マリオ・バルガス・ジョサ

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ガルシア・マルケス論 神殺しの物語

マリオ・バルガス・ジョサ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784801006751
ISBN 10 : 4801006752
フォーマット
出版社
発行年月
2022年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
538p;20

内容詳細

“作家がテーマを選ぶのではなく、テーマが作家を選ぶ。”『百年の孤独』で完成をみたガルシア・マルケスの小説世界はいかなるものか、絶頂期にある作家の作品ひとつひとつをバルガス・ジョサが丁寧に読み解いてみせるのみならず、自身の創作作法についても明かした壮大な文学探求の試み。70年代はじめに刊行されるも、長らく書店から姿を消していた幻の評論がついに刊行。

目次 : 第1部 現実世界(逸話としての現実/ 小説家とその悪魔たち)/ 第2部 小説世界(病的前史―初期短編小説/ マコンド―貴族的視点(「マコンドで雨を見つめるイサベル」と『落葉』)/ 「町」―楽観的理想主義(『大佐に手紙は来ない』)/ 大衆的視点―『ママ・グランデの葬儀』/ 静かな革命―『悪い時』/ 海辺の集落―解き放たれた想像的現実(「失われた時の海」)/ 全体的現実、全体小説―『百年の孤独』/ 想像的現実の支配―四つの短編小説と一つの映画的物語)

【著者紹介】
マリオ・バルガス・ジョサ : 1936年、ペルーのアレキパに生まれる。長編小説『街と犬たち』(1963年)によりビブリオテカ・ブレベ賞を受賞して「ラテンアメリカ文学のブーム」の花形となった後、現在まで多数の作品を残している。1994年にセルバンテス賞、2010年にノーベル文学賞を受賞

寺尾隆吉 : 1971年、愛知県に生まれる。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(学術博士)。現在、早稲田大学社会科学総合学術院教授。専攻、現代ラテンアメリカ文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • eirianda さん

    これだけ詳しく分析され分解されたガルシアマルケスは草葉の陰からどう思うのか。文体の研究にもなるし、ガルシアマルケスが影響受けた読書経歴も知ることができ、ガルガンチュアとかあって、大袈裟な羅列も、なるほどと思う。百年〜はすべての作品の統合なのだなぁ。手元に置いておきたいけど、高いので図書館本を何度も継続して借りた。影響受けた。確実に。

  • ぎじぇるも さん

    1部ではガルシアマルケスの履歴書的な歴史的事実の解説。2部からはリョサの目を通したガルシアマルケスの創作論の解説。リョサの目を通したというのが味噌で、リョサの思うところが多くある。これで4500円は安すぎる。貧乏なので買えませんが。この本を読む前に落葉と百年の孤独を読んでおくといい。

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マリオ・バルガス・ジョサ

1936年、ペルーのアレキパに生まれる。長編小説『街と犬たち』(1963年)によりビブリオテカ・ブレベ賞を受賞して「ラテンアメリカ文学のブーム」の花形となった後、現在まで多数の作品を残している。1994年にセルバンテス賞、2010年にノーベル文学賞を受賞

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