SACD

交響曲全集(第1番〜第10番アダージョ)、大地の歌、他 レナード・バーンスタイン&ニューヨーク・フィル、ロンドン響、イスラエル・フィル(9SACD)(シングルレイヤー)

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SIGC32
組み枚数
:
9
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
限定盤

商品説明


レナード・バーンスタイン生誕100年記念
マーラー:交響曲全集(第1回録音)、大地の歌
完全生産限定盤


レナード・バーンスタインによる第1回目のマーラー交響曲全集は、20世紀マーラー演奏史に残る金字塔であり、グールドのバッハやストラヴィンスキー自作自演、シェーンベルク全集などと並び、アナログ時代にソニー・クラシカルに残された最も重要な録音。バーンスタイン生誕100年を記念し、2007年にアンドレアス・K・マイヤーによってDSDマスタリングされた音源をSACDシングルレイヤー9枚にまとめボックス・セット化。
 マーラー生誕100年の1960年に録音された第4番を嚆矢に、1967年まで第1〜7番、9番のセッション録音が行なわれ、その間1966年のロンドン響客演の折りに第8番が収録。さらに1970年代に『大地の歌』、『第10番アダージョ』が録音され、交響曲全集が完成。今回のボックス・セットは、これら交響曲全曲と74年の『亡き子をしのぶ歌』を収録。
 オリジナル・マルチ・トラック・アナログ・マスターからのリミックスおよびDSDリマスタリングにより、当時のコロンビア・レーベルが誇った「360サウンド」によって細部まで明晰に収録された左右に大きく広がる立体感のあるサウンドが圧倒的な鮮度で蘇っています。
 レナード・バーンスタインは1918年アメリカ生まれの20世紀を代表する音楽家。ハーバード大学、カーティス音楽院で学ぶ。1944年、急病のワルターの代役としてニューヨーク・フィルを指揮して大成功をおさめました。1957〜69年ニューヨーク・フィル音楽監督。作曲家としても、交響曲からミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」まで多彩。1990年没。(メーカー資料より)

【収録情報】
● マーラー:交響曲全集


Disc1
1.交響曲第1番ニ長調『巨人』

 ニューヨーク・フィルハーモニック
 録音:1966年10月4日、ニューヨーク、フィルハーモニック・ホール

2.交響曲第4番ト長調
 レリ・グリスト(ソプラノ)
 ニューヨーク・フィルハーモニック
 録音:1960年2月1日、ニューヨーク、セント・ジョージ・ホテル

Disc2
3.交響曲第2番ハ短調『復活』

 リー・ヴェノーラ(ソプラノ)
 ジェニー・トゥーレル(メゾ・ソプラノ)
 カレジエート合唱団(合唱指揮:アブラハム・カプラン)
 ニューヨーク・フィルハーモニック
 録音:1963年9月29日、ニューヨーク、マンハッタン・センター

Disc3
4.交響曲第3番ニ短調

 マーサ・リプトン(メゾ・ソプラノ)
 ジョン・コリリアーノ(ヴァイオリン)
 ジョン・ウェアー(ポストホルン)
 スコラ・カントルム女声合唱団(合唱指揮:ヒュー・ロス)
 トランスフィギュレーション教会少年合唱団(合唱指揮:スチュアート・ガードナー)
 ニューヨーク・フィルハーモニック
 録音:1961年4月3日、ニューヨーク、マンハッタン・センター

Disc4
5.交響曲第5番嬰ハ短調

 ジェイムズ・チェンバース(ホルン)
 ニューヨーク・フィルハーモニック
 録音:1963年1月7日、ニューヨーク、フィルハーモニック・ホール

Disc5
6.交響曲第6番イ短調『悲劇的』

 ニューヨーク・フィルハーモニック
 録音:1967年5月2日&6日、ニューヨーク、フィルハーモニック・ホール

7.歌曲集『亡き子をしのぶ歌』
 ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ)
 イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
 録音:1974年10月、テル・アヴィヴ、フレデリック・マン・オーディトリアム

