CD 輸入盤

マーラー:交響曲第1番『巨人』、R.シュトラウス:『死と変容』 ワルター&ロンドン・フィル(日本語解説付)

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
JSBT8429
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

初登場! ワルター8つめの『巨人』
音質は非常に悪いですが貴重な音源です

ワルターの『巨人』といえば、2種のスタジオ録音と5種のライヴ録音(そのうちのひとつは、この演奏がなされるわずか3週間前のアムステルダムにおけるもの)が残されており、この録音は同曲の8つめのリリースとなります。ワルターがいかにマーラー音楽への造詣が深かったかは、今さら書き記す必要がない周知の事実ですが、この演奏からはワルターのマーラー解釈における新側面を聴くことができます。
 今でこそ群雄割拠、世界中に優秀なオーケストラが星の数ほどありますが、戦後間もないこの録音時、ロンドン・フィルはまちがいなく世界最高峰のオーケストラとして君臨していました。デ・サバタやクーセヴィツキーなど、世界的に著名な指揮者との演奏会が次々行われ、ロンドン・フィルはまさに最高最新の音楽発信基地的な地位にありました。もちろん、多くのスタジオ・レコーディングも実施されましたが、なぜかワルターとの録音だけは実現しませんでした。ワルター&LPOの録音といえば、未認可リリースによる「第九」が唯一という状態で、きちんとオーソライズされた発売(この辺の事情に関してはライナーノーツに詳しいです)としては、驚くべきことに、これがはじめてといえます。
 互いにリスペクトし合いながらも多くの録音機会には恵まれなかった、世界最高の指揮者と楽団がつむぎ出した集中力と瞬発力に満ちた演奏は、見事にワルターのマーラー解釈の深遠をも表出しています。演奏上は、まったくLPOへの強制や押し付けという場面がなく、ところどころには即興的な柔軟性まで聴いてとることができるにもかかわらず、表現されているのは作品と演奏者の「真実」の姿であるところは流石としかいいようがありません。日本語解説付き日本プレス盤。(ユニバーサルIMS)

【収録情報】

・R.シュトラウス:交響詩『死と変容』 作品24
 BBC交響楽団
 指揮:ブルーノ・ワルター

 録音時期:1955年5月18日(放送用ライヴ音源、モノラル)
 録音場所:ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール

・マーラー:交響曲第1番ニ短調『巨人』
 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 指揮:ブルーノ・ワルター

 録音時期:1947年11月6日(放送用ライヴ音源、モノラル)
 録音場所:ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール

収録曲   

クラシック曲目

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  • Richard Strauss (1864 - 1949)
    Tod und Verklarung, Op. 24
    演奏者 :

    指揮者 :
    Walter, Bruno
    楽団  :
    BBC Symphony Orchestra
    • 時代 : Romantic
    • 形式 : Tone Poem
    • 作曲/編集場所 : 1888-1889, Germany
    • 言語 :
    • 時間 : 21:0
    • 録音場所 : , []
  • Gustav Mahler (1860 - 1911)
    Symphony no 1 in D major "Titan"
    演奏者 :

    指揮者 :

    楽団  :

    • 時代 : Romantic
    • 形式 : Symphony
    • 作曲/編集場所 : ,
    • 言語 :
    • 時間 : 45:28
    • 録音場所 : , []

ユーザーレビュー

総合評価

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他の2名のレビューとまったく同感。音があ...

投稿日:2009/08/22 (土)

他の2名のレビューとまったく同感。音があまりにひどくて、音楽を鑑賞するレベルではない。テスタメントに金を返せといってやりたくなります。ケンペの指環あたりから、このレーベルは音質の悪いCDを出し始めており、購入する人は今後要注意である。皆さん、値段とCDのジャケットに惑わされないように!

seychellemauritius さん | 不明 | 不明

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残念ながら音質は非常に悪い。とくに終楽章...

投稿日:2009/04/28 (火)

残念ながら音質は非常に悪い。とくに終楽章における激烈なアンサンブルは完全にぼやけてしまっている。もしこの録音を単なる鑑賞としてではなく、Bruno Walterのマーラー解釈の1つの資料としてとらえるのであれば有益なものとなることだろう。

秋本潤一郎 さん | 東京都 | 不明

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 テスタメントなので安心して購入したが、...

投稿日:2009/04/20 (月)

 テスタメントなので安心して購入したが、今時考えられないほど音質が悪い。金管中心のバランスで弦が弱く、総奏(トゥッテ)の箇所では、本当に蚊細い弱々しい音になる。音の歪みも散見できるし、第4楽章の冒頭では、音源のテープの伸びによる音程の狂いがある。またライヴ録音特有の会場・聴衆による雑音も盛大に混入している。  演奏内容を如何こうと云う以前のレベルで、今後テスタメントは信用できないと思わせられた。

kuniko89 さん | 愛知県豊橋市 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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