マーガレット・マクミラン

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第一次世界大戦 平和に終止符を打った戦争

マーガレット・マクミラン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784908073243
ISBN 10 : 4908073244
フォーマット
出版社
発行年月
2016年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
776p;22

内容詳細

「戦争はこりごり」と誰もが思っていた…なぜ大規模戦争に突入してしまったのか?開戦に至るまでの皇帝や国王、外務大臣や高位の外交官、軍司令官らの人間ドラマを緻密かつ冷徹に描き出しながら、外交史家の視点で、現代史の様々な事象との比較を試み、歴史の教訓を探る基本図書。

目次 : 戦争か平和か?/ 一九〇〇年のヨーロッパ/ イギリスと栄光ある孤立/ ヴィルヘルム二世とドイツ―「悲しいことだ国王が大人でない!」/ 世界政策/ ドレッドノート―英独海軍競争/ 英仏協商―不思議な友好関係/ 熊と鯨―ロシアとイギリス/ ニーベルングの忠誠―オーストリア=ハンガリーとドイツの二国同盟/ 人々が考えていたこと―希望、恐怖、思想、言葉にならない想定/ 平和の夢想/ 戦争について考える/ 戦争計画の作成/ 危機の始まり―第一次モロッコ事件/ ボスニア危機―ロシアとオーストリア=ハンガリーの対立/ 一九一一年―第二次モロッコ事件/ 第一次バルカン戦争/ 戦争あるいは平和への準備―ヨーロッパにおける平和の最後の数カ月/ サラエヴォの暗殺/ 「ヨーロッパ協調」の終焉―オーストリア=ハンガリーの対セルビア宣戦/ 消えた明かり―ヨーロッパの平和の最後の一週間

【著者紹介】
マーガレット・マクミラン : 1943年‐。カナダのオンタリオ州トロント出身の歴史家。イギリス首相ロイド・ジョージの曾孫。トロント大学トリニティ・カレッジで現代史の修士号取得。オックスフォード大学セント・アントニー・カレッジで博士号取得。現在セント・アントニーズ・カレッジ学長、オックスフォード大学国際史教授。専門はイギリス帝国現代史、国際関係論。カナダ国際問題研究所(CIIA)のメンバー。ピースメイカーズでカナダ総督賞・サミュエル・ジョンソン賞受賞

真壁広道 : 1957年生まれ。1981年一橋大学社会学部卒業。現在、神奈川県立鎌倉高等学校に勤務

滝田賢治 : 1946年8月横浜に生まれる。1970年東京外国語大学英米語学科卒、1977年一橋大学大学院法学研究科博士課程修了、1979年中央大学法学部専任講師、1980年助教授、1987年教授。1991年3月〜1993年3月ジョージワシントン大学(ワシントンDC)ヴィジティング・フェロー、2002年4月〜2008年3月中央大学政策文化総合研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • TI さん

    第一次世界大戦直前のヨーロッパの状態について書いてある本。誰も望まなかったと言われているが軍部はどこも1914年がベストと考えていたようだし(それ以降では他国の軍備が増強されるから)、ドイツなどは皇帝にロシアのみの戦いができないかと言われても以前からの作戦がロシア・フランス両面作戦のみなのでできないと断ってるしロシアも皇帝がオーストリアのみの部分動員ができないかとの言われても無理と断ってる。少なくとも軍部は自ら飛び込んでいった感じ。それより本の価格が高すぎる。8800円!!

  • belier さん

    この本は第一次大戦がいかに始まったか詳述する。読みやすいという書評があったが、自分はすいすいとは読み進まなかった。知識不足が第一の原因だが、訳がわかりにくかったというのも大きい。しかし内容は充実していて、19世紀半ばからヨーロッパ各国がどのような歩みをしてついには戦争に至ったか多面的に理解できる。誰もが戦争は望んでいないはずなのに、防御だけでなく攻撃の準備を整え、後戻りできないような仕組みをつくってしまうところが恐ろしい。軍人の独走を許さないシビリアンコントロールは最低限必要だとよくわかった。

  • Splash さん

    太平洋戦争に入ってしまった時、日本の指導者たちは、だれも積極的に戦争を望んでいなかったが、本書を読んで、第一次世界大戦の時もそうだったことを知って驚いた。

  • TK39 さん

    19世紀後半から第一次世界大戦前夜までを中心に各国の視点で描いている。オーストリア皇太子が暗殺されたことがきっかけだが、なぜこれほどまでに大きな戦争になっていったかが、よくわかる。ただ、値段が高い。。。

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