マリオ・バルガス・リョサ

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果てしなき饗宴 フロベールと『ボヴァリー夫人』

マリオ・バルガス・リョサ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480013194
ISBN 10 : 4480013199
フォーマット
出版社
発行年月
1988年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19X14

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読書メーターレビュー

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  • 三柴ゆよし さん

    フロベールはいいぞ、『ボヴァリー夫人』はいいぞ、とただ言いたいだけの第一部、『ボヴァリー夫人』執筆前夜のエピソードから、いかにしてそれが作品として結晶化したか、フロベールの創作の方法、態度、素材の取り扱い方、更には彼の生活全般(一日の流れから週末の過ごし方、性生活も!)に至るまで、主に書簡集をもとにさまざまな角度からフロベールと『ボヴァリー夫人』の成立過程と作品そのものについて微視的に解剖、分析していく第二部(質量ともにここが白眉)、フロベールの革新性を文学史的に位置付ける第三部という三部構成からなる。

  • Edo Valens さん

    「『ボヴァリー夫人』から私達は何を読み取れるのか。」「フロベールはどのような方法でその虚構世界を作りあげたのか」ノーベル賞授賞式でリョサが述べた、現実とフィクションの関わりについての彼の思想は、フロベールに関してこういった考察を重ねていくうちに彼の中で育てられたものなのではないだろうか。第三部では、リョサなりにフロベールを基点とした文学史が捉えなおされるのだが、これがとても明解で分かりやすい。ブレヒトとフロベールを比べているところは、作家とその人間観と読者の関係に対して考えるきっかけにもなるだろう。

  • arekcey さん

    好きな本について好きなだけ語った本。凡百の作家が好き好きアピールだけに終始するのに対し、そこは生来マジメ〜なリョサさんらしく、きっちり文学講義してくれる。フローベールの原典と同じく三部で構成されている。二部の中の文体によって違った時間の流れ方を解説する箇所が興味深かった。

  • ときのき さん

    面白かった。

  • huyukiitoichi さん

    小説と勘違いしてボヴァリー夫人読んだことないのに読んだらよくわからなかった(自業自得)

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