マリ=クレール・フレデリック

人物・団体ページへ

発酵食の歴史

マリ=クレール・フレデリック

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784562056330
ISBN 10 : 4562056339
フォーマット
出版社
発行年月
2019年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
360p;22

内容詳細

先史時代から現代まで、歴史、考古学、科学の側面から世界各地の発酵食品を考察する。第一部で発酵食品の歴史と文明とのかかわり、第二部で具体的な食品を取り上げた発酵食品の歴史を紹介し、第三部で発酵食品を通して現代社会の問題を投げかける。最新の考古学上の発見や、世界の伝説や伝承を交えながら、発酵の世界の奥深さと豊かさを多角的に論じる。囲みコラムで発酵料理のレシピを紹介。

目次 : 第1部 発酵と人間の文明(野蛮人と文明人/ 神、英雄、祖先/ 聖性から民間伝承へ ほか)/ 第2部 人間のいるところに発酵食あり(肉製品―熟成から塩漬けまで/ 海の風味/ 発酵飲料の世界 ほか)/ 第3部 衰退と復活(細菌は追い払ってもすぐにもどってくる/ 健康を祝して!/ 世界を席巻する殺菌 ほか)

【著者紹介】
マリー=クレール・フレデリック : 食品や料理を専門とするライター、ジャーナリスト。自家製チーズと天然乳製品やテロワール、発酵食品と健康について、また発酵食に関するレシピの著書がある

吉田春美 : 上智大学文学部史学科卒業。フランス語翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • シルク さん

    味噌やらキムチ、お漬物。お酢もそうだし、ワインもそう。パンも発酵食で、そんであと、西洋では肉っつったら大概、ずくずくになるまで発酵させて、たとえば鳥だったら、頭がポタリと落っこちる位にしてから食べるのが常だったんだよ〜ん♡ シューシューガスを出している、緑がかった感じに変色した「ステーキ」は、食通を唸らせてきたものさ……てな、発酵食古今東西、あれこれの歴史の本。お酢+水とか、お酢+ワイン+水とかってのが、長らくひとびとの「 清涼飲料水」だったんだよ〜、というくだりが特に面白かったな。

  • の さん

    先史時代から現代まで、歴史、考古学、科学の側面から世界各地の発酵食品を考察する本。微生物の作用によってつくられる発酵食は日本の日々の食卓でもおなじみで、世界の食文化に目を向ければさらに多様な発酵食がある。古代人が採集狩猟食料の保存のため、害をもたらす「腐敗」を逆に益をもたらす「発酵」へと発展させ、発酵食料のみならずビールやワインなどのアルコールを含む発酵飲料を生み出す。しかし、産業革命後の殺菌・抗菌処理を良しとする風潮は発酵を営む微生物に対する過敏な警戒心をもたらしている。健康志向の発酵ブームは来るか。

  • y さん

    古代から現代まで、様々な国の発酵食が紹介されていて、発酵食と知らずに食べているものも多いなーと思いました。 醤油、味噌、日本酒、納豆など、発酵食に囲まれた日本と、著者の生活圏(であろう)ヨーロッパとは、発酵のとらえかたもかなり違うのだなと思いました。 レシピが載っているのも、面白かったです。

  • もけうに さん

    古代から現代までの発酵食について広く深く語られており、とても面白かった!翻訳本だが読み易い。著者は西洋人だが、東アジアの発酵食についても沢山記述されている。人類の英知・自然の不思議を感じる発酵は本当に奥が深い。発酵は加熱より先と考えると、「料理」の起源と言えるかも。発酵食は体にも良い上にしみじみと美味しい。近年の健康志向で見直されている発酵食品。今後も積極的に取り入れていきたい。

  • 蕎麦 さん

    やっと読み終わった、、、日経新聞の書評で取り上げられていて手にとったと記憶している。題材は非常に興味深く、得られた知識の中に有用なものもあったが、文章としては恐ろしく退屈で読み進めるのが苦痛だった。全編再読することはないと思うが、料理しながらまためくることはあるかも。疲れた〜

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

哲学・歴史・宗教 に関連する商品情報

おすすめの商品