警告 下 講談社文庫

マイクル・コナリー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065263778
ISBN 10 : 4065263778
フォーマット
出版社
発行年月
2021年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
320p;15

内容詳細

女性たちには、ある会社に自分のDNA分析を依頼しているというさらなる共通点があった。マカヴォイはかつての恋人である元FBI捜査官レイチェル・ウォリングに協力を依頼するが、その矢先、ロス市警に逮捕されてしまう。警察の裏をかき、重要な情報に近づくたびに、その命を奪う犯人に二人は迫れるのか。

【著者紹介】
マイクル・コナリー : 1956年、アメリカ・フィラデルフィア生まれ。フロリダ大学を卒業し、フロリダやフィラデルフィアの新聞社でジャーナリストとして働く。彼の手がけた記事が、ピュリッツァー賞の最終選考まで残り、ロサンジェルス・タイムズ紙に引き抜かれる。「当代最高のハードボイルド」といわれるハリー・ボッシュ・シリーズは二転三転する巧緻なプロットで人気を博している

古沢嘉通 : 1958年、北海道生まれ。大阪外国語大学デンマーク語科卒業。翻訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • パトラッシュ さん

    (承前)女性憎悪に取り憑かれた男がDNA検査情報の漏洩を利用して次々と女を殺していくとは、動機も手口も現代の最先端を行く犯罪を描いている。ここまでハイテク世界の闇を調べ上げた作家は他になく、日本のミステリなどは旧態依然の周回遅れだ。その点は見事だが、そちらに手を取られたせいか小説としては今ひとつ食い足りない。マカヴォイとレイチェルの調査過程がもっと詳しくてよかったし、こんな形で終わるのかと思うほどラストが駆け足で呆気なかった。コナリー作品を高く評価するからこそ、じっくり書き込んだ重厚なドラマを期待したい。

  • KAZOO さん

    マイクル・コナリーのジャック・マカヴォイシリーズの3作目です。コナリーの主人公の中ではあまり魅力というか活躍の場が限られている気がします。今回もニュース・サイトの記者で捜査も元FBIの彼女との共同がせいぜいで逮捕されたりもします。百舌事件というので逢坂剛さんの作品を思いだしたりしました。やはりボッシュを早く読みたい気がします。

  • のぶ さん

    上巻で発生した環椎後頭関節脱臼での連続殺人事件。マカヴォイはニュース・サイトの同僚と協力して事件を追うが、調査はなかなか進まず、かつての恋人、元FBI捜査官レイチェル・ウォリングを巻き込んで犯人を追いつめる事になっていく。調査を進めると、百舌という謎の殺人者の姿が明らかになってくる。下巻ではこの百舌の正体の追跡にストーリーが移っていった。マカヴォイは百舌の実態を掴む事ができるのか?下巻ではレイチェルが魅力的に描かれていて楽しませてくれた。全体を通し面白かったが、自分はハリー・ボッシュが好みだと思った。

  • ひで📚🏈 さん

    新年1発目の読了!超久々のマカヴォイ作品でした。レイチェルも登場し昔からのコナリーファンにとってはうれしい作品でした。レイチェルとのびにょうな関係性の今後も気になるところですが。ところで、なぜマカヴォイがポッドキャスト始めたんでしょうか?そもそもこれを読んでる日本の方にポッドキャストがどれだけ伝わるのか?等々読み終わったとに『?』マークがいっぱいついてます。でもジャーナリストとして舞台をっポッドキャストへ移していくマカヴォイの今後に期待・・・です。次作はチェリシーの姉妹の事件解決・・・でしょうか?楽しみ!

  • chiseiok さん

    面白かったかといえば面白かった!薦めるかといえば薦める!DNA分析の商業化という危ういテーマとも相まって、後半に向けて状況がぶんぶん加速、ぐりぐりページを繰らせるのは流石です。ただ主人公マカヴォイ、もう少しカッコよく振る舞わせてあげられなかったのコナリー?笑。大事なとこで致命的な失言。歳取っても、いやひょっとして歳取ったから余計?やっちまったなぁマカヴォイ。明言されてないけれどもマカヴォイものはこれが最後かな。他のシリーズの助演でも良いから、レイチェルと込みで元気な姿と変わらぬしくじりを見せて欲しいぞ笑。

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マイクル・コナリー

1956年、フィラデルフィア生まれ。フロリダ大学を卒業し、新聞社でジャーナリストとして働く。共同執筆した記事がピュリッツァー賞の最終選考まで残り、ロサンジェルス・タイムズ紙に引き抜かれる。1992年に作家デビューを果たし、現在は小説の他にテレビ脚本なども手がける。2023年、アメリカ探偵作家クラブ(

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