CD 輸入盤

交響曲全集 クラウス・テンシュテット&ロンドン・フィル(セッション&ライヴ)(16CD)

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
0944932
組み枚数
:
16
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
限定盤,輸入盤

商品説明

マーラー交響曲全集&ライヴ録音集
テンシュテット&ロンドン・フィル
(16CD初回生産限定盤)


クラウス・テンシュテット[1926-1998]の遺産を代表するベストセラーとしてすでに定評のある「交響曲全集」に、第5・6・7番のライヴ録音、および「大地の歌」を加えたお買得ボックス(WARNERロゴ)。装丁はクラムシェル・ボックス仕様で、各CDは紙製ケースに収納。32ページ・ブックレットが付属します。

【テンシュテット&LPOの代表作】
「交響曲全集」は1977年から1986年にかけてセッション・レコーディングされたもので、これに1988年から1993年にかけておこなわれたライヴ・レコーディングが加わることで、テンシュテットの指揮者人生の絶頂期を彩ったロンドン・フィルとの16年間をマーラー演奏の数々によってカバーできることになりました。

【バーンスタインと並び称される独特の解釈】
マーラー作品の深部・暗部をのぞかせることにかけては第1級の手腕を持つテンシュテットによる見事な演奏の数々は、これまでにも高い評価を受けてきました。そのスタイルは、バーンスタインと同じくデフォルメも辞さず作品解釈の極限に迫るものですが、ヒューマンな感動を志向する熱く開放的なバーンスタインに対し、テンシュテットの場合はより求心的で緊張感が強く、ひとりの人間の葛藤と相克、そして救済といった印象を与えるのが大きな違いでしょうか。

【ひとつのボックスで時系列比較が可能】
テンシュテットの場合、セッション・レコーディングもライヴのようなテンションでおこなわれているという特徴があり、そのせいかセッションながら瑕疵など問題としないかのような勢いのある仕上がりをみせるものが多くなっています。
 そのため、同曲ライヴ録音が収められた第5・6・7番に関しても、比較するとライヴとセッションの違いというよりは、年代の違いによる差の方が大きいような印象を受けます。
 1977:交響曲第1番
 1978:交響曲第5番、第10番
 1979:交響曲第3番、第9番
 1980:交響曲第7番
 1981:交響曲第2番
 1982:交響曲第4番、大地の歌
 1983:交響曲第6番
 1984:大地の歌
 1986:交響曲第8番
 1988:交響曲第5番(Live)
 1991:交響曲第6番(Live)
 1993:交響曲第7番(Live)
このマーラー・ボックスに収められた演奏では、第8番とライヴの3曲が癌発症以降で、ほかの曲はそれ以前のものということになります。

【テンシュテットと癌】
テンシュテットは1985年、アメリカ演奏旅行中に喉に違和感を訴え、病院で診察を受けると喉頭癌であることが判明、その後、放射線治療を続けながら指揮する道を選び、1993年の春までの7年半も活動を継続しました。テンシュテットは数々のコンサートで多くの人々に感動を与え続けましたが、1993年後半から病状が悪化し、その後は治療に専念するものの、5年後の1998年1月12日、北ドイツのキールの自宅で静かに世を去ることとなります。

【高水準なライヴ録音】
1988年から1993年にかけてロイヤル・フェスティヴァル・ホールでライヴ録音された第5番と第6番、第7番の3曲は、マーラー中期に書かれた純器楽による交響曲群。『リュッケルト歌曲集』からの影響があるためか「リュッケルト交響曲」と呼ばれることもあるこれら3曲でのテンシュテットの演奏の特徴は、細部情報がとにかく「生きている」ということで、ときに美しく、ときに深刻に、またときに轟然と盛り上がる音楽が常にある種の熱気を帯びており、なおかつそのスケールはきわめて大きいという稀有な現象が引き起こされています。

【歌曲というより交響曲の『大地の歌』】
タイトルにLiedとはいっていることもあってか、欧米では交響曲全集に組み込まれないことの多い『大地の歌』ですが、テンシュテットの演奏で聴くとオーケストラが雄弁なこともあり、どうしても交響曲に聴こえてしまいます。特に終楽章『告別』における第2展開部(オーケストラだけの部分)での慟哭の激しさにはすごいものがあり驚かされるのですが、一方で柔和な情感表現や、飄々とした風情もきちんと示されており、その表現力の多彩さはさすがというほかありません。(HMV)

【収録情報】
Disc 1
マーラー:
● 交響曲第1番ニ長調『巨人』
 録音時期:1977年10月4,5日
 録音場所:ロンドン、アビー・ロード第1スタジオ
 録音方式:ステレオ(セッション)

● 交響曲第2番ハ短調『復活』 第1楽章

Disc 2
● 交響曲第2番ハ短調『復活』 第2楽章〜終楽章
 エディト・マティス(ソプラノ)
 ドリス・ゾッフェル(メゾ・ソプラノ)
 ロンドン・フィルハーモニー合唱団
 録音時期:1981年5月14-16日
 録音場所:ロンドン、キングズウェイ・ホール
 録音方式:デジタル(セッション)

