マイケル・J・サンデル

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実力も運のうち 能力主義は正義か?

マイケル・J・サンデル

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784152100160
ISBN 10 : 4152100168
フォーマット
出版社
発行年月
2021年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
384p;20

内容詳細

「努力と才能で、人は誰でも成功できる」この考え方に潜む問題が見抜けますか?100万部突破『これからの「正義」の話をしよう』から11年―格差と分断の根源に斬りこむ、ハーバード大学哲学教授の新たなる主著。

目次 : 序論―入学すること/ 第1章 勝者と敗者/ 第2章 「偉大なのは善良だから」―能力の道徳の簡単な歴史/ 第3章 出世のレトリック/ 第4章 学歴偏重主義―何より受け入れがたい偏見/ 第5章 成功の倫理学/ 第6章 選別装置/ 第7章 労働を承認する/ 結論―能力と共通善

【著者紹介】
マイケル・サンデル : 1953年生まれ。ハーバード大学教授。専門は政治哲学。ブランダイス大学を卒業後、オックスフォード大学にて博士号取得。2002年から2005年にかけて大統領生命倫理評議会委員。1980年代のリベラル=コミュニタリアン論争で脚光を浴びて以来、コミュニタリアニズム(共同体主義)の代表的論者として知られる。類まれなる講義の名手としても著名で、中でもハーバード大学の学部科目“Justice(正義)”は延べ14,000人を超す履修者数を記録。あまりの人気ぶりに、同大は建学以来初めて講義を一般公開することを決定。日本ではNHK教育テレビ(現Eテレ)で『ハーバード白熱教室』(全12回)として放送されている。著書『これからの「正義」の話をしよう』は世界各国で大ベストセラーとなり、日本でも累計100万部を突破した。2018年10月、スペインの皇太子が主催するアストゥリアス皇太子賞の社会科学部門を受賞した

鬼沢忍 : 翻訳家。1963年生まれ。成城大学経済学部経営学科卒。埼玉大学大学院文化科学研究科修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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1980年代サッチャー、レーガンが舵を切った...

投稿日:2021/04/12 (月)

1980年代サッチャー、レーガンが舵を切った、新自由主義。 究極の自由主義がもたらした格差が「貧困」を生み、 国を分断する。 いつしかリベラルが能力主義の下、変節。 リベラルがリベラルの分断を生み、 野党政治家は誰のためのリベラルか? 見失う。 気がつけばリベラルは相手にされず、 保守化が進み、英国のプレグジット、 米国のトランプ政権を生む。 貧困層が保守化する逆転現象。 能力主義であれば、庶民の生計維持は必要ないのか? サンデル氏の新刊に期待。

ハッチ さん | 愛知県 | 不明

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