マージェリー・アリンガム

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クリスマスの朝に キャンピオン氏の事件簿 3 創元推理文庫

マージェリー・アリンガム

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488210069
ISBN 10 : 4488210066
フォーマット
出版社
発行年月
2016年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
269p;15

内容詳細

小学校時代の同級生が病死したという死亡欄を見たわたし、アルバート・キャンピオン。卑劣ないじめっ子だった豚野郎の葬儀に出席して半年後、事件の捜査に協力を求められたわたしは、警察署で見た死体に驚愕した!本邦初訳の傑作に、十数年後の同じ地域が舞台の忘れがたい名作と、クリスティによる著者への心温まる追悼文を併録。英国ミステリの女王の力量を存分にご堪能あれ。

【著者紹介】
マージェリー・アリンガム : 1904年イギリス生まれ。冒険小説で作家デビューしたのち、ミステリ第一作The White Cottage Mysteryを1928年に刊行。1966年没

猪俣美江子 : 慶應義塾大学文学部卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 紅はこべ さん

    長い方の作品を表題にしなかったのは、キャンピオンのイメージを大切にしてかな。英国人もポーカーをするのか。キャンピオンものお得意の詐欺案件が背景に。結構残酷な殺人がありながら、どこかのどかな雰囲気。こういうミステリ、現在はあまり見かけない。好き。クリスティがミステリ作家は他の作家のミステリを読むって断言してくれて嬉しかった。

  • buchipanda3 さん

    英国ミステリ作家による作品集。時代的にはクリスティと被る。冒頭から読み心地が良くて、そのまま最後まで面白く読めた。探偵役のキャンピオン氏もいい感じ。落ち着いた風貌にフェアな内面を擁し、どこか親しみも感じさせる紳士だった。従僕のラッグとの掛け合いにクスリと。元々、表題作を季節ものとして手に取ったが、実は別の収録作が中篇でそちらがメインと言える。それなりの長さの中に様々な謎が盛り込まれ満足感のある作品だった。表題作は短いながらも人間味溢れる情感をもたらすもので、謎解きの哀切を最後に反転させる展開が良かった。

  • 星落秋風五丈原 さん

    タイトル作よりももう一つの「今は亡き豚野郎の事件」がメインで長編。しかし豚野郎って随分ひどいあだ名をつけるね。従僕ラッグは結構言いたい放題ですね。

  • ごへいもち さん

    ちょっと期待しすぎた。事件簿と言っても中篇と短編各1。中篇はまどろっこしくて。そこはかとないユーモアは感じ取れたが

  • Betty さん

    キャンピオン事件簿三作目。中・短編各1作収録。古き良き英国ミステリ。各登場人物の人柄が良いです。中編のネタバレを含めた展開は、キャンピオンが窮地に追い込まれる部分も含めて読み応えありました。何と言っても表題作!「クリスマスの朝に」じんわり余韻を残す最高の短編だと思います。あとがきのクリスティの追悼文も含めてお宝の一冊。

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