デカメロン 下 河出文庫

ボッカッチョ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309464442
ISBN 10 : 4309464440
フォーマット
出版社
発行年月
2017年05月
日本
追加情報
:
560p;15

内容詳細

王、商人、僧侶、騎士、貧者、貞淑な人妻に奔放な貴婦人。多彩な人物たちが繰り広げる物語を語り続けたこの宴、そろそろお開きかと存じます…世界文学史上不滅の古典、全訳決定版、完結。

【著者紹介】
ジョヴァンニ・ボッカッチョ : 1313年、イタリア、トスカーナ生まれ。ルネサンス期を代表する作家、人文学者。代表作に、物語文学の最高傑作といわれる『デカメロン』。晩年には若い頃より心酔していたダンテの『神曲』講義も行なう。1375年没

平川祐弘 : 1931年、東京生まれ。東京大学名誉教授(比較文学比較文化)。『東の橋 西のオレンジ』でサントリー学芸賞受賞、『ラフカディオ・ハーン』で和辻哲郎文化賞受賞、マンゾーニ『いいなづけ』の翻訳で読売文学賞・日本翻訳出版文化賞受賞。紫綬褒章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • コジ さん

    ★★★★☆ なかなかのボリュームとそれに負けじと濃厚な解説に気圧されつつ、ようやく読了までこぎつけた一日十話、十日で百話の物語。上巻では艶笑な印象を持ったものの中下巻はそれも薄れ、風刺や猥談をギリギリの線で上品にやってのける、かなり計算された作品だった。最後はもう終わって仕舞うのかと思うほどに面白かった。ただし、この慇懃な文体、度々見慣れない言葉出くわしその度、読みや意味を調べの繰り返しもまた読了を遅らせた要因。コレはこれで、ある意味日本語の勉強になった。

  • em さん

    ペストが猛威を振るう救いのないご時世だからこそ、小うるさいことは言わず、でも放埒にふけるのはお話の中だけで…というおおらかでなごやかな雰囲気。ヴェールと間違えて情夫の下着を頭にかぶっていた尼僧院長の話なんて、本当に可笑しい。そして、読者が現代的視点を持ち込むまでもなく、ご婦人方・殿方が絶賛する話ばかりではないのが興味深いところ。首をかしげるような話も、落ちの甘い話も、みんなひっくるめての楽しさ。学究肌で厳しいダンテと、視野が広く鷹揚なボッカッチョ、二人が先生ならどちらも慕われそう。ご馳走さまでした。

  • ゆいぞう さん

    デカメロン(十日物語)笑ってるばかりでなく泣いたり感心したり学んだりした。第八日は悪さやいたずらの話。第九日は各自、自分の好みの話題について。第十日は愛やその他についてなにか立派な事をしでかしてみせた人についての話。デカメロンはダンテの「神曲」を下敷きにしてあったり引用もしてある。ダンテの「神曲」に対してデカメロンは「人曲」とも呼ばれるそう。第二日第七話、第三日第一話、第三日第十話がめっちゃ好き。デカメロン読んで良かった!オススメ度はかなり高い。

  • ブラックジャケット さん

    やはり古典は読むべきだ。同時代の発信は何ものにも代えがたい。地中海世界、宗教の軛を放たれたルネッサンス、カトリックの僧侶を笑い飛ばしたデカメロンの世界、その主体の商人の勃興はダイナミックそのもの。イスラム商人との交流は、現代の反面教師となる。サラディンの挿話は、その最たるもの。互いの力量を認め合ったイタリア人騎士とサラディンの交流こそ、角突き合わせて対立する現代人に贈る最良の知恵だろう。逆説的に言えばルネサンスを超える時代はないということか。にくいほど真理をつく挿話、そして華のある 艶笑話ごちそうさま。

  • なるー さん

    著者あとがきでの弁明など、現代でも通じるような文章構成。個々の短編物語では、受動的に救われる人物は、男であれば高貴or金持。女であれば美人となっているなど、当時の中世社会にありながらも、人間の欲が克明に表現されたウィットに富んだ悲劇/喜劇が繰り広げられる。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

ボッカッチョ

1313年、イタリア、トスカーナ生まれ。ダンテ、ペトラルカと並び、ルネサンス期を代表する文学者。1327年頃から父親が経営を任されていたバルディ銀行ナーポリ支店で見習いを始めるが、実業より文学に情熱を燃やす。ナーポリ宮廷に出入りする機会も多く、宮廷に集う知識人や学者と親しくなって古代の古典文学を学ぶ

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品