マーク・トウェイン

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ハックルベリー=フィンの冒険 上 偕成社文庫 改訂版

マーク・トウェイン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784036502707
ISBN 10 : 4036502700
フォーマット
出版社
発行年月
1985年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
19cm,326p

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読書メーターレビュー

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  • ヴェネツィア さん

    その名前があらわす自然児のハック。彼は学校や教会の規範からも、そして父親からも逃走して故郷を後にする。逃亡奴隷ジムと一緒の筏での旅だ。オハイオ川から合流点のCairoを経てミシシッピ川へ。物語は川を道筋とするロード・ノヴェルの構想の元にかかれており、南部の雄大な光景を背景に展開してゆく。そこは暖かいサザン・ホスピタリティの一方で、簡単に人を殺し人が殺されるといった矛盾を孕んだままに共存する世界だ。そして、ハックが抱え続ける煩悶は、黒人奴隷の問題だった。さあ、物語の後半は、いよいよディープ・サウスの世界へ。

  • やじ さん

    トムソーヤーの冒険は名作だけど、この本もアニメ化してほしかったなぁ。blacklivesmatterとかで銅像を倒したり無法地帯にしてる奴らがもし読書をしたとすれば、この本も燃やされてしまうでしょう。前回の冒険で得た6千ドル。判事さんに管理してもらっているが、飲んだくれ暴力ネグレクト親父が帰ってくると聞き全部を判事さんにあげちゃう。拉致られたハックが親父から逃げる様は映画みたい。逃げたため200ドルの賞金がついた黒人奴隷のジムといかだでミシシッピ河を南に向かう。スケールでか過ぎ。

  • りゅりゅ さん

    すごく半端なところで切れてる。『2年間の休暇』もそうだけど、黒人の人権のなさが悪びれず描かれるとぞっとする。ハックの自由さはまるで獣のようだと思っていたのに、その彼でさえ黒人を他人の所有物だと思い悩むんだもの。偏見が当たり前のように胸に巣食っているんだもの。

  • けろ さん

    大変の面白かった。1830〜40年代の価値観、ミシシッピ川流域の人々の生活が興味深い。子供時代に読んだ翻訳本の口調、語彙が懐かしかった。

  • 四季 さん

    トム・ソーヤーの冒険は町の周りを舞台にした子供の冒険という感じがしたけど、こちらは故郷から遠く離れたまさに誰もが思い浮かぶ冒険だ。一時、後家さんに引き取られて普通の人間として教養を押し付けられるが、自然児であるハックにとってそれは苦痛でしかない。なんだかんだでハックは親にとても似ているのだ。ただ、ロクデナシの父親とハックの違いは、ハックが悪いことを悪いと負い目を感じられる心がある。それだけで、ハックが優しい気質であることがうかがえる。

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マーク・トウェイン

1835年、アメリカ・ミズーリ州の小村フロリダで生まれる。植字工、水先案内、鉱山探鉱、新聞記者などの職を転々とし、65年「ジム・スマイリーと彼の跳ね蛙」を発表、ユーモア作家として一躍脚光を浴びる。その後『トム・ソーヤーの冒険』など数々の名作を残す。1910年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲

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