マルタン・パージュ

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僕はどうやってバカになったか

マルタン・パージュ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784791760732
ISBN 10 : 4791760735
フォーマット
出版社
発行年月
2003年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,186p

内容詳細

「知性は病気だ」と宣言し、治療してバカになろうとするアントワーヌ。知性を葬り去ることに情熱を燃やす、悩める若者の奇妙な冒険を描く。カルト的人気を集めるフランス若手作家のポップで愉快なデビュー作。

【著者紹介】
マルタン・パージュ : 1975年生まれ。『僕はどうやってバカになったか』がデビュー作。批評家の注目を集め、ベストセラーとなる。現在二十か国以上の言語に翻訳されている

大野朗子 : 翻訳家。パリ在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯 さん

    「アントワーヌには、あまり友だちがいなかった。ひじょうに寛容で物わかりがよすぎたことから社会に適応できず、辛い思いをしていたのである。彼の趣味は何物をも排除せず、雑多だったので、嫌いなものを共有することで成り立つ派閥から閉め出されていた。(引用)」 知性があるせいで社会に適応出来ない主人公アントワーヌが、知性を放棄しようと試み、右往左往する様が皮肉のきいたユーモアたっぷりに描かれていることで社会批判、社会風刺にもなっている。読後感、爽やか。

  • ♪mi★ki♪ さん

    主人公のアントワーヌは、「知性があること」「頭が良いこと」に失望して、アル中になろうとするも失敗。更に自殺をしようと考えるが頓挫。そして「バカになること」を決意し、それを実践してゆく。ブラックなユーモアがあって、それでいてちょっとほのぼの。時々笑いながら読了。本当のバカって何だろうね?大半の日本人は当てはまっちゃうね。非常に面白かった。久々に良い本読んだわ。

  • Ayumi Katayama さん

    面白い。抜群に面白い。夢中になって読んでいたら、あっという間に終わってしまった。ああ。この面白さをいったいどうやったら伝えられるのだろう。もどかしい。アントワーヌはアル中になろうとした。いや、バカになろうとするのだか、その前にはアル中になろうと試みたのだ。さて。アル中になるにはどうすればよいか。とっかかりがわからない。居ても立ってもいられない。図書館に駆けつけた。アルコールに関する本をどっさり借り出す。三日かけて読み込む。アルコールについてはわかった。だがしかし。どうやったらアル中になれるんだ?

  • ケイティ さん

    お気に入りの古書店員に勧めてもらった一冊。主人公のアントワーヌは自分の息苦しさは知性のせいだ、とバカになる方法を考える。アル中になろうとしたり、自殺講座に通ってみるが結局、バカな生き様を実践すると仕事で成功するわ大金を稼ぐようになる。アントワーヌが言う「バカ」とは俗物的なもののようで、ごく普通の生活に思える。本当に頭がいい人はどんどん楽になれるけど、中途半端な知性は苦悩の種に過ぎない。アントワーヌは後者だったのかな。でも、彼なりの真摯さには好感を持ち、見守っていたくなる感じでした。展開も含めて面白かった。

  • 泉を乱す さん

    「バカ」なりに楽しんだ(笑)!20年前の作品かぁ。プフっと笑ってしまう箇所がいくつかあり、そして、自由に大胆にストーリーに流された。

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1975年生まれ。デビュー作の『僕はどうやってバカになったか』(青土社)が批評家の注目を集め、30ヵ国以上の言語に翻訳され、世界的ベストセラーとなる

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