CD

Sym.7: Kenichiro Kobayashi / Japan Po

Mahler (1860-1911)

User Review :3.5
(8)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
OVCL00285
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Live Recording

Product Description

小林研一郎&日本フィル/マーラー:『夜の歌』

マーラー・シリーズ第5弾!
高らかに響く小林の『夜の歌』!

話題のマーラー:交響曲第9番(OVCL00278)に引き続き、コバケン&日本フィルによるマーラー第7番の登場です。1999年1月サントリーホールにて収録された未発表音源を今回遂にCD化しました。前年のチェコ・フィルとの収録から更に推敲を重ね、終楽章の部分カットなどを施した小林ならではの仕上がりとなりました。また、日本フィルも、特別な音色感を持ってそれに応えており、充実した演奏を繰り広げています。シリーズ第5弾となるこの7番は、両者の華々しい軌跡を垣間見る強力盤です。(オクタヴィア・レコード)

・マーラー:交響曲第7番ホ短調『夜の歌』
 日本フィルハーモニー交響楽団
 小林研一郎(指揮)
 録音:1999年1月21日、22日 東京、サントリーホール(ライヴ)
 DSD-Creation

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所々トランペットの細かなミスがそのまま収...

投稿日:2014/10/25 (土)

所々トランペットの細かなミスがそのまま収録されていますが、演奏自体は好感が持てました。しかし、すでに指摘されていますが第5楽章に大きなカットがあります。自作をリハーサルのたびに何度も修正するくらいこだわりの強いマーラーの作品をカットするのは、私には理解できません。バーンスタインの旧盤以前なら時代的にあり得たでしょうが、この曲でカットありの演奏を聞いたのは初めてでした。

パル さん | 東京都 | 不明

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最初、オーケストラの質の低さを感じてのめ...

投稿日:2010/06/06 (日)

最初、オーケストラの質の低さを感じてのめり込めなかったが、第一楽章の再現手前、弦が柑橘類を搾るように歌を滴らせたところで、これは! とおもい、気を取り直してプレイ・バックしてみたところ、どこにどう陋劣さを感じていたのかまったくわからぬほど、オケは望みうる最高のアンサンブルを誇っていると感じ、全篇を爽快に聴きとおした。その点では不思議なCD。そんな出会い方をしたディスクだから、音の精度にのみ言及し、音楽について語らない評には、当方として聞く耳を持たない、持てない。また、曲の多面性、多様性を小林の演奏が阻害している云々も、採れない意見。当方もそうで、小林もまたそうだとおもうが、マーラーのとくにこのシンフォニーについては、音楽がいかに多様多彩に展開しようとも、否、多様多彩に展開するほどに、どうしようもなく孤独な、ひとりぽっちのマーラーその人の姿が髣髴とする。したがってこれは、曲の持つ奇怪な多面性を小林が貶めているのではなく、むしろ、この曲のいかなる面も、マーラーという人の不器用な愛情表現という一点に収斂する、との一貫した解釈に基づく演奏なのだ。両端楽章で必要以上に響きを広げないのも、小林の失態でもなければ、オケの力量不足でもなく、指揮者は、まさにこういう小回りの利く演奏をこそ求めているのだと断言したい。そして、これほどカラフルな音彩を繰り出しながらにして、迫力更新に次ぐ迫力更新を成し遂げた日フィルの献身ぶり。おなじマーラーでも、たとえば5番などは、オケの響が剥き出しになった豪胆たる演奏を聴きたいが、7番にかんするかぎり、こういうこぢんまりとした演奏のほうが曲趣を的確に当てているとおもう。

ずの さん | 神奈川県 | 不明

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コバケンらしい熱演で、チェコフィル盤よりは良いか...

投稿日:2008/09/17 (水)

コバケンらしい熱演で、チェコフィル盤よりは良いかもしれない。 しかし勢いがよすぎるのか、いくらか単調な感もあり、先が読めてしまう場面もある。全曲通すと何かもうひとつ深い掘り下げが欲しくもなってくる。宇野氏はシャイー盤に肉迫する名演と評していたがやや過大評価な印象。(そもそもシャイー盤がベストとも思えない…秀演ではあるが。)日フィルは健闘していると思うけど録音で聴くには更に熟したものを求めたい。カットがあるのは残念。この例に限らず、譜面をいじることに関してのコバケンの視点は賛成できないことが多い。

まあくん! さん | テラにて | 不明

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