CD

交響曲第4番 ヘレヴェッヘ&シャンゼリゼ管弦楽団、ジョシュア(日本語解説付)

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
LPH001
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

ヘレヴェッヘ自主レーベルφ(フィー)、第1弾はマーラーから。
冒頭から桁違い、経験豊かな名歌手が盛り上げるフィナーレまで、終始聴きどころ満載!

日本語解説付き

「harmonia mundi」レーベルの黄金時代をウィリアム・クリスティやルネ・ヤーコプスと盛り上げてきた古楽合唱指揮者、フィリップ・ヘレヴェッヘ。古くはレオンハルトとアーノンクールのバッハ:カンタータ全集という、古楽史上の歴史的録音にも合唱指導で参加していたこの大御所、近年は「harmonia mundi」でブルックナーを古楽器録音、また「Pentatone」や「Talent」といった地元ベネルクスの小規模レーベルで、王立フランデレン(ロイヤル・フランダース)管を率いて近代作品やベートーヴェンを録音、その合間にルネサンスの大家ラッススの本格派アルバムを制作してみたりと、メジャーレーベルとは離れた場所で驚くべき快進撃を続けているこの巨匠が、ついに自ら主宰する古楽器オーケストラ、シャンゼリゼ管弦楽団とともに自主レーべル「φ(フィー)」を立ち上げました!
 シャンゼリゼ管弦楽団は、古楽器(作曲当時の状態にある楽器)でベートーヴェン以降のロマン派音楽を演奏するという挑戦を、前世紀からいち早く続けてきた充実団体。当初の録音にはメンデルスゾーンやベルリオーズら管弦楽法の改革者たちの作品が並び、近年では一連のブルックナー交響曲シリーズ、あるいは今年初頭に「Naive」から出たコパチンスカヤとのベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲など、折々に注目度の高いリリースを続けてきました。「harmonia mundi」でマーラーの『少年の不思議な角笛』を古楽器録音したのが4年前、満を持して、この『第4番』から本格的に交響曲録音に乗り出します。
 1900年という時代の節目に完成をみた、終楽章に独唱が入るこの作品を最初に持ってきたのは、ある意味で象徴的。ヘレヴェッヘはオペラこそ振らないものの、合唱畑出身ということもあり、声楽作品にあざやかな適性を示す人でもあります。独唱のローズマリー・ジョシュアは、ヤーコプスやクリスティとの共演多数、ストラヴィンスキーやフンパーディンクなどでも確かな実績を残す名歌手です。
 そりの鈴を思わせるあの冒頭部分から何やら明らかにユニークな雰囲気が。木管・金管とも見せ場が随所にあり、弦の響きのニュアンスいかんで印象もずいぶん変わってくるこの作品の「真髄」を、歴史的検証をへた独特の金管楽器、キィシステムが微妙に異なる100年前の木管楽器、あるいは弦、あるいは打楽器が、どんな姿で示してくれるのでしょう? 一つだけ言えるのは、ヘレヴェッヘという人が単なる学者ではない、桁外れの音楽性を誇る天才指揮者だという事実。周到な音楽史的考証が確かな感動へと変わる瞬間を、「送り手」側のメッセージを細やかに伝える解説の日本語訳(今後も同レーベル発売商品には徹底してゆきます)とともに、じっくりと。期待値満点の新レーベルです!(マーキュリー)

【収録情報】
・マーラー:交響曲第4番ト長調(1900)

 ローズマリー・ジョシュア(ソプラノ)
 シャンゼリゼ管弦楽団(古楽器使用)
 フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)

 録音時期:2010年3月11-12日
 録音方式:デジタル(ライヴ)

内容詳細

大規模管弦楽の中にマーラーが仕込んだ室内楽的なる音の絡み合いを、絶妙&立体的に描き出した、新鮮なる21世紀的演奏。P.ヤルヴィが「復活」で表出させた巧妙なトリックを、ヘレヴェッヘは第4番のスコアでさらに緻密に具現化させた。まったく別種のオケと指揮者、しかし方向性は同じだ。★(田)(CDジャーナル データベースより)

総合評価

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ジャケ写真のイメージを借りて語るならば、...

投稿日:2012/04/02 (月)

ジャケ写真のイメージを借りて語るならば、いかにも毒々しい色彩のノリントンと違って、ヘレヴェッレの描く4番は品のよい、淡い中間色で彩られた花園だけど、近寄ってみると何と、すべてはプラスチックでできた造花ではないか。つまり、この曲の人工性、擬古典性をきわだたせようというアプローチで、指揮者と楽団のやりたいことは良く分かった。いつもながら知的で丁寧な指揮者の仕事ぶりには感服するしかないし、ソプラノ独唱のカマトトぶりもお見事だ。ただし、私は彼らのやろうとすることと4番そのもののキャラクターの間に微妙なズレがあるのではないかという疑念をどうしても払拭できなかった。それはつまり、4番という曲をどうとらえるかという問題にかかわるのだが、キリスト教に対する悪意モロ出しのこの曲は、彼らが考えている以上にドギツイ作品ではないかと私は考える。指揮者執筆のライナーノートを字義通りに解するならば、ヘレヴェッレの理解は擬古典的という点では私と一致するが、「天国的」なものに対する悪意という、その先の部分については、どうやら私とは違うようだ。したがって、私の理解にふさわしい演奏は、ノリントンやホーネックのような毒々しく、エゲツナイ演奏だ。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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ヘレヴェッヘの透明でありながら温かみのあ...

投稿日:2011/06/22 (水)

ヘレヴェッヘの透明でありながら温かみのある音がここでも生かされていて、心地よいです。自分の好みと言う点で言うと、たとえば3楽章はもう少し影の濃い演奏が好きなのですが、節度のある演奏であることがむしろこの盤の良いところであると思います。

OTTO さん | 東京都 | 不明

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単なる珍しい音色で表現しました的なお遊び...

投稿日:2011/06/20 (月)

単なる珍しい音色で表現しました的なお遊びではなく、各ピリオド楽器の個性的な音色を効果的に鳴らす事によって、感覚的な喜びだけでなく新しい発見がある。大変、興味深い秀演。

音楽遊人 さん | 千葉県 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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