マイケル・ハワード

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第一次世界大戦

マイケル・ハワード

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784588366079
ISBN 10 : 4588366076
フォーマット
出版社
発行年月
2014年09月
日本
追加情報
:
20

内容詳細

ナショナリズムと民族自決、軍国主義とダーウィニズム、覇権的野心と神経症的不安、革命への期待と恐怖…大戦期の時代精神に迫る、定評ある入門書。

目次 : 第1章 一九一四年のヨーロッパ/ 第2章 戦争勃発/ 第3章 一九一四年―緒戦/ 第4章 一九一五年―戦争継続/ 第5章 一九一六年―消耗戦/ 第6章 アメリカ参戦/ 第7章 一九一七年―危機の年/ 第8章 一九一八年―決着の年/ 第9章 講和

【著者紹介】
マイケル・ハワード : 1922年、イギリス生まれ。オックスフォード大学クライストチャーチ校卒業。同校在学中の1943〜45年、第二次世界大戦に従軍。以後、ロンドン大学教授、オックスフォード大学教授、イェール大学教授を歴任。イギリスを代表する戦争史、戦略史、クラウゼヴィッツ研究者

馬場優 : 1967年、宮崎県生まれ。大阪市立大学大学院法学研究科後期博士課程単位修得退学。オーストリア=ハンガリー帝国外交史、オーストリア現代政治専攻。現在、福岡女子大学国際文理学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ジュン さん

    非常に簡潔な「最初の総力戦」の入門書。原著はわずか120ページほどだが、内容にいささかの省略もみられない。クラークの『夢遊病者たち』のその後を見事に描ききっている。

  • Z さん

    軽めの歴史書。第一次世界大戦の通史。読んでいて、文官統制とれてないと、軍部が暴走して歯止めがきかなくなることがわかる。ドイツの用いた毒ガスなどの化学兵器が、相手国に非人道的と喧伝され、対独包囲を強化する要因になった。ソ連の革命が、初めは、民主主義の防衛という大義名文をかがけられるため、アメリカに好意的にとられたなど、興味深かった。

  • belier さん

    確かにコンパクトによくまとまった第一次世界大戦の入門書。「八月の砲声」は戦争が始まって3ヶ月弱を詳述して終わったので、第一次世界大戦全体を概観したかったのだが目的は達せられた。

  • わび さん

    軍事史の大家による第一次世界大戦の入門書。大著をいくらでも書けるテーマながら、非常にコンパクトに収まっており、それでいて各戦線に目を配った記述がなされている。本書を通して目に付くのはクラウゼヴィッツの影響であり、それは戦争に不可欠の要素として国民の情熱も重視した記述をしている点に見て取れる。また、入門書としては巻末の読書案内が充実している点も評価が高い。研究が進んだ結果として、今の目からは(戦闘に限らない)世界戦争としての位置付けや「戦後」への関心が薄いことは挙げられるが、それでもなお一級の入門書である。

  • hurosinki さん

    良い本。入門書としてこれ以上の内容と読みやすさを持った本は見つからない。第一次世界大戦を時系列に沿って、複数の国と地域から見ていくオーソドックスな叙述で、要点をまとめ上げている。中東あたりの戦局は全然知らなかったので新鮮。第一次大戦中の外交や新兵器に焦点を当てた本はたくさんありますが、政治・経済・軍事組織の因果関係についてここまで踏み込んだ解説はなかなか見ない。そして戦争の主体である「軍事」の観点から遊離することなく、ここを中心として始めから終わりまでにかっちり書いてくれてます。おすすめ

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