Disc6
8.交響曲第7番ホ短調『夜の歌』

 レイモンド・サビンスキー(マンドリン)
 ニューヨーク・フィルハーモニック
 録音:1965年12月14日、ニューヨーク、フィルハーモニック・ホール

Disc7
9.交響曲第8番変ホ長調『千人の交響曲』

 エレナ・スポーレンベルク(ソプラノ/いと罪深き女)
 ギネス・ジョーンズ(ソプラノ/かつてグレートヒェンといわれた、贖罪の女の一人)
 ゲニス・アンニアー(ソプラノ/栄光の聖母)
 アンナ・レイノルズ(アルト/サマリアの女)
 ノーマ・プロクター(アルト/エジプトのマリア)
 ジョン・ミッチンソン(テノール/マリア崇拝の博士)
 ウラディミール・ルジャーク(バリトン/法悦の教父)
 ドナルド・マッキンタイア(バス/瞑想の教父)
 リーズ音楽祭合唱団
 ロンドン交響楽団合唱団(合唱指揮:ドナル・ハント)
 オービントン・ジュニア・シンガーズ(合唱指揮:シェイラ・モスマン)
 ハイゲート・スクール少年合唱団(合唱指揮:エドワード・チャップマン)
 フィンチレー児童音楽グループ(合唱指揮:ジョン・アンドリュース)
 ハンス・フォーレンヴァイダー(オルガン)
 ロンドン交響楽団
 録音:1966年4月18日〜20日、ロンドン、ウォルサムストウ・タウン・ホール

Disc8
10.交響曲第9番ニ長調

 ニューヨーク・フィルハーモニック
 録音:1966年12月16日、ニューヨーク、フィルハーモニック・ホール

11.交響曲第10番嬰ヘ長調より第1楽章アダージョ
 ニューヨーク・フィルハーモニック
 録音:1975年4月8日、ニューヨーク、30丁目スタジオ

Disc9
12.大地の歌

 クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ)
 ルネ・コロ(テノール)
 イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
 録音:1973年5月18,20,23日、テル・アヴィヴ、フレデリック・マン・オーディトリアム

 レナード・バーンスタイン(指揮)


 オリジナル・レコーディング・プロデューサー:ジョン・マックルーア(1-12)、トーマス・Z・シェパード(1)
 オリジナル・レコーディング・エンジニア:ヘルムート・コルベ(9,12)、バド・グラハム(11)、エド・ミチャルスキ(11)
 オリジナル・アナログ・マルチ・マスターからのトランスファー、リミックスおよびDSDマスタリング:アンドレアス・K・マイヤー

 ライナーノーツ:
 レナード・バーンスタイン「マーラー:彼の時代が来た」(1967年『ハイ・フィディリティ』誌掲載)
 ロバート・セイビン「ニューヨークのマーラー」
 ハンス・ファンテル「マーラー、人と音楽」
 ティム・ペイジ「バーンスタインのマーラー」
 エリック・ライディング「バーンスタインの転換点、マーラー」
 歌詞対訳付き

 SACD Single Layer
 SACD対応プレイヤーで再生できます。

内容詳細

バーンスタインが、NYPを中心にロンドン響の第8番「千人の交響曲」とイスラエル・フィル「大地の歌」を加え、15年の歳月をかけて完成させた最初のマーラー交響曲全集。篤い共感をもって歌い上げた稀有の記録だ。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. 交響曲 第1番 ニ長調 「巨人」 第1楽章 ゆっくりと、ひきずるように、自然の音のように-最初は非常に気楽に
  • 02. 交響曲 第1番 ニ長調 「巨人」 第2楽章 力強く動いて、だが速すぎずに
  • 03. 交響曲 第1番 ニ長調 「巨人」 第3楽章 厳粛にそして荘重に、ひきずらずに
  • 04. 交響曲 第1番 ニ長調 「巨人」 第4楽章 嵐のように動いて
  • 05. 交響曲 第4番 ト長調 第1楽章 落ち着いて、急がずに
  • 06. 交響曲 第4番 ト長調 第2楽章 気楽な動きで、急がずに
  • 07. 交響曲 第4番 ト長調 第3楽章 静かに(ポーコ・アダージョ)
  • 08. 交響曲 第4番 ト長調 第4楽章 非常にのんびりと

