SHM-CD

交響曲第5番 バーンスタイン&ウィーン・フィル

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCG50015
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
SHM-CD

商品説明

ドイツ・グラモフォン ベスト100
バーンスタイン&ウィーン・フィル/マーラー:交響曲第5番

SHM-CD仕様

作品に内在するロマン的情感と内面から湧き上がる人間の痛切な叫びが、現代人の心に強く訴えかけるマーラーの第5交響曲。映画『ベニスに死す』ではアダージェットが実に効果的に用いられていました。
 マーラーの作品を世に広めるために若い頃から尽力し続けたバーンスタインがウィーン・フィルハーモニーを指揮したこの入魂の演奏は、ロマン的抒情と内面の激しい葛藤や情熱をストレートに表出したきわめて表現主義的なものです。SHM-CD仕様。(ユニバーサル ミュージック)

【収録情報】
・マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 指揮:レナード・バーンスタイン

 録音:1987年9月、フランクフルト(デジタル、ライヴ・レコーディング)


【ドイツ・グラモフォン ベスト100 SHM-CD仕様】
クラシック界No.1レーベル「ドイツ・グラモフォン」の総力を結集し大好評を博した「グラモフォン・ベスト100」シリーズ。4年ぶりのリニューアルにあたり、最新かつ高音質の最強ラインナップが揃いました。
 全100タイトルをSHM-CD仕様で大幅に音質向上させましたが、価格はお求めやすい税込み1800円を維持。これまで以上にクラシック・ファンならびに幅広いお客様にお求められるシリーズとなっております。

・グラモフォン・レーベルが誇る最高のアーティストが奏でるクラシックの売れ筋レパートリーを全100タイトルに網羅。史上最強のクラシック・ベスト・シリーズです。
・カラヤン、バーンスタイン、小澤征爾、アルゲリッチ、ポリーニといったグラモフォン・レーベルを代表する往年の重鎮をはじめ、ユンディ・リ、庄司紗矢香、アリス=紗良・オットといった近年の話題盤も網羅した幅広いアーティスト陣。
・可能な限りニューマスターを使用することでクオリティを確保。
・ルビジウム・クロックを使用した精度の高いカッティングにより音質の向上。
・全100タイトル、SHM-CD仕様。音質の向上と従来盤との差別化を図ります。(ユニバーサル ミュージック)

収録曲   

ユーザーレビュー

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マーラー交響曲に関しては私は拾い聴きでも...

投稿日:2013/08/16 (金)

マーラー交響曲に関しては私は拾い聴きでも一応1960年代NYPOを振ってのバーンスタインLP盤はその血肉に迫った本物として扱っておりました。そうこうする内1966年VPOを指揮演奏しての「大地の歌」がDECCAよりリリースされてから彼のヨーロッパ演奏活動上陸がスタートしマーラー交響曲集は1980年代に入って本格的にライブ中心ながら再録盤が現れ交響曲第5番も1963年NYPO演奏分(タイム@12’25A14’15B17’30C11’00D13’45)から再録分・・・但しライブとしてVPOを1987年バーンスタイン69歳の頃指揮したものでタイムは@14’34A15’06B19’04C11’12D15’01・・・が本盤演奏で五楽章形式ながら三部方式とも受け取れるこの作品はマーラーの交響曲の脈絡の明快性或いは私など素人が感覚的にもレシーブ出来るレベルからすれば「暗」から「明」への図式の追い易さを強調している様に思いました。ロマン的抒情性を内面の烈しい葛藤と絡ませつつ展開していく有様はライブならではの崩壊寸前までの濃厚さを伴って正しくバーンスタインの体臭が全編に漂っている様です。第1楽章ファンファーレ・スタートからテンポと表現としてはややセーブ気味でその特徴が第2楽章に顕著に表れている感じに受けました。そして中間第3楽章ではその長さもあって私自身の能力からこの曲へのシンファシィの乏しさが露呈したりして「要聴き深め」を痛感しました・・・。映画「ベニスに死す」で流れたハープと弦楽器のみで演奏される静謐感に満ちた美しい第4楽章は少し暗めの音色でVPOならではの更なる奥行きを聴き取り込んだのは私だけでしょうか。最終楽章へは更なる曲ストーリーの鮮やかさも欲しい処ですがマーラーの作品を世に広めるために若い頃から尽力し続けたバーンスタインがVPOを指揮した入魂の演奏と帰結出来ようかと思います。高品質盤としても期待したいですね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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マーラーの交響曲第5番は、マーラーの数あ...

投稿日:2011/03/18 (金)

マーラーの交響曲第5番は、マーラーの数ある交響曲の中でも最も人気のある作品と言えるだろう。CD時代が到来する以前には、むしろ第1番や第4番が、LP一枚におさまることや曲想の親しみやすさ、簡潔さからポピュラリティを得ていたが、CD時代到来以降は、第5番が、第1番や第4番を凌駕する絶大なる人気を誇っていると言える。これは、CD1枚におさまる長さということもあるが、それ以上に、マーラーの交響曲が含有する魅力的な特徴のすべてを兼ね備えていることに起因するとも言えるのではないだろうか。先ずは、マーラー自身も相当に試行錯誤を繰り返したということであるが、巧みで光彩陸離たる華麗なオーケストレーションが掲げられる。次いで、マーラーの妻となるアルマ・マーラーへのラブレターとも評される同曲であるが、同曲には、葬送行進曲などに聴かれる陰鬱かつ激情的な音楽から、第4楽章における官能的とも言える極上の天国的な美しい音楽に至るまで、音楽の表情の起伏の幅が極めて大きいものとなっており、ドラマティックな音楽に仕上がっている点が掲げられる。このように魅力的な同曲だけに、古今東西の様々な指揮者によって、数々の個性的な名演が成し遂げられてきた。無慈悲なまでに強烈無比なショルティ盤(1970年)、官能的な耽美さを誇るカラヤン盤(1973年)、細部にも拘りを見せた精神分析的なシノーポリ盤(1985年)、劇的で命がけの豪演であるテンシュテット盤(1988年)、瀟洒な味わいとドラマティックな要素が融合したプレートル盤(1991年)、純音楽的なオーケストラの機能美を味わえるマーツァル盤(2003年)など目白押しであるが、これらの数々の名演の更に上を行く至高の超名演こそが、本バーンスタイン盤と言える。バーンスタインのアプローチは大仰なまでに濃厚なものであり、テンポの緩急や思い切った強弱、ここぞと言う時の猛烈なアッチェレランドの駆使など、マーラーが作曲したドラマティックな音楽を完全に音化し尽くしている点が素晴らしい。ここでのバーンスタインは、あたかも人生の重荷を背負うが如きマーラーの化身となったかのようであり、単にスコアの音符を音化するにとどまらず、情感の込め方には尋常ならざるものがあり、精神的な深みをいささかも損なっていない点を高く評価したい。オーケストラにウィーン・フィルを起用したのも功を奏しており、バーンスタインの濃厚かつ劇的な指揮に、適度な潤いと奥行きの深さを付加している点も忘れてはならない。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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