CD 輸入盤

交響曲第10番より『アダージョ』、交響詩『葬礼』、花の章、他 P.ヤルヴィ&フランクフルト放送響

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
2165762
組み枚数
:
1
レーベル
:
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

パーヴォ・ヤルヴィ/マーラー:4つの楽章

マーラーの独立「楽章」をまとめて取り上げた、パーヴォ・ヤルヴィ&フランクフルト放送響注目作。
 マーラーは完成させた9つの交響曲と『大地の歌』の他に3つの独立した交響楽章を残しました。『花の章』は交響曲第1番となる管弦楽作品の第2楽章として作曲され、『葬礼』は、交響曲第2番の第1楽章のオリジナルとして作曲され、作曲者自身により前作交響曲の(おそらく自伝的な)英雄の葬礼として記された作品。
 『アダージョ』は交響曲第10番の第1楽章として構想され、マーラーの1911年の死により、短い第3楽章とともに演奏可能な作品として残されました。交響曲第10番はその後1960年にデリック・クックにより完成版となっています。『野原の花々が私に語ること』は1941年にブリテンにより交響曲第3番の第2楽章から編曲され、編成を小規模にした版となっています。
 ヤルヴィとフランクフルト放送響は2008年の公演でもこれらの作品を採り上げ、海外各紙で絶賛されています。ジュエル・ボックス、12ページ・ブックレット。(EMI)

【収録情報】
マーラー:
・交響詩『葬礼』
・交響曲第10番より『アダージョ』
・『花の章』
・『野原の花々が私に語ること』(ブリテン編)
 フランクフルト放送交響楽団
 パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)

収録曲   

  • 01. Adagio
  • 02. 2. What the Wild Flowers Tell Me

ユーザーレビュー

総合評価

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なかなかに面白い企画もの。同様のものでは...

投稿日:2010/07/11 (日)

なかなかに面白い企画もの。同様のものではリッケンバッヒャーさんのがあったかな。ただ、録音も含め、全体の出来はこちらがはるかに上であります。特に、10番のアダージョは曲の出来の良さもあって、立派な演奏。美しくも恐ろしい曲で、ベートーヴェンの「第9」から百年でアダージョはかくも恐ろしい音楽を表現するものへと変貌してしまいました。それに比べ、「葬礼」は確かにヘンチクリンな曲だなあ。現在聞くところの「復活」の1楽章とは大違い。劇性と耽美の両面で「復活」がはるかに完成度が高い作品となっております。といふことで、曲が面白くないので星ひとつ下げ。企画上はしょうがないのですけどね。(ToT)「花の章」は実は大好きな作品。とってもビューティフルで、「巨人」に入れてもいいんだがなあと毎度思います。ヤルヴィさん、繊細に演奏してくれました。3番の2楽章は、ブリテン編曲とのこと。なんだかあんまり違いがわかりませんでした。(-_-;)このディスク、演奏は文句なし、企画は有意義。ただ、「葬礼」が曲としていささか劣るのでこういう評価。購入は大いにお薦め。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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このコンビは2010(生誕150年)〜2011(没後10...

投稿日:2009/06/16 (火)

このコンビは2010(生誕150年)〜2011(没後100年)のマーラー・イヤーに向けて交響曲全集の録音/録画をするようだが、その予告編的なディスク。2008年の来日公演で早くも第9交響曲の素晴らしい演奏を披露してくれたので、期待大だ。『葬礼』は何度聴いてもさして面白い曲とは思わないが、第10交響曲のアダージョが出色。オケの全パート、隅々まで指揮者の意志が浸透し、生命力がみなぎっている。全集版での録音なので、これでクックほか5楽章版録音の可能性が消えたわけではなさそうだ。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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凄い音圧(笑)冒頭から圧倒される勢いで「...

投稿日:2009/06/08 (月)

凄い音圧(笑)冒頭から圧倒される勢いで「マーラーの威光は、こうでなくては…」と納得することしきり。断片集という企画もさることながら、花の章、ブリテンの「野原の花々が私に語ること」も丁寧な演奏で好感が持てる。

ハリアー黒 さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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