ポール・レイバーン

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父親の科学 見直される男親の子育て

ポール・レイバーン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784826902083
ISBN 10 : 4826902085
フォーマット
出版社
発行年月
2019年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
283p;20

内容詳細

父親は子育てに本当に必要なのか?―これまで見過ごされがちだった男親の育児の価値を科学の視点で徹底検証。最新の研究成果が明かす“意外にすごい”お父さんの役割!全米育児出版賞金賞、マムズチョイスアワード金賞。

目次 : はじめに 屋根裏のがらくたを一掃する/ 1 父親のルーツ―ピグミー、キンカチョウ、飢饉/ 2 受精―遺伝子同士が行う綱引き/ 3 妊娠―ホルモン、うつ、最初の争い/ 4 実験室から見る父親―二十日鼠と人間/ 5 乳児期―作り変えられる父親の脳/ 6 幼児期および学童期―言葉、学習、バットマン/ 7 ティーンエイジャー―父親の不在、思春期、ハタネズミの貞節/ 8 高齢の父親―待ったことの報酬とリスク/ 9 父親の役割/ おわりに 父親は重要である

【著者紹介】
ポール・レイバーン : AP通信科学担当デスク、米国科学著述協会会長を経て、科学記者・解説者。「ディスカバー」、「サイエンティフィック・アメリカン」、「ハフィントン・ポスト」などに寄稿多数

東竜ノ介 : 1962年東京生まれ。成城大学文芸学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 綾 さん

    初めの方の章は遺伝子レベルでの父親の役割について述べられていて、面白くなくはないけど、育児についてのことが知りたいなあと思い、なかなか進まず。4章からが面白かった。父親と子供の関係についての様々な研究が記されていて読み応えがあった。

  • 華形 満 さん

    先月だったか、ある若い子供を持つ父親が起こした事件が発端となりネットで話題になった際に本書が参考書籍として取り上げられていたので興味を以て読んで見た。だが大学講義用テキストの如く非常に硬い学術的文章の羅列で理解に苦しんだものの、8章「高齢の父親」の部分は非常に参考になった。「父親の年齢が子に危険を及ぼすというのは、これまで予期していなかった考えであり、気がかりなことでもある」少子高齢化の”高齢化”は、”子育て世代”の”高齢化”をも意味するのだと気付かされる一節である。

  • ゴーゴー太郎 さん

    子どもにとって母親のほうが重要だと思われているが、父親も子どもへ大きく影響を与えている。たとえば、父親が子どもと遊ぶことによって子どもが世界に踏み出せるようになる。困難な状況や初めて会う人に対する勇気をもつ術を身につけるのだ。さらに、父親による支持的な子育ては、子どもの知的発達と言語能力を押し上げることに関与している。 父親が子どもに与える影響についての研究は発展途上なので今後も情報を集めたい。

  • vonnel_g さん

    かつて行動などの研究から女性が排除されていたのと同じ理由で、子育ての研究からは男性が排除されていた。近年ようやく研究者が取り上げ出したものの数はまだまだ少ない。その少ない研究を取り上げてまとめた本。精子の産出=細胞の複製(多ければ多いほどエラーが出る)の話は目から鱗。後半になって登場する、著者が直面した高齢の父親のデメリットについてはもっと広く知られるべきだと思った。

  • よしたけ さん

    一昔前まで、子育ては母の役割で遺伝的にも父の役割は少ないと思われていたが、様々な研究から実際の影響を解き明かす。原題「Do fathers matter?」が端的に内容を表す。結論は勿論「重要」。母子家庭はどうすればといえば、父無かりせば母や祖父母などで代替できるが、父が色々な+αを生み出せるということ。父は出産前から胎児との関係を築くことが出来るし、睡眠法則から長期的な行動まで、多くの点で子供に影響を与えられる。子の言語能力に至っては父が母より影響大。最も父親にとり重要なのは、体を使ってじゃれあうこと。

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