マーティン・ミドルブルック

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戦艦 マレー沖海戦 大木毅監修・シリーズ“人間と戦争”

マーティン・ミドルブルック

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784152102232
ISBN 10 : 4152102233
フォーマット
出版社
発行年月
2023年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
648p;20

内容詳細

1941年12月10日11時45分、日本海軍航空隊の索敵機がマレー半島東方沖約50マイルでイギリス艦隊の姿を捉えた。36センチ主砲10門を擁する最新鋭戦艦プリンス・オブ・ウェールズと、高速の巡洋戦艦レパルス。駆逐艦3隻を伴っていたが、航空機による護衛の気配は全くなかった。「敵主力見ユ」。直ちに電文が司令部へと送られ、攻撃隊が急行。大艦巨砲主義の粋を極めた敵艦の激しい対空砲火にさらされながらも、九六式陸上攻撃機と一式陸上攻撃機総数84機による水平爆撃、雷撃の猛攻が始まる―。「戦艦の時代」の終焉はいかにして訪れたか?生き残った乗組員をはじめとする多くの関係者へのインタビューと日英両軍の資料を駆使し、その後の海軍戦略に決定的な影響を与えた世紀の海空戦を克明に再現する。

目次 : 「わが帝国の心臓に擬せられたる刃なり」/ 「不吉なたそがれ」/ 「決定的な抑止力をもつ兵力」/ G部隊の顔ぶれ/ 東への航路/ シンガポールにて/ 敵影を求めて/ クアンタン/ 攻撃第一波/ つかの間の中休み/ 最終ラウンド/ 「総員退去!」/ 救助作業/ 大いなる波紋/ ある考察/ その後に来たりしもの

【著者紹介】
マーティン・ミドルブルック : 1932年生まれ。ノンフィクション作家。第一次大戦で闘う兵士を描いたThe First Day on the Somme(ソムンの第一日)、イギリス空軍爆撃機軍団を描いたThe Nuremberg Raid(ニュルンベルク襲撃)、そしてConvoy SC.122&HX.229(護送船団)によって、両大戦における陸・空・海三軍の兵士たちをテーマにした三部作を完成している。さらにThe Battle of Hamburg(ハンブルクの戦い)、The Berlin Raids(ベルリン襲撃)など第二次大戦の航空戦に関する多くの著作がある。英国王立歴史協会フェロー

パトリック・マーニー : 1927年生まれ。1947〜48年、ドイツに出征しイギリス陸軍砲兵隊に配属される。第一次大戦、第二次大戦における極東の戦争に深い関心を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • MUNEKAZ さん

    史上初めて行動中の戦艦を航空機が沈めたマレー沖海戦を、主に英側の視点で描いた戦記。水兵たちの証言を多く載せており、戦闘中はもとより沈みゆく巨艦から逃れる際の阿鼻叫喚な様子が非常に印象的。運よく助かった者もいれば、艦を救うために奮闘し間に合わなかった者もいる。海の戦場の厳しい現実である。また著者はトム・フィリップス提督の指揮について、擁護する部分もあるが全体としては厳しい論調で、英司令官の不見識を指摘する。ただ日本側も索敵情報の伝達が上手くいかず、完勝を収められたのは多分に運の要素が強いなという感もある。

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マーティン・ミドルブルック

1932年生まれ。ノンフィクション作家。第一次大戦で闘う兵士を描いたThe First Day on the Somme(ソムンの第一日)、イギリス空軍爆撃機軍団を描いたThe Nuremberg Raid(ニュルンベルク襲撃)、そしてConvoy SC.122&HX.229(護送船団)によって、両

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