Disc 3
● 交響曲第3番ニ短調 第1楽章〜第5楽章

Disc 4
● 交響曲第3番ニ短調 終楽章
 オルトルン・ヴェンケル(コントラルト)
 ロンドン・フィルハーモニー合唱団女性メンバー
 サウスエンド少年合唱団
 録音時期:1979年10月27,29-31日
 録音場所:ロンドン、キングズウェイ・ホール
 録音方式:デジタル(セッション)

● 交響曲第4番ト長調
 ルチア・ポップ(ソプラノ)
 録音時期:1982年5月5-7日
 録音場所:ロンドン、キングズウェイ・ホール
 録音方式:デジタル(セッション)

Disc 5
● 交響曲第5番嬰ハ短調
 録音時期:1978年5月10-12日、6月8日、10月5-7日
 録音場所:ロンドン、アビー・ロード第1スタジオ
 録音方式:ステレオ(セッション)

Disc 6
● 交響曲第7番ホ短調『夜の歌』 第1楽章〜第4楽章

Disc 7
● 交響曲第7番ホ短調『夜の歌』 終楽章
 録音時期:1980年10月20-22日
 録音場所:ロンドン、アビー・ロード第1スタジオ
 録音方式:デジタル(セッション)

● 交響曲第6番イ短調『悲劇的』 第1楽章〜第4楽章

Disc 8
● 交響曲第6番イ短調『悲劇的』 終楽章
 録音時期:1983年4月28,29日、5月4,9日
 録音場所:ロンドン、キングズウェイ・ホール
 録音方式:デジタル(セッション)

● 交響曲第8番変ホ長調『千人の交響曲』 第1部

Disc 9
● 交響曲第8番変ホ長調『千人の交響曲』 第2部
 エリザベス・コネル(ソプラノI:罪深き女)
 イーディス・ウィーンズ(ソプラノII:贖罪の女のひとり)
 フェリシティ・ロット(ソプラノIII:栄光の聖母)
 トゥルーデリーゼ・シュミット(コントラルトI:サマリアの女)
 ナディーヌ・ドゥニーズ(コントラルトII:エジプトのマリア)
 リチャード・ヴァーサル(テナー:マリアを讃える博士)
 ヨルマ・ヒュニネン(バリトン:法悦の神父)
 ハンス・ゾーティン(バス:瞑想の神父)
 デイヴィッド・ヒル(オルガン)
 ティフィン・スクール少年合唱団
 ロンドン・フィルハーモニー合唱団
 録音時期:1986年4月20-24日、1986年10月8-10日
 録音場所:ロンドン、ウォルサムストウ・タウン・ホール、ウェストミンスター大聖堂
 録音方式:デジタル(セッション)

Disc 10
● 大地の歌
 アグネス・バルツァ(コントラルト)
 クラウス・ケーニヒ(テナー)
 録音時期:1982年12月、1984年8月
 録音場所:ロンドン、アビー・ロード第1スタジオ
 録音方式:デジタル(セッション)

Disc 11
● 交響曲第9番ニ長調 第1楽章〜第3楽章

Disc 12
● 交響曲第9番ニ長調 終楽章
 録音時期:1979年5月11,12,14日
 録音場所:ロンドン、アビー・ロード第1スタジオ
 録音方式:ステレオ(セッション)

● 交響曲第10番嬰ヘ短調 第1楽章『アダージョ』
 録音時期:1978年5月10-12日、6月8日、10月5-7日
 録音場所:ロンドン、アビー・ロード第1スタジオ
 録音方式:ステレオ(セッション)

Disc 13
● 交響曲第5番嬰ハ短調
 録音時期:1988年12月13日
 録音場所:ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
 録音方式:デジタル(ライヴ)

Disc 14
● 交響曲第6番イ短調『悲劇的』 第1楽章〜第3楽章

Disc 15
● 交響曲第6番イ短調『悲劇的』 終楽章
 録音時期:1991年11月4,7日
 録音場所:ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
 録音方式:デジタル(ライヴ)

● 交響曲第7番ホ短調『夜の歌』 第1楽章

Disc 16
● 交響曲第7番ホ短調『夜の歌』 第2楽章〜終楽章
 録音時期:1993年5月14,15日
 録音場所:ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
 録音方式:デジタル(ライヴ)

 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 クラウス・テンシュテット(指揮)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. I. Langsam. Schleppend - Immer sehr gemchlich. - Symphony No. 1 in D (2000 Digital Remaster)
  • 02. II. (Scherzo) Krftig bewegt, doch nicht zu schnell - Trio. Recht gemchlich. - Symphony No. 1 in D (2000 Digital Remaster)
  • 03. III. Feierlich und gemessen, ohne zu schleppen - Sehr einfach und schlicht wie eine Volksweise - Wieder etwas bewegter, wie im Anfang. - Symphony No. 1 in D (2000 Digital Remaster)
  • 04. IV. Strmisch bewegt - Langsam - Wieder wie zu Anfang. Strmisch bewegt - Sehr landgam - Tempo I. - Symphony No. 1 in D (2000 Digital Remaster)
  • 05. I. Allegro maestoso. - Symphony No. 2 in C minor, 'Resurrection' (2000 Digital Remaster)

