マイケル・モーパーゴ

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パフィン島の灯台守

マイケル・モーパーゴ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784566014602
ISBN 10 : 4566014606
フォーマット
出版社
発行年月
2023年02月
日本
追加情報
:
112p;22

内容詳細

嵐の夜、パフィン島沖で、少年は、灯台守に命を助けられました。いつか島にもどりたい…少年と灯台守のきずなは、一羽の鳥をとおして、さらに深まっていきます。

【著者紹介】
マイケル・モーパーゴ : イギリスを代表する児童文学作家。これまでに130作以上の作品を発表している。『戦火の馬』(評論社)は舞台になり、スティーブン・スピルバーグ監督により映画化もされた

ベンジー・デイヴィス : イギリスのイラストレーター、絵本作家。大学でアニメーションを学び、卒業後、CMのアニメーション監督等をつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • seacalf さん

    頑固だけど芯は優しい灯台守ベンジャミンと沈没船から彼に助けられた少年アランの物語。大嵐の救出場面、冷たい祖父母との生活、寄宿学校での出来事、パフィン島での交流、そして戦争。ベンジー・デイヴィスの絵が全ページに渡って繰り広げられるので映画のように次々と印象的な場面を楽しめる。なかなかに個性的なアランの成長過程、絵によって繋がった2人の交流、保護したパフィンへの思い、見どころが多く、読み終えると静かな満足感に包まれる。

  • とよぽん さん

    途中から戦争の話になり、さすがモーパーゴだと思った。手紙を出しても返事が全く来ない。そのわけがわかったとき、外国の物語には結構出てくる理由だと思った。1人の少年と孤独でシャイな灯台守との友愛がとてもよく描かれていた。もちろん、愛嬌のある鳥パフィンも。本当に、現代では灯台は無用なのだろうか?

  • ヒラP@ehon.gohon さん

    モーパーゴの物語は、いつも夢を与えてくれます。 このタイトルを見た時、なぜか若い頃に読んだパフィン・ブックスのことを思い出していたのですが、内容はまさかのジャストフィットでした。 ペンギン・ブックスを創設したアラン・ウィリアム・レインに寄せて書かれた物語だそうです。 戦争という時代の意固地な灯台守についても、心の中で合点が行きました。 感動的な作品ではあります。

  • まる子 さん

    難破した船に乗る30名を助けた灯台守のベンと、彼に助けられた少年アラン。いっ時は連絡も無く離れていた彼ら。なぜ連絡がなかったのか、それには理由があった。彼らが助けたパフィンを通して家族同様な絆で結ばれる。やはりモーパーゴ作品なので戦争もあった。パフィンという鳥は「ツノメドリ」「ニシツノメドリ」「エトピリカ」の3種をパフィンと総称するとの事。エトピリカはアイヌ語。飼育されているこの鳥を日本で見るには「那須どうぶつ王国の1施設だけ」だそう。ここからは実話で、大人になったアランはペンギンブックスを創設。

  • joyjoy さん

    続けてモーパーゴ。Keeper。変化しつつも、大切なもの、大切なことを守り続ける。とにかく絵が‼ 自分で読んでいるとつい文字ばかり追ってしまいがちなのだけれど、思わず眺め入って、それでいてお話のなかに入り込める絵が、素晴らしい。島の灯台を見上げる。灯台から見下ろす。灯台の灯、ストーブの火、木洩れ日、窓から射しこむ陽光、それらのつくる影。様々な光と影のなかで生きる人たち、鳥たち。第1章と第10章、灯台の立つ入り江の風景を見比べるのも楽しい。変化と、変わらずにそこにあるものと、その両方に、なんだか嬉しくなる。

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