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ヨハン・ジモン・マイール(1763−1845)は、バイエルン王国で生まれ、神学を学び、イアリアで活躍した作曲家で、1802年からベルガモ大聖堂の終身教会楽長も務めました。彼の門下には、ベッリーニやドニゼッティらがおり、ロッシーニやヴェルディらも彼をイタリア・オペラの父と尊敬していました。彼は約60ものオペラを作曲しましたが、残念ながらそのほとんどは忘れられた作品となっています。
この歌劇『フェードラ』は、1820年にミラノ・スカラ座で初演された作品で、2008年にRicordiより校訂新版楽譜が出版されたばかりの作品です。 指揮者のゲルト・シャラーは、1965年バンベルクに生まれ、ハノーファー州立歌劇場の指揮者を務め、ドイツで最も古い歌劇場の一つであるブラウンシュヴァイク州立歌劇場音楽監督を現在務めています。幅広いレパートリーの演奏はどれも創造的で緻密であり、未知の作品をも取り上げており、絶賛を浴びています。また、彼のマーラーやブルックナーの交響曲演奏も定評を得ています。この録音では主役のフェードラ役に、ヨーロッパでトスカを歌わせたら絶品と評され、2006年に来日し絶賛を浴びたカプチーネ・キアウダーニを起用しています。(BMG)
・マイール: 歌劇『フェードラ』全曲
カプチーネ・キアウダーニ(Fedra)
トマス・ザゴルスキ(Teseo)
レベッカ・ネルセン(Ippolito)
リー・デブン (Teramene)
シン・ヒョジン (Atide)
ヨルン・リンデマン (Filocle)
ブラウンシュヴァイク州立歌劇場合唱団
ブラウンシュヴァイク州立管弦楽団
ゲルト・シャラー(指揮)
録音時期:2008年3月28&30日、4月5日(ライヴ、デジタル)
録音場所:ブラウンシュヴァイク州立歌劇場