ディスク   2

  • 01. II. Andante moderato. - Symphony No. 2 in C minor, 'Resurrection' (2000 Digital Remaster)
  • 02. III. In ruhig flie゚ender Bewegung. - Symphony No. 2 in C minor, 'Resurrection' (2000 Digital Remaster)
  • 03. IV. Urlicht (sehr feierlich aber schlicht). - Symphony No. 2 in C minor, 'Resurrection' (2000 Digital Remaster)
  • 04. V. Im Tempo des Scherzos (Wild herausfahrend) - Langsam - Allegro energico - Langsam. - Symphony No. 2 in C minor, 'Resurrection' (2000 Digital Remaster)

すべての収録曲を見る >

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
18
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
1
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
言わずと知れたテンシュテットさんの名アル...

投稿日:2021/03/20 (土)

言わずと知れたテンシュテットさんの名アルバム。一時代を風靡したのも頷ける演奏の数々。一作ずつLPが発売される毎に、レコード芸術誌上で「この指揮者がロンドン・フィルでなく、ドイツのオケを振っていたら」とか熱く語る評論家がいたりしたのを懐かしく思い出します。しかし、これがこんなに安く買えるなんて、いい時代になったものです。もし持っていない人がいたら、即買いです。

R35sT さん | 熊本県 | 不明

0
★
★
★
★
★
テンシュテットのマーラーはよく「狂気の・...

投稿日:2021/03/17 (水)

テンシュテットのマーラーはよく「狂気の・・・」と評せられます。 それは荒れ狂う狂気ではなく静かな狂気ですね。 インテンポでじっくりねっとり進むマーラーは微熱に侵されて見る白日夢のような気配があります。 それが最も顕れたのは6番のライブでしょうか。 必聴の名演です。

三浦大根 さん | 神奈川県 | 不明

0
★
★
★
★
☆
東ドイツ出身の名指揮者達には、カラヤンの...

投稿日:2020/10/11 (日)

東ドイツ出身の名指揮者達には、カラヤンのような流麗で器用にオケを操る指揮をする巨匠が少ない様な気がする。ザンデルリング、ブロムシュテット等々…テンシュテットもその中に含まれるだろう。この巨匠はとにかくオケと良好な関係を築けない。北ドイツ放響とも演奏ツアー中に喧嘩別れ。いくつかの録音でも共演したベルリン・フィルとも思っていたほどの良い関係ではなく、20数回の客演で終わってしまった。オケだけではなく専属したEMIの録音は最悪で、専属がデッカやグラモフォンであったら、テンシュテットの録音された演奏の評価も上がったであろう。ここに聴くマーラーの交響曲全集は数少ない良好な関係を継続できたイギリスのロンドン・フィルとの録音で、流麗ではないが、旋律の濃厚な歌いまわしとロマン溢れる情感と没入感で、マーラー独特の美感が味わえる。第1番と第3番、第5番~第8番と、未完成の第10の第1楽章は名盤といえるが、第2番と第4番、第9番及び大地の歌は完成度がイマイチ。第2番には海賊版と正規ライブ録音の爆演があるのでスタジオ録音では迫力不足。第4番も放送ライブ録音の方が良い。問題なのは第9番で、海賊版も少ないし、正規ライブ録音もない。もともとテンシュテットがこの曲を得意としていなかったのかもしれない。彼の初来日で第5番の演奏を東京で聴いたが、かなり大味な演奏をする指揮者で、弱音の繊細な響きの扱いがかなり不明瞭な印象で、精緻で室内楽的で爆演ができない第9番は相性が悪かったのか?スタジオ録音はある程度の水準の名演だと思うが、もう少しテンシュテットから彼独特の何かを期待できる名演が欲しかったところだ。ロンドン・フィルも超一流のオケではないが、オケとの関係では最も良好だったので、これ以上の演奏は望めないだろう。ウィーン・フィルと全集を録音していれば、なんてあり得ないことを考えても仕方がない。ウィーン・フィルとは一回の臨時の客演で仲違いして決別してしまった。オケの良好な関係なくしてテンシュテットのマーラーの真の姿を聴くことはできないッ!多くのクラシックファンは、オケの技量が優れていることだけが名演奏が生まれる条件だとは思っていないハズだから…。

ALMA さん | 東京都 | 不明

1

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

プロフィール詳細へ

マーラー(1860-1911)に関連するトピックス

交響曲 に関連する商品情報

おすすめの商品

この商品が登録されてる公開中の欲しい物リスト