マシュー・ホンゴルツ・ヘトリング

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リバタリアンが社会実験してみた町の話 自由至上主義者のユートピアは実現できたのか

マシュー・ホンゴルツ・ヘトリング

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784562071555
ISBN 10 : 4562071559
フォーマット
出版社
発行年月
2022年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
上京恵 ,  
追加情報
:
381p;19

内容詳細

ニューハンプシャー州の田舎町に集団で移住してきた自由至上主義者が、理想の町をつくろうとした結果…米国で存在感を増すリバタリアンたちの思想と暴走を没入型取材で描き出した全米騒然のノンフィクション。

目次 : 第1部 野生との境界(食べられた猫/ 厄介な課税/ 論理的なリバタリアン ほか)/ 第2部 不揃いな成長(ユートピアの開拓/ 火災の歴史/ 牧師は紫がお好き ほか)/ 第3部 無限の荒廃(猟師の群れ/ 襲撃のあと/ 密猟者の攻撃 ほか)

【著者紹介】
マシュー・ホンゴルツ・ヘトリング : 調査報道を専門とするフリーランスのジャーナリスト。ポピュラーサイエンス、フォーリンポリシー、USAトゥデイ、AP通信などに寄稿。2011年ジョージ・ポルク賞、2012年ピュリツァー賞ローカル報道部門ファイナリスト、メインプレス協会ジャーナリスト・オブ・ザ・イヤー賞など数々の受賞歴をもつ

上京恵 : 英米文学翻訳家。2004年より書籍翻訳に携わり、小説、ノンフィクションなど訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • absinthe さん

    ためになった!所はニューハンプシャの森の街グラフトン。リバタリアンのabsintheには耳が痛いが一つの事実。登場するのはレッセフェールどころかただのヒッピー。彼らに街を任せると何が起こるのか。税金に反対することで公共サービスは壊滅。道路は破断寸前、図書館も警察も消防署でさえ事実上の壊滅。熊が放置された結果は重く、やがて人にも被害が。双子のようにそっくりだった隣り合う2つの街、カナンとグラフトン。150年後、商店が並び図書館も2つあるカナンと荒れ放題のグラフトン。両者を分けたものはなにか。

  • 榊原 香織 さん

    リバタリアン(自由主義者;トランプ支持者多し)が自由に住んだらクマが増えた

  • HANA さん

    邦題にはないけど熊が主人公。端的に言うとリバタリアンに乗っ取られた町が税金払うのが嫌さに警察とか消防署潰したらえらい事になったというお話。まあ内容はここまで単純じゃないけど。登場人物も秀逸で買った教会をサイデケリックに塗りたくり税務署と喧嘩する男や熊をドーナッツで餌付けする「ドーナッツ・レディ」等逸材揃い。どこかで「ゴールデンカムイの登場人物」と評したのを見たけどむべなるかな。そんな中排除の手段を潰したため我が物顔で街中を闊歩する熊となかなか愉快なお話でした。アメリカってたまに珍妙な共同体出来るよね。

  • Sam さん

    概念として知っていても具体的にイメージするのがなかなか難しい「リバタリアン」。本書を読んで「リバタリアン」がどんな人たちで、何を考えてどんな行動をしているのかが少しはイメージが持てるようになった。本書に登場する「リバタリアン」は人々が自由に生きていたアメリカ黎明期のようなユートピアの再興を夢見て行動を起こすが、「自由」を絶対的に信奉し税金も行政サービスも拒絶する彼らの取組の結果は果たして・・・興味深い本ではあったが、登場人物が多いうえに時を行ったり来たりするのでなかなか勢いに乗って読めないのが難点。

  • ばんだねいっぺい さん

    これは、勉強になる。もし、まちの住民の大半がリバタリアンだったら、どうなるの?というルポ。但し、本書は、無政府主義っぽいリバタリアンの話ではないか。こういう思想の限界の象徴としてアメリカクロクマが出てくるのがおとぎ話めいているが現実だ。

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マシュー・ホンゴルツ・ヘトリング

物語形式のノンフィクションと調査報道を専門とするジャーナリスト。ピュリツァー賞ファイナリスト、ジョージ・ポルク賞受賞、メインプレス協会ジャーナリスト・オブ・ザ・イヤー賞受賞など多くの受賞歴を持つ。アメリカ・バーモント州在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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