ディスク   2

  • 01. 交響曲 第2番 ハ短調 「復活」 第1楽章 アレグロ・マエストーソ:一貫してまじめで荘厳な表情で
  • 02. 交響曲 第2番 ハ短調 「復活」 第2楽章 アンダンテ・モデラート:とても気楽に
  • 03. 交響曲 第2番 ハ短調 「復活」 第3楽章 静かに流れるような動きで
  • 04. 交響曲 第2番 ハ短調 「復活」 第4楽章 「原光」:非常に荘厳に、しかし簡潔に
  • 05. 交響曲 第2番 ハ短調 「復活」 第5楽章 スケルツォのテンポで、荒々しく奔放に

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定年退職、コロナ禍と在宅時間が増えたのを...

投稿日:2021/07/11 (日)

定年退職、コロナ禍と在宅時間が増えたのを利用して、部屋の置物になっていたアルバムを聴く機会が増えました。バーンスタインの当盤を購入する際、小学6年生だった大阪万博の年、猛勉強して東大に入るからバーンスタインという人が指揮したマーラーという作曲家の交響曲全集(確か3万円)を買ってくれ、と親にせがんだことを思い出しました。高過ぎるし、マーラーなんて知らないという理由で、S・イッセルシュテットのベートーヴェン全集(確か1万円)に化けました。そして当然ながら東大も。DGが得意のBlu-rayオーディオ付きのboxを出してくれるまで、いや、たとえ出してくれたとしても、当盤の価値は変わらないですね。LP時代3度手間がかかった2番、3番といった大曲が、1度スタートを押すだけでフィナーレまで誘ってくれる。あの大好きな3番が一気に聴ける日が来るとは。長生きしてみるものです。LP針音や傷のノイズ、盤を裏返したり取り替えたりしたのも、それはそれで良い思い出なのですが。何よりも上昇曲線を描いている真っ最中のバーンスタインという芸術家の全てが注ぎ込まれた当盤の価値は、何事にも換え難いものです。

白文鳥 さん | 愛知県 | 不明

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70年万博の際、バーンスタイン来日記念の...

投稿日:2018/11/28 (水)

70年万博の際、バーンスタイン来日記念のカタログを従兄が持っていて、それに載っていた特別価格で分売の交響曲9番の日本盤ジャケットに一目惚れして買ったのが、最初のマーラーのLPだった。それ以来、本国の50Hz以下カットの指示を無視してカッティングされた日本盤の独特の空気感を超える音には、出会っていない。ハイブリット盤も持っているが、今回のシングルレイヤーは比較する必要がないほど見事な立体感で、スピーカーの存在を忘れさせてくれる。あのLPの鼓膜が破れるような強烈さはないが、初めてLPを聴いた時の感動をしっかりと蘇えせさてくれる。其の上、どの曲も1枚で丸ごと聴けるのは本当に有難い。ただ、7番の日本盤ジャケット(実は1番好き)がないのは寂しい。老害と言われるかもしれないが、ライヴ録音のDG盤では聴けない、魑魅魍魎が蠢くような細かい音をこれでもかと聴かせるマーラー啓蒙期のバーンスタインの拘り抜いた意欲的表現はこの音でなければ真価は発揮されないと改めて実感した。

ビアだる太郎 さん | 愛知県 | 不明

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バーンスタインの最初の全集は38.000円でし...

投稿日:2018/08/28 (火)

バーンスタインの最初の全集は38.000円でした。分厚い解説書が付いていろんな楽器が使われてるのが分かって面白いです。CD初期のディスクですが音はいいと思います。最近USB-DACはアップサンプリングしてくれるせいかホルンの音とかみずみずしく聞こえます。SACDはどんなでしょう。3番の最終楽章は感動の塊で期待大です。マーラー初心者だったときはここだけリピートで聴いてました。

57さい さん | 北海道 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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