ベーラ・バラージュ

人物・団体ページへ

ほんとうの空色 岩波少年文庫

ベーラ・バラージュ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784001140880
ISBN 10 : 4001140888
フォーマット
出版社
発行年月
2001年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
18cm,155p

内容詳細

野原の花のしるでつくった青い絵具で空を描いた少年は、つぎつぎと不思議な出来事にめぐりあう。ハンガリーの名作。小学校中級以上向。

【著者紹介】
バラージュ・ベーラ : 1884‐1949。ハンガリーの詩人・作家。母は、ドイツ人。首都ブダペストの大学を卒業。作曲家コダーイ、バルトークや、哲学者ルカーチと親交を深める。ハンガリー革命に参加するが、革命政府は瓦解し、1919年ウィーンへ亡命。ベルリン、モスクワなどでの長い亡命生活の後、1945年に帰国した

徳永康元 : 1912年、東京生まれ。東京帝大卒業。関西外国語大学教授、東京外国語大学名誉教授。専門は、ハンガリー語、ハンガリー文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 新地学@児童書病発動中 さん

    ハンガリーの児童文学。野原の花の汁で作った青い絵の具が引き起こす騒動と冒険を描いていて、心が躍るお話だった。貧しく慎ましい生活という強固な現実の中に魔法の絵の具というファンタジックな要素を導入したところが素晴らしい。地に足をつけたファンタジーという感じ。主人公の男の子フェルコーが、魔法の絵の具を使って描いた絵が暗闇の中で光るシーンは美しい。三分の二を過ぎたあたりからの展開はダイナミックで一番の読みどころ。フェルコーが「ほんとうの空色」に気づくラストは甘酸っぱい魅力があって、読み手の心に強い印象を残す。

  • はる さん

    楽しかったです。わくわくしました。が、表紙の絵とタイトルからもっと抒情的な世界を期待していたのだけれど。序盤は安房直子さんのような世界観でとても良いのに、終盤はドタバタになってしまったなぁ…もちろん、これはこれでとても面白いのだけれど、「空色のゆりいす」的なものを期待していたので。。。用務員さんは何者?

  • はつばあば さん

    あぁ・・老いた。この本は戦争を知っている。人の無慈悲さと信仰も知っている。だから若い人のように賛美する言葉が出ない。空の青さ、暗がり、雨模様・・全て人が他人に対する感情を空色を通してみている。岩波文庫だから孫に・・と思ったけど読ませていいものか悩む。昔からイジメもあったし教師の質の悪さも目立つ。読み人によって受け取り方が極端に変わるかな(^^;

  • NAO さん

    用務員から教えられた青い花の汁を絵の具として描くと、その部分が「ほんとうの空」になる。その秘密を知っている3人が、それぞれにふしぎな体験をする。いたずら、予想外の出来事、奇跡のような体験。とても変わったことなのに、人生が変わるほどの変化ではないのが、おとぎ話めいていなくていい。「ほんとうの空」への未練からいつまでも半ズボンを脱げなかった主人公は、半ズボンを脱ぐことで大人になる。

  • たつや さん

    母子家庭で貧しいフェルコー君の不思議なお話。塗った空に本当に日が登り月や星が出るドラえもんの道具でありそうだ。小さな聖者さまから、ラストまでが大好きです。何とも夢があり、心暖まるお話でした。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品