マリアンネ・シドウ

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白い船の異人 宇宙英雄ローダン・シリーズ 501 ハヤカワ文庫SF

マリアンネ・シドウ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784150120177
ISBN 10 : 415012017X
フォーマット
出版社
発行年月
2015年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
272p;16

内容詳細

ペリー・ローダンが地球に帰還して400年あまりが過ぎた…宇宙のいずこかにあるキルクールという名のジャングル惑星に、ベッチデ人という種族がちいさな村をつくって住んでいた。狩人が森で獲物をとって日々の食糧を手にいれていたが、住人の大半はキルクールを惑星でなく宇宙船だと信じこんでいる。かれらの先祖であるソラナーたちは“ソル”の掟を破って宇宙船から追放され、キルクールにやってきた反乱者だったのだ!

【著者紹介】
増田久美子 : 国立音楽大学器楽学科卒、ドイツ文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 鐵太郎 さん

    おやおや、久しぶりのジャングル惑星。<ソル>から追放された人々が、自分の住んでいるのは宇宙船だと頑なに信じつつ惑星キルクールの上であがいている様子は、なにやら面白い。現れた白い船の異人は、敵なのか味方なのか。ここでドウク・ラングルが登場するとは思わなかったなぁ。

  • ニミッツクラス さん

    15年の本体640円の初版。ローダン日本語版501巻。カバーは惑星キルクールのベッチデ人(元ソラナー)狩人スカウティで、左肩に“くんくん亀”を乗せている。前半は「キルクールの狩人」、後半は表題作で、両方で一話となっている。“宇宙ハンザ”サイクル初っ端に幕間劇かぁ・・と思ったが、後に続くようだ。“ソル”で別れた女帝の研究者の名前をあえて後出しする必要は無いと思う。それより、雄猫ジェルグ・ブレイスコルは猫男プジョ・ブレイスコルの子孫なのかな。400年も経っているが、思わせぶりな関連が気にかかる。★★★☆☆☆

  • fukumasagami さん

    「ここは船のなかだ」船長はやっといった。「《ソル》のなかじゃない。べつの船のなかだ」 「違う!」ジェルグ・プレイスコルは大声で叫ぶと、ひと跳びでジンのところに行った。 「われわれがいるのは”惑星”だ。あなたはそれを知っているはずです、セント・ヴェイン。キルクールは恒星のまわりをめぐっている。その軌道はけっして変えられない。われわれが暮らしているのは船内ではなくて、ちっぽけな小屋が集まった村だ。あなたたちはその小屋をキャビンと呼んでいる。真実をうけいれられないから!」 「だれからそれを聞いた?」

  • eucalmelon さん

    ペリーローダンと別れ去っていったソル。その後の初めての情報。裏切り者をキルクールに放り出していった。最先端技術の船と雖も動かしているのは人。なにがあったのかはわからないが、ソルから放り出された者がキルクールに。変化に適応できる者、できない者対立するのは人の業。テラナーが寄生生物を受け入れるなど考えられないが、ソラナーになにがあったのだろう?

  • とうくぼやかや さん

    新章はまた文明レベルが退化したようなジャングル惑星から。ソルから追放された者たちの子孫が苛酷な環境で生き延び、いつか救いに来るソルを待ち続けているという大設定から、ついに宇宙船が現れて、すわソルが迎えに来たのかと思ったら、なんだか様子がおかしいぞ。当分ぽかーんと置いてけぼりな感じで眺めていくしかないかなー。

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