CD 輸入盤

交響曲第2番『復活』 クレー&ベルリン放送交響楽団(1982)(2CD)

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ALT217
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ALTUS ベルリン放送響シリーズ
マーラー・ライヴ・レコーディングス
ベルンハルト・クレー/第2番

来日公演でもおなじみのドイツの指揮者、ベルンハルト・クレーが40代の頃にベルリン放送交響楽団を指揮したマーラー録音が登場。

【交響曲第2番】
オペラや大曲の演奏を得意とするクレーは、かつてデュッセルドルフでマーラーの交響曲第8番をとりあげて話題になったこともありました。今回登場する第2番は1982年の録音。クレーらしく細部の表情を生き生きと表わしながらも壮大なスケールの高揚が期待されるところです。

【ベルンハルト・クレー】
ズービン・メータやエリアフ・インバルと同じ1936年4月19日、テューリンゲン州のシュライツに生まれ、イェーナとライプツィヒで育ったドイツの指揮者、ベルンハルト・クレーは、子どもの頃、ライプツィヒの聖トーマス教会聖歌隊で音楽教育を受け、その後、ケルン音楽大学で、指揮とピアノとオペラを専攻。
 卒業後の1957年、オットー・アッカーマン[1909-1960]が音楽監督を務めるケルン歌劇場に練習指揮者として雇われてキャリアをスタートしますが、翌年にはベルンの市立劇場の練習指揮者に転身。ケルン歌劇場の音楽監督がヴォルフガング・サヴァリッシュ[1923- ]に替わると同劇場に戻ってサヴァリッッシュのアシスタントとして働くことになり、ほどなく実力を認められて正指揮者に昇格、1960年に『魔笛』でデビューすることとなります。
 以後、1962年にザルツブルク、1963年にオーバーハウゼン、1965年にハノーファーとドイツの劇場を渡り歩き、1966年にはリューベックの音楽総監督に就任、1976年にハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニーの首席指揮者、1977年からはデュッセルドルフ交響楽団の首席指揮者も兼務。
 その間、1968年には初めてベルリン・フィルに客演して成功を収め、翌1969年にはハンブルク・オペラを引き連れて『さまよえるオランダ人』でエディンバラ音楽祭デビュー、1972年にはコヴェントガーデンに『コシ・ファン・トゥッテ』で初登場。
 翌年ザルツブルク音楽祭にモーツァルト・マチネでデビューし、1974年にはニューヨーク・フィル・デビュー、1976年、40歳の時に『フィガロの結婚』でザルツブルク音楽祭にオペラ・デビューします。
 クレーはほかに、コンセルトヘボウ管弦楽団や、BBC交響楽団、ロンドン交響楽団、フィルハーモニア管弦楽団、ウィーン・フィル、フランス国立管弦楽団、シカゴ交響楽団、フィラデルフィア管弦楽団、クリーヴランド管弦楽団、ピッツバーグ交響楽団など世界各国のオーケストラを指揮しており、1991年から1995年にかけて北ドイツ放送フィルの首席指揮者を務めた後は、主にフリーランスとして活動しています。
 クレーは若い頃にドイツグラモフォンにモーツァルトやベートーヴェン、ハイドン、ニコライなどのレコーディングをおこなっており、その後、EMI、フィリップス、テルデック、ソニー、コッホ・シュヴァンなどにも録音していましたが、決してその数は多いとは言えず、また廃盤になっているものも多いため、今回のマーラーのリリースは歓迎されるところです。(HMV)

【収録情報】
・マーラー:交響曲第2番 ハ短調『復活』

 ロザリンド・プラウライト(ソプラノ)
 グレニス・リノス(アルト)
 ベルリン聖ヘトヴィヒ大聖堂聖歌隊
 ベルリン放送交響楽団(現ベルリン・ドイツ交響楽団)
 ベルンハルト・クレー(指揮)

 録音時期:1982年5月30日
 録音場所:ベルリン、フィルハーモニー
 録音方式:ステレオ(ライヴ)

内容詳細

82年の録音。稀有な雄大さと叙情性が宿った第2番である。クレー46歳の時の脂ののった演奏だ。テンポ設定が絶妙。マーラー音楽の揺さぶり方、美味い食わせ方を心得ている。落差の大きい緩急のつけ方がそのツボである。とりわけ終楽章は秀逸。オケの重厚な鳴らし方と牽引力は圧巻。(弘)(CDジャーナル データベースより)

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小生が2人目のレヴューになりますね。購入...

投稿日:2013/06/01 (土)

小生が2人目のレヴューになりますね。購入動機はまず、値段です。同時にマラ1+4も購入しました。この指揮者、確かずっと以前にNHKsoに来たことありましたよね?その時の印象が薄かったせいか、ずっと忘れていました。今回聴いてみて、結構聴けるじゃありませんか!ライブ故のミスもありますがそんなことは些細なことですわ。充分満足させられました。こういった指揮者のCDが出るのは嬉しいですね。安く出してもらえれば、聴いてみようという人も出てくるはずですから。ソリストはいまいちですが、マチスだったら、なんて考えるだけで面白いですわね。でも結構聴けたので甘く満点献上!

mid-massa さん | 三重県 | 不明

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いまだにレビューなし。確か『レコ芸』で酷...

投稿日:2013/03/07 (木)

いまだにレビューなし。確か『レコ芸』で酷評されましたよね。その影響かなあ。どんなもんかと聴いてみました。すると!!第1楽章は素晴らしい名演。感情の起伏が音響の強弱やテンポの緩急で実に巧みに表現され、充実した出来栄えです。大変結構。これはいいぞと先を聴く。第2楽章もいいですね。みずみずしい弦楽器の歌が実に美しい。第3楽章もなかなかによし。先行の2楽章ほどには特徴はありませんが、きっちり演奏しました。さあ、ところがここからがよろしくない。第4楽章ではソロとの呼吸が合わず、リタルダンドをかける指揮者と先へ進む歌手とのズレが露骨に出てしまいます。そして第5楽章ではそのズレが拡大。各所にほころびが出ます。何よりいかんのは、バンダが完全に出遅れてもうボロボロ。あらためて思いますけど、難しい曲なのですね。ラストはきっちりと、そして壮大に終わりますけれど、途中のガタガタぶりがショックでなんか完結感がない。といふことで、第1〜2楽章は星5つ、第3楽章は星4つ、第4〜5楽章は星2つ、という感じかな。平均して星2.5くらいでしょうか(下の評価は四捨五入)。でもねえ、モーツァルト振りで有名なクレーさん、こういうレパートリーでもちゃんとその能力を発揮していますよ。全体の構成や各部の表情付けなど、みごとなものですよ。レコーディングでは古典振りに押し込められて、かえって過小評価されてしまった不幸な方かもしれません。同じように古典振りにさせられちゃったペーター・マークさんも、先にリリースされた都響とのブルックナーでは見事な弾けっぷりで面目一新でした。そういう意味で意義深いディスクです。録音もマスをよくとらえていますし、聴きやすい状態です。「どうかな?」と興味をお持ちの方には「ま、どうぞ」と申し上げたく存じます。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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