりやってほしかった! 曲は時々はー!?な対旋律が入っているほかは好き。 あと、オケの響きが美しい。

マーラー教の信者 さん | 石川